日本人は、ほぼ毎日米を食べている人が多いはず。
いまさら言うまでもなく、コメは神代の昔から全国で栽培されてきた?
日本人の主食コメ。米によって、日本人が形作られてきた。
百姓から言えば、単に生活の糧というだけでなく、
大切なコメを作り続けてきたと言う、プライドがある。
「俺が作ったコメ、食べてけない」、
と胸を張って言いたいはず!!!
ところが、福島の百姓は、胸を張れないのである?
あの、6年前の震災、特に福島原発事故後は、
「福島産」と言うと、売れないと言う。
東京で、即売会を実施したところ、
「何で、福島のコメを売るのだ」、という心無い客が居たというのだ。
そんな状況で、福島産のコメは「国内産」としか表示出来ず、
しかも、ブレンド米等として販売されているという。
ほとんどが、業務用とのことだそうだ。
このような現実を知るにつけ、心が痛む。
お気の毒である。
福島の百姓が悪いのではない、
ましてや、福島のコメが悪いわけではない・・・・
各県競争し、毎年新品種を世に送り出されている、
そんなこともあって、福島産のコメは、
益々厳しさが増すのではないか?
福島のコメを応援したい。頑張ってもらいたいものだ。
宮城県でも「だて正夢」というネーミングのコメが、
この秋から売り出される。
いずれ、品種もたくさんある、どれを食べたらよいのか、正直迷う?
私などは、兼業農家。
足りないときは、親戚から買い求める。
一方で、この機会に全国のコメを食べて見たい、そんな願望もある?
流通機構、いわゆる宅急便の普及によって、それも可能にもなった。
「雨に煙る里山」
雨は、あまり好きではない。しかし、久しぶりの降雨にホッとした。
人間はもとより、植物にとっても恵みの雨となった。
一日中降ったが、川の流れは静かなもの?
ほとんど、地面深くしみ込んだのであろう。
田植えを前に、大分心配された方もおられた。
これで、少しは安心されたであろう。
この地は、田植えも今が盛り。
今年も、豊作であってほしいものだ。
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