日々のつれづれ日記

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放射能副読本の内容

2011-10-16 | Weblog
文部科学省は14日、放射線に関する小中高校生向けの副読本を発表した。

放射能副読本の内容(抜粋)

小学生
放射能は、どのように使われているの?
     ↓
X線検査や、殺菌、宇宙の観測にも利用されている

放射線を受けると、どうなるの?
     ↓
多量の放射線を受けると、がんなどの病気になる

中学生
不思議な放射線の世界
     ↓
放射線は目で見ることはできないが、CTスキャンでは
体の立体的で鮮明な画像を得られる

暮らしや産業での放射線利用
     ↓
物を通り抜ける性質を生かして、プラスチックやゴム
の耐熱性などを向上させる

高校生
放射線の基礎知識
     ↓
放射線は、特定の原子核の別の原子核に変化する際に
放出される。放射線物出の半減期は、数秒から100億年
を超えるものまで

放射線による影響
     ↓
人類は、宇宙から降り注ぐ宇宙線や、大地、
飲食物などからの放射線を受けてきた

「人体への影響」苦心
新副読本の作成委員会委員長を務めた中村尚司・東大名誉教授(放射線物理学)の話
「人体への影響を分かりやすく伝えることに苦心した。
どこまで内容を盛り込むべきかも検討を重ねた。
特に小学生向けは親も一緒に読んでもらえる内容にすべきだと考え、
やや難しい内容も盛り込んだ。
あえて原発事故にふれなかったのは、一般的な内容にして
長期的に使用できるように考えたからだ」

新聞記事より