ホテルの不気味な話

1日目の部屋はちょっと変形だけど広くて

和室の寝室と、居間を兼ねたベッドルームだった。

どちらで休んでも良いそうだ。

 

窓から外を撮ったところ。

富士山は部屋からじゃなくてちょっと館内を歩いた所から見える。

静かできれいな部屋だった。

そのあと廊下を挟んだ部屋に若者のグループが入るのを見たが

若者は声が大きいし、廊下もバタバタ歩くので一瞬嫌だなと思った。

でも案じることはなく、朝5時に起きる為早めに就寝した。

毎晩11時に寝る癖がついているのでなかなか眠れないな～と何回時計を見たやら・・・

ウトウトしかけた時、隣の部屋から大きな男の声がして、水を流すような音も

わぁ、洗面所がこちらの壁に付いてるのか～最悪だなぁ(－－〆)

時計を見れば０時半！

それから２.３回何を言ってるのか分からない声と水の音

こんな真夜中に何よ、見た目と違った安ホテルなのか？

フロントに電話して注意してもらうべきかどうか聞こうにも夫は高鼾

そう思っていたらスッと寝たらしい。

目が覚めたのは５時過ぎだった。

夫に、あんなに煩かったのによく寝られたね！

エっ！煩かった？珍しくよく寝れたよ。

私の方がびっくりして、夜中隣の部屋で男たちが大声だしてたんよ・・・

分からんかったなぁと夫

朝湯を浴びるためお風呂に行くのに、隣の人はどんな人達なんだろうかと

思いながら廊下を見まわしたら

隣の部屋が無かった！

泊った部屋は廊下に囲まれた細長い部屋だった。

一瞬、隣がない？じゃあの声と水の音は？

夫に、煩かったのは隣と思ったのに隣が無かった、何でやろう。

気のせいじゃないの？

 

この日はそれで済んだ。

おかしいなと思ったのは２泊目のホテルで同じツァーのご夫婦の体験談を聞いてから。

つづく