日々日々日記

過去の事 現在の事織り交ぜて
淡々と綴ります。

トホホな夜を…

2010-03-26 21:27:16 | 日記
藤沢市の救急病院を後にして駅まで歩き出したのが夜中の11時も過ぎた頃。
病院へはタクシーで何分間かかかった記憶に、歩くのは無理と思いタクシーを拾って駅方向へ。
運転手に泊まる所があればそこで下ろしてほしいと頼んだ。
駅に近いホテルらしい建物の前で下りフロントに聞くと満室とか。
どこか近くでありませんか?
教えてもらった方角には何軒かあったがすべて満室。
その中にカプセルホテルもあり男性客はOKだけど女性客は×
5月の気候のいい時期といえ夜中は薄ら寒くて、体をさすりながら思案に暮れた。
駅の派出所に詰めてるお巡りさんに、
こういう事情で突然来る事になって泊まる所がなくて困っている、どこかないでしょうか?
「今の時期GWですよ、空いてるホテルなんてないでしょう!?
これから警らにでるので悪いけど」と言いながら自転車でどっかへ行ってしまった。
どうする?じっと立ってるのも寒いからちょっと歩いてみようか?
駅の大きな通りから一歩離れると閑静な住宅が並んでいた。高級住宅街のようだった。
そこを2週して‥意味も無く‥
また駅に戻りベンチに座る。お尻から冷えてきて、ますます寒くなってくるので立ち上がり
周辺を眺めていると飲食店が見えたので夫をせかしてお店に‥
店員さんが申し訳無さそうに「もうじき店じまいするので飲み物だけにしてもらえませんか?」
しばらくは座っておられるかと思ってたのにガッカリしながら、じゃ、ウーロン茶を下さい。
何かを感じたのか「お茶熱いのを出しましょうか?」って言ってくれた。
暖ったかいのはありがたいねと話していたら「もうちょっとゆっくりされていいですよ」
ご親切にありがとうとお店を出てまた駅に。
夫は、もう歩くの疲れた、ここで仮眠とろう。エェ~!冗談やろ!私はいややで!
時計は2時を回っていた。あと3.4時間もすれば電車も動き出す。そしたらまた考えよ。
それでも浮浪者まがいに陥るのが許せない私が、
だから病院に戻って待合室でいいからおらしてくれと頼むべきやったやないの!(#`Д´)ノ
ガミガミ言っても今更って感じに、怒りながらも諦めの心境になって…




続く…長い長い夜はいつ明ける?
コメント (4)
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