ブロ友のあざみさんのブログ記事から突然思い出した事がある。
私には本気で「謝りたい人」がいた。
申し訳ないことに名前は思い出せない。
大手の電機会社の下請け会社の 同期で入社した男性で
笑顔が優しい人だったと記憶している。
私は2階のラジオ部に回され
彼は1階のテレビ部に居たように思う。
1年ほど経って その彼が病気で入院していると知った。
同期入社した女3人が お見舞いに行こうと誘いあって
駅3つほど行った大きな病院に・・・
お見舞いは何する?
男性だし、病気だから食べ物はいけないよね~
お花にしよう!
散々迷った挙句に
シクラメンにした。
私達のお見舞いに彼はたいそう喜んでくれて
でも起き上がる気力はなさそうだった。
しばし会社の話しなんかして
看護婦さん(当時は)が回診に来た時
じゃ私達はこれで!また来るね!
お花は時々水をやってね!
わざわざ言い添えて病院を後にした。
その時は どんな病で入院しているのかも知らなかった!
お見舞いに行ってしばらくしてから
鉢植えの花は「寝付く」といって
持って行くものじゃないと聞かされて
彼の病名も聞かされて
女3人絶句したのを思い出す。
ADSL=筋委縮症
だんだんと体が動かなくなる病気。
悲しくて悲しくて・・・
もう彼に合わす顔が無いと
それきり会う事も無かった!
水をやってねと聞いた彼の表情が
どんなだったかも思い出せないけど
時々でも水を与えに行ってあげてたら・・・
まだ皆が10代の悲しい悲しい出来事。