里山の移ろい

写真付きで日記や趣味を書く

夕焼けと銭勘定?

2016-09-29 20:01:15 | 日記

 

しばらくぶりの夕焼に、思わずカメラ持ち出した。

最近、雨続きで「どうにかならないの」との願望からか、カメラを空に向けることが多くなっていた。

ともかく、夕焼けは「明日は晴れ」のサイン。

天気予報も快晴のようだ。但し、2日間限定の晴れ間らしい?

スーパーの売り出しでもあるまいが、やむを得ない。

いずれにしても、野菜が2~3割高騰しているものもあるという。

高くなり生産者が喜んでいる、かというと決してそうでもない。

単価が上昇しても、量が激減。したがって、販売総額はむしろ減少しているという。

豊作貧乏も困るが、どっちにしても生産農家の懐勘定は難しい。

  こんな夕焼け、毎日見たい

 


自然がいっぱい

2016-09-27 15:23:26 | 日記

朝、玄関を開けると、金木犀の香りが飛び込んできた。

我が家は、この香りで何もかも包まれる。

思わず、幸せな気分になる。改めて、秋を実感する瞬間である。

この香を腹いっぱい吸い込む、身体中にしみわたる。

充実感がみなぎってきた、今日の大きな力になった。

我が家の金木犀、幹回り30cm、高さも・伸ばした枝も4m。

いつから庭に鎮座したか定かでないが、昭和の初頭かも。

明日も、胸いっぱい吸いたいものだ。

 

散歩に出たら、沢蟹が急いで県道を横断中。

蟹は、交通安全期間中を知ってか知らずか、急ぎ足だ。

まだまだ、自然がいっぱいだ。

孫の世代になっても、蟹は生き残れるだろうか。

蟹の様子に、手も足も出さずに見守る愛犬。

何か、通じるものがあるのだろう?

 

散歩の楽しみが、また一つ増えた。

栗の実が、日増しに多く落ちている。

小さいバケツは、すぐいっぱいの栗で埋まった。

 

 我が家に鎮座して90年の金木犀。今年も、いい香りをいただきました。

今日も、こんな天気でした?

天は、何にお怒りなのだろう?

1年1作のコメ作り、農家も作物も困り果てています。

 

 


楽しく楽しく

2016-09-26 16:42:24 | 日記

今日を挟んで3日間、意外と雑用が多く多忙を極めた。

孫たちが泊りに来るというし、諸々送り向かえもあった。

それでも、前々日の午前中は草刈り作業に励んだ。

伸び放題の雑草も、私の機械で刈ればスーイスーイである。

面白いように、しかもきれいに刈り取ることが出来る。

少しは疲労もあるが、楽しいものだ。

なんでもそうだが、面白くするといい仕事ができる。

楽しいと、いい仕事につながる?

人生、楽しくなければ意味がない。

この年になれば、楽しく楽しく考えることだ。

中一の男孫が「じいちゃん・ばあちゃんて幸せだね」て。

どうして、と尋ねると「こんな静ら田舎に住んでいるもの」だって。

さほど、孫たちの住むところと変わっていなのだがね…・

 

今日は、女房が大切な○○カード等紛失したと大慌て。

方々電話するなど、手続きが終わったころ、

再度、探すと「ありました」。

はい、改めて方々にまた電話。

こんなことで、大事な時間を過ごす日が多くなるの?

先が思いやられます。

川柳に「万歩計 半分以上は 探し物」

    探し物 笑い転げて また忘れ

猫が、我が家の庭で昼寝中。

念のため、野良猫である。

どんな夢を見ながら寝ているやら・・・

 

 

 


鼻の威力に白旗

2016-09-24 19:55:41 | 日記

猪の鼻はすごい。

ご覧(写真)の通り、耕うんしたように掘り起こす。

これでも、いいほうだ。

この状況を見ると、決して大きな猪の仕業ではない。

大猪となれば、大きな穴を簡単に掘り、

人間が抱えられないような石も、簡単に転がす。

こんな調子で、やりたい放題。里山を暴れまわる猪。

植林した杉や檜の木が倒され、水路は壊され、手の施しようがない。

 

福島原発爆発以来、イノシシが増えた?

以前は、食用にさばけたため捕獲にも熱が入っていた。

某町等は、猪肉カレー等の珍味で結構な人気があったそうだ。

食べられないから、捕獲しないという構図は当分続くの? 

それでも、捕獲だけでも…、しかし、猟銃の免許取得者も高齢化。

行政も、相変わらず無策。

雑草を刈り取り、獣除け電灯も設置した。しかし、自衛の策には限界がある。

それでも、東日本はまだまだ被害が少ない?

我慢するしかないのか?…・

山道も同様に壊されている。


なんとなく気分がいい

2016-09-23 16:59:55 | 日記

ハウス内での仕事を終えて里山に。

午前中は晴天ではないが、太陽がかすかに姿を見せた。

しかし曇り空。それでも、しばらくぶりで雨のない時間を過ごせた。

なんと、なーく気分がいい。

そんなことで、手当たり次第、目に入のものに向かってシャッターを押した。

もちろん「上手だねー」などと言うものは一枚もない。

これが自慢である?(負け惜しみ )

「変な自慢をするものだ」と言われるが、

頭っから腕に自信がないのであきらめている。

それでも、記録写真として残るだろう。

いつかこれを目にした孫たちが、爺はこんなことをして過ごしていたか?

少しは理解できるのではないか。

 

午後は、昨日に続き草刈りである。

やっと、最後の100mを刈り終えた。

今日も、無心に草刈り機械を振り回す。

ただ、ただ地面を見つめている。

ときどき、小石が飛んで顔や身体に当たる。

それでも、目は地面から離れない。

まるで、目と地面が結ばれているようだ。

身体が大地と一体になった。

 

                   赤い実はガマズミ、白い花がオミナイシ。

 


ヤマハギとススキ

2016-09-22 18:26:14 | 日記

里山も、秋を感じさせるものが目にとまるようになった。

紫の小さな花が、一本の茎にいくつもへばりつくように咲いているハギ。

株によっては、二十数本もの茎が弓なりになりながら花を咲かせる。

一方、真っすぐ天に向かって伸びるのがススキ。

少しの風にも、穂が揺れるしなやかさ。どこか哀愁を感じさせる。

 

 

ここ何日か、雨の日が続き散歩もままならぬ日々を過ごしたが、

今朝、愛犬との散歩でハギとススキの光景を目にした。

今にも泣きそうな空模様を眺めながら、山小屋まで足を延ばした。

改めてハギの花を写真に、と思っていたが雨が降り出し、

午後になっても、待てど暮らせど雨が止まず、アキラメて写したのが隣家のツツジ。

季節外れの、二度目の開花? 雨に打たれて咲く様子もまたいいものである。

 

 


七十肩?

2016-09-21 16:26:52 | 日記

四十肩とか五十肩型とか、聞いたことがあるが、

最近、女房も肩が痛いと肩を気にしている。

七十肩等ありはしないのに、と愚痴を言いながら張り薬を張ってやった。

今日は、いよいよ我慢できないか病院に直行。

確かに、重いものを持つのがつらそうだ。

買い物に行くにも運転手だけでなく、赤帽兼務をやらされる。

どこが痛くても困るものだが、早く治してほしい。

そうでないと、出かけるたびお供させられる。

私? 今のところ、至って順調 薬もいらない。

女房から「自慢するなー」といつも言われる。

「どこか悪くなっても知らないぞー」だって

 

 

曇り空、時々日も差し草刈りには適した気温、久しぶりに草刈り機を持った。

これまで、雨続きのためか雑草も硬くならずいい塩梅。

何時間でも刈り取り作業がやれそうだ、が2時間で終わりにした。

相変わらず猪の痕跡がところ処にある。とんでもない大きな穴を掘っている。

猪は、鼻を使うだけでこんな大穴掘れるものなのか?

とにかく、荒れれば荒れるほど猪が喜ぶ。

そんなことが分かっているので、刈って刈って刈りまくった。

いつもこれぐらいの作業をすると、全身汗まみれになる。

今日は、上半身の着替えするだけで良かった。

山小屋まで、あと100m残すのみとなった。

明日も、頑張るぞー。

 

 秋の代表的な花、コスモス。我が家の庭で。

 コスモスの原産地はメキシコとのこと。

 花言葉も色によって違うそうだ。

 

 

 

 


台風16号

2016-09-20 16:21:54 | 日記

テレビをつければ台風16号、当然だが どのチャンネルも同様だ。

この地は小雨程度、それにしても西日本は大変な状況になっている。

とにかく、最近は必ずと言ってよいほど大きな被害をもたらす。

これまでの実体験から、備えは十分にできていると思うが、それをはるかにしのぐ豪雨となる。

これも、日本だけでなく世界的な傾向のようだ。

天を恨むか?

それでも、天も困るだろう。

天も、人間の気まぐれなのに、あきれているのではないか。

晴天が続けば、雨がほしいと天を仰ぐ?

いずれ「備えあれば患いなし」のたとえもあるが、

備えあればなんとかなる、などというレベルで無いから困る。

長雨ぐらいで「困った、困ったと言うな」と西日本の方々から怒鳴られそうだ。

言っているうちはいいのかもしれない。

人間の欲望には、限りがない。

天気が悪ければ、晴れてほしいと言い、晴れが続くと雨がほしいという。

しかし、天気が悪いと気分も暗くなるのも確かである。

予報で天気が回復に向かうと聞くと、

聞いただけで なんとなく気分が晴れやかになる?

それにしても、マジに本当にいい加減にしてほしい。

身体にカビが生えそうだ。


雨の中の墓参り

2016-09-19 15:39:50 | 日記

今日は、彼岸入り。

小雨がチラつくこともあり、墓参りする人もチラホラ。

その分、駐車場はガラ空きで助かった。

空模様が気になり、先祖様には悪いが急ぎ足での墓参りとなった。

周辺の墓石は、年々立派になっている。

我が家で墓地改修したのは、15年も前になる。

外柵工事であったが、地物の石材を利用しての工事だけに、

半端な金額ではなかった。

見栄を張る訳でもないが、こうして無理して造っても、

子や孫たちの時代になれば、墓参りにも来なくなる。

まだこの辺ではあまり聞かないが、都会では現実のものになっているらしい。

親達も子供に迷惑をかけたくない、と墓仕舞いもするところもあるそうだ。

大分前になるが、墓石を経営する友人が、

墓石を個々でつくる時代も終わりつつあると話していた。

いずれ、墓石・葬儀にまつわる産業は、縮小時代が近いのだろうか?

 

 「早く刈り取って」、と田んぼから悲鳴が聞こえそうだ。

 いつもの年であれば、彼岸入りのころには稲刈りもだいぶ進んでいる。

 

 

 

 


雑感

2016-09-18 15:38:50 | 日記

今日も1日雨降り。そんなこともあって、親戚に新米を送る準備をすることとなった。

今年の米も60キロ1万1千円前後の仮渡価格、安くなったものだ。

農家の苦労がわかれば、こんな価格でないはずである。

最高 高かったときは、この価格の倍ぐらいであった。

さて、雨が気になる。この頃の雨は半端でない。

幸いこの地は、これまでの台風を見ても被害もないし恵まれた。

が、この長雨は農家泣かせの雨になっている。

刈り取り作業もままならない、農家は気をもんでおられるものと思う。

長雨が長引けば、当然新米の品質が低下する。

それでも、低温で助かっているが、気温が上昇すれば圃場で発芽することになりかねない。

当然、売りものにはならなくなってしまう。

そうならないでもらいたい。

農家か1年間、丹精込めてきたことが無駄になってしまう。

 

雨が降ると、ロクな事しか考えないもだ。

農村も変貌しつつあるが、まだまだ古い習慣もたくさん残っている。

もちろん、全てが悪いことばかりではない。

が、実情に合わないものまで生き続けているのも事実。

このことを改善するのも、簡単なようで難しいものである?

例えば、不幸が生じた場合にお世話いただく組織「契約講」があるが、

このような組織も、社会の実情に合わせていく必要があると思うのだが…・

当然、集落や地域によっては、すでに組織を解散したところもあるようだ。

 

契約講は互助組織。互助組織は、平等に役割を分担するということが前提でもある。

分担もできないような高齢化した家族状況に変わっている。

檀家制度等も、江戸時代から続き必要悪になってしまった。

お寺も、私たち檀家も何の不思議も感じないで今日まで来てしまった。

お寺は都合のいいように檀家を利用し、お布施と称して誰彼なく高額なお布施を要求?

そろそろ、檀家とは何ぞや等々我々も自覚した行動をとるべき時になったようだ。

 

 困った空模様です。