行ったり来たり

海の見える神戸と、山と田んぼの岡山を行ったり来たり

山椒の佃煮

2019-05-12 | 日記
母の生まれは山奥にあります

わたしはそこが好きで
子供の頃、父の運転で
夏休みに連れて行って貰ったものです

子供の頃は
あんまり食べた記憶がないのですが
大人になってから
従兄のお嫁さんが作る
山椒の佃煮が美味しくて
季節になると楽しみにしていました


最近
相方さんも遠出を渋る節があり
山奥の田舎にも出向くことが無くなりました


今年
なぜか枯れてしまった山椒の木
去年まではたぁくさんの実を付けて
全部はさすがに採りきれず
少しだけ従兄の真似をして
粉にしてみました


肥料をあげると枯れるやら
突然訳もなく枯れるやら
いろいろ書いてありました

幸いにも
横っちょから1本だけ若い枝が
生き残っていました


別の山椒の木に
花が咲いていました
少し採ってきて、花と新芽の佃煮に挑戦

結果は・・・コッテコテになって・・・失敗

諦めの悪いわたしは
再挑戦
焦らず丁寧にを心がけて
1回目は湯がかず・・・・少しピリッとします
2回目はちゃんと湯がきました
どれも量は少しづつなので
さほど・・・・難しくはありません

ゆっくり、ゆっくり
戴いた佃煮に少しでも近づくように
試し試しの手作りです

今の
行ったり来たりの生活で
いかなごのくぎ煮が
できなくなってから数年経ちます

季節が来て
いかなごを作っていたように
山では山椒の佃煮を作っているのでしょう


こんど
神戸に動いた時にでも
母に味見をして貰いましょう・・・
味がない、薄いっていうかしら
それとも・・・ダダ辛いっていうかしら

母の生まれ故郷の味


父の故郷の味・・・
柴漬けと
おばぁちゃんが弟が好きなので
必ず作っていたおはぎ(ぼた餅)

どちらも
わたしも真似して作ってはみますが
愛情が足りないのか
おばぁちゃんの味にはまだまだのように思います

とっくの昔に
おばぁちゃんにはなっているのですが・・・
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