行ったり来たり

海の見える神戸と、山と田んぼの岡山を行ったり来たり

おばぁちゃんの刺し子

2019-02-15 | 日記
相方さんのことは、おじいちゃん
わたしのことは、おばぁちゃん
母のことは、大っきいおばぁちゃん
と、孫達は呼んでいます

先日
お正月に寄れなかったと言って
神戸に用があった時
母の処にも立ち寄ってくれた
末っ子一家


まず
大きいおばぁちゃんにあげて
と、息子が言うと
いやいや
おじいちゃんから、ね、と母
いーや、大きいおばあちゃんからだよ、と息子
おちびちゃんの頭の中は
コンガラガッテいたでしょうね・・・きっと

結局、年功序列で・・・

母のベットの上で飛んだり跳ねたり・・
背骨が何か所か折れて、グチャグチャ状態?の母も
おちびちゃん達が来てくれたので
嬉しくて仕方のない様子です


そんな母が
これ持って帰り、と敷いてあった
刺し子の敷物をくれました
母の母、おばあちゃんが刺したものだそうです
背中に荷物を背負う時に、間に入れて緩和を目的としたそうな


絣模様の紺色の生地に
白い2重の糸で、チクチクと縫ってあります

今回の移動の際には
車の座席と背中の間に
それをクルクル巻いて当てました
おばぁちゃんと一緒(ばぁちゃんが、ばぁちゃんのおばぁちゃんの作ったのを)
なんだか
それだけで・・・嬉しいような、温かいような気持ちです


結構分厚いそれは
玄関に置いてある
相方さんの作った、小さなテーブルの幅に
まるで、測ったかのように長さまでピッタリ!
同じく紺色のソファの前に
色も合わせたかのようです♪


田舎から運んでくれた
おばぁちゃんの嫁入りダンスと一緒に
またおばぁちゃんのモノが一つ増えました

腰が90度以上に折れ曲がって
それでも畑に出て
動いていた、おばあちゃん
母もきっとそうなるだろうと・・・思ってたんだけどな・・・

ここのところ寒かったので
わたしにしては珍しく
押入れから出した繕いものばかりです
ちくちくチクチク針を動かして
穴が開いて突っ込んであった
靴下の修繕です
母が見たら
ビックリ仰天、腰を抜かしそうな直し方です
わたしの針仕事は・・・それはヒドイ仕方です↘
母は
それは綺麗に惚れ惚れするような修理ができるのです
ちくちく縫うにしても
わたしとは・・・ドエライ違いです
どこを直したんだろう・・・と、わからないような

そんな母ですが
先日会った時に
もう針を持つのもしんどいのか
直すこともなく、何枚もなんまいも重ねた靴下が
置いてあるのを見た時には、思わずハッとしたものです



穴が開いたままだと履けはしませんが
直すと履けるので
温かい靴下は重宝します
相方さんならとっくの昔に、ゴミ箱へポイものです


今日は風もなく暖かだったので
ホウレン草に草木灰をあげて
お豆さんの寒冷紗をとって、草引き


でも、でもです・・・
家の中から
相方さんがしていることを見ていると
畑仕事って・・・ひとりでは・・・できないかも・・
なぁ~んてことが・・・頭をよぎるのです・・
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