台風の被害が余りにも多くて、他に書くことが思いつかない。
私が小学生の時
大阪に台風が直撃して屋根を半分持っていかれたことを思い出す。
貧乏家庭のバラック建ての小さな家だから一間しか無い部屋は服も教科書もびしょぬれ。
隣のいとこの家はまだ少しマシだったのでそこに避難していた。
暴風雨が止んで外に出たいとこが、早くでておいでと呼ぶので外に行くと真っ青な空が・・・
嵐はもう去ったのか?子供たちが空を見上げて喜んでいた。
それが台風の目だったってことはもう少し大きくなってから知った。
たいした家財道具も無かった私の家が片付けで どれだけ大変だったかは知らないが
教科書と文房具は新しいのがすぐ貰えた。それと洋服、古着だけどね。
母は子供には古着着せなかったけど、私は母が作ってくれる地味な服より
古着であろうとなかろうと可愛い服を着たかったな~と思いつつ言いだせなかった。
そんな事もあって、今ではフリマでも古着屋さんでも見て歩くのが大好き。
仲良しいとこは反対に どんだけ貧乏しても古着を着る人生送りたくないと言いきる。
貧乏姉妹の貧乏娘たちの私といとこ。全く生き方も考え方も違うのはおもしろい。