若土石灰の説明書きより
①この肥料は石灰と若土の含有が特に多く、その他、珪酸、鉄、マンガンなど
の微量要素も含んでいます。
②この肥料は酸性土壌の矯正にはとくに優れています。
③この肥料葉緑素の根源として欠くことが出来ず、植物に必要な燐酸(リンサン)
の吸収、根の生成を助け、根張り、樹勢促進、病気抵抗力等、抜群の効果がみられます。
アルカリ55%、可溶性若土15%(炭酸カルシュム肥料)の成分。
3,3平方メートルあたり、100g~300gを与えてください。
この袋は800g
かすみ草には石灰が必要と聞いて石灰を購入してみました。
園芸の知識
1、有機質肥料・・油粕(菜種粕・大豆粕)魚粉・骨粉・鶏糞・米ヌカ・牛糞・
カニ殻・草木灰。
最近有機栽培の野菜が売れているのは化学肥料をしようせず
天然の肥料を使用している為、身体に良いとされているから
2、無機質肥料・・化学肥料・硫安・塩安・硝安・尿素・石灰チッ素・
熔成リン肥・過リン酸石灰・硫酸カリ・塩化カリ・IB化成。
速効性で使いやすいが成分量が多いのでやりすぎに注意して
ください。
3、堆肥・・・・・堆肥は微生物を増やし良い土を作ります。
有機物の循環が良くなります。
バーク堆肥・腐葉土・モミガラ堆肥・ワラ堆肥・ピートモス・
クンタ等は、土をふかふかにする堆肥で空気や水通りが
よくなり水分保持力が高まり、乾燥しにくくなります。
又、栄養堆肥としては牛糞堆肥・鶏糞堆肥
、豚糞堆肥等で施すと微生物が活動し分解が早くできます。
4、土壌改良・・・土つくりの目標は排水性、通気性、水もち、肥もちをよくする
ことにあります。
1さじの1杯の土の中には約1000万の微生物がいると
いわれていますが、その種類も多種多彩です。
硝化菌、光合成細菌、菌根菌、根粉菌、有用菌など。
堆肥と言うのは多種類の微生物の分業でできています。
もとっも食べやすい糖分やアミノ酸を分解するカビ類
(糸状菌)は、繁殖が早く土を良くするために
分解しています。従って変色したり、カビなどが発生している
場合がございますが、品質には影響なく植物には
害がありません。
5、元肥・・・・・作物を作る場合、少なくとも2~3週間には土の中に混和し、
深耕しておきます。
(肥料成分の吸収効率を良くする為)
有機肥料は、やや多く施すとよいでしょうし、化成肥料など
化学肥料は、速効性ですのでやりすぎに注意して下さい。
6、追肥・・・・・花とか野菜とか、花壇、鉢花、、観葉植物、ラン類など
成長過程において土壌との混和が、できにくいため、1回に施
せる量は、元肥の半分くらいです。出来たら少量で回数を多く
した方が、無駄なく安心できます。
7、チッソ・・・・タンパク質の材料となり茎葉や根の成長に必要です。
リンサン・・・成長点の細胞分裂、根の身長や花や実の生育を促進させます。
カリ・・・・・生理作用の活動をスムーズにし、根や茎を強固にします。
三要素を多く必要とす部位 チッソ(N)葉・茎
リンサン(P)花・実 カリ(N)根
8、 A・同じ肥料でも粒が小さくなるほど早く効きます。
B・根が弱っているとき追肥は禁物
C・果物や野菜のおいしさの秘訣はリンサン。
おいしさアップに効果的
記事より