今日も1日雨降り。そんなこともあって、親戚に新米を送る準備をすることとなった。
今年の米も60キロ1万1千円前後の仮渡価格、安くなったものだ。
農家の苦労がわかれば、こんな価格でないはずである。
最高 高かったときは、この価格の倍ぐらいであった。
さて、雨が気になる。この頃の雨は半端でない。
幸いこの地は、これまでの台風を見ても被害もないし恵まれた。
が、この長雨は農家泣かせの雨になっている。
刈り取り作業もままならない、農家は気をもんでおられるものと思う。
長雨が長引けば、当然新米の品質が低下する。
それでも、低温で助かっているが、気温が上昇すれば圃場で発芽することになりかねない。
当然、売りものにはならなくなってしまう。
そうならないでもらいたい。
農家か1年間、丹精込めてきたことが無駄になってしまう。
雨が降ると、ロクな事しか考えないもだ。
農村も変貌しつつあるが、まだまだ古い習慣もたくさん残っている。
もちろん、全てが悪いことばかりではない。
が、実情に合わないものまで生き続けているのも事実。
このことを改善するのも、簡単なようで難しいものである?
例えば、不幸が生じた場合にお世話いただく組織「契約講」があるが、
このような組織も、社会の実情に合わせていく必要があると思うのだが…・
当然、集落や地域によっては、すでに組織を解散したところもあるようだ。
契約講は互助組織。互助組織は、平等に役割を分担するということが前提でもある。
分担もできないような高齢化した家族状況に変わっている。
檀家制度等も、江戸時代から続き必要悪になってしまった。
お寺も、私たち檀家も何の不思議も感じないで今日まで来てしまった。
お寺は都合のいいように檀家を利用し、お布施と称して誰彼なく高額なお布施を要求?
そろそろ、檀家とは何ぞや等々我々も自覚した行動をとるべき時になったようだ。
困った空模様です。