6日目はこの一冊、「冒険手帳」。
その昔、山野を駆けずり回っていた少年時代の僕の心を熱く熱く
してくれた本です。
もしも電気やガス、交通に至るまで文明の利器と言われるものが全て
ストップした想定で、生き残って行く為の知識や想像力を持とうって
コンセプト。
誰かに貸してそのまま帰ってこなくて、いい大人になった今でも心の片隅に
記憶していました。何の気なしにネットで検索して、ヤフオクで見つけて
思わず落札。
その中身たるや、サバイバルを極めたいひとのバイブルになりそうな内容。
野生動物を捕る為の罠の作り方や、食べられる昆虫(苦手な方ごめんなさい)
と、ご丁寧にもその調理法、今この時代に売られていたら大問題になって
いるだろうなあ…。
少年時代、この本と海と山さえあれば何が起きても絶対生き抜いていけると
本気で思っていたなあ。
"彼女とキスできる口移し人工呼吸の仕方"…、
いやいや、人工呼吸せなあかんような状況
まず救助隊やろが~~~! "テンを5匹捕まえたら一年間寝て暮らせる"
"夏より冬の方が上等な毛皮が取れる" "有毒な水も美味しく飲める"……。
見出しだけ読んでいてもかなり面白いです。
とにかくね、今読むと突っ込みどころが満載。
古書なので今は売っていない(改訂版であるんだけどヤバい部分がみんな
カットされてる)のでヤフオクなんかでたまに出ています、興味ある方は
読んでみてくださいね。
あ~~~、飲みながらこのネタで盛り上がってみてえ~~。