山を上るサクラ
街中のサクラが散った後も、まだ山のサクラが楽しめますよ。
標高が高くなるほど気温が低く、サクラの開花は遅れます。
サクラ前線が山を上る速さは、2~3日で100メートルぐらいです。
ふもとのサクラが開花して、1週間後には標高300メートル、
2週間後には標高500メートルあたりでサクラが咲き始めます。
サクラ前線が標高1000メートルまでたどり着くのは一ヶ月後、
ふもとの町がすっかり新緑に包まれたころです。
例えば、栃木県の場合、
宇都宮など平野部では4月上旬が花見時、
山を上って奥日光に向かえば、4月中旬から5月中旬まで
サクラを追ってお花見を楽しむことができます。
神奈川県の箱根なら、
湯元の辺りで4月上旬、芦ノ湖まで行けば4月下旬が
お花見のシーズンです。
山の桜は種類もいろいろ。
ヤマザクラ、シダレザクラなどなど
山の斜面を彩る花はまた違った美しさがあります。
ふもとのサクラを満喫した後は、
花を追いかけて山へ出かけるのもいいですね。
記事より
今日は寒いで~す。
明日は晴れ模様。