7日に再稼働した中国電力島根原子力発電所2号機(松江市)。
約13年に及んだ運転停止期間、運転員は定年などで入れ替わり約6割が運転未経験者とのこと。
シミュレーターの活用やOBによる指導などで技術の維持に取り組んできたそうですが、中国電力の担当者は「運転員は運転に必要な知識や技能を十分に身に付けている」と成果を強調する一方で、機器が放つ熱や振動、音などから異変や異常を察知する力については「運転経験者でないとわからない体感的なものもある」とのこと。
福島第一原子力発電所事故以来、原子力発電分野を志す大学/大学院生が激減しているとの記事もあり、政府や経済産業省などの行政機関は、将来に向けたメーカーや人材育成とセットでの原発問題の方針を定めていないのではないかと心配になりました。
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