わんばぁだんのイケイケChina_goo版

ヘンな中国、おもろい中国、アホなこと・・・ 思いついたままに写真で発信します。(只今休眠中)

家業の集まり By江蘇省

2018年07月21日 17時25分13秒 | この国の習性
皆さん、この暑い中いかがお過ごしでしょうか。
わんばぁだんです。

私は昨年までは扇風機もかけず寝れたのですが、さすがに今年の熱帯夜では寝苦しく目が覚めてしまいます。
もちろん昼間はエアコン無しでは無理ですが。


我がブログに今週も大勢の来客があり、頑張って古ネタを掘り起こします。

とうとうブログ用ではなく仕事の記録用に撮っておいた画像にも手を付けるようになってしまいました。(-_-;)


ココは江蘇省のとある機械加工の家業の集まった集合団地。

我が工場のある常熟にはこのような加工屋の団地は無いのです。

いつもは上海の浦東地区にある日系のメーカーに一式で発注するのですが、浦東地区にある一角の工場地帯が、政府の指導により日系を問わず一斉に追い出されてしまう事になったそうです。

なにか新しい観光施設の開発でもあるのでしょうかね。


そんな事で引っ越し騒ぎになると新規発注もメンテナンスも滞ってしまうので、現地ローカルメーカーの開拓にも力を入れざるを得ません。

現地ローカルメーカーはすべての作業部門を自社で抱えるとコストがかかってしまうので、細かい作業はこのような外注を使うのです。

ぎっしり加工屋のテナントが入っております。


激光焊(激光焊接)
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レーザー溶接屋さんです。


お姉さんが顕微鏡で覗きながら微小の溶接をしています。
新品の組み立て溶接が主ですが、補修もやります。

しかし、この溶接技術の腕次第で仕上がってからの腐食による寿命が大きく変わります。
溶接用語で、いわゆる継ぎ目の 「 ヒケ 」 と言うものです。


溶接が終わった部材が今度はこっちのお店に送り込まれます。


鏡面抛光
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鏡面磨き屋さんです。

ここで仕上げ → ローカルメーカーに戻し、組み立て → 我が常熟工場に納入 → 稼働3日で溶接不良による不具合発生。 → 私がローカルメーカーにクレーム連絡。

溶接屋がへたくそなのですが、磨きをしないとその出来具合がわかりません。
もう、こんな分業していると責任の所在があいまいになって良い仕上がりになりません。

しかし、仕方ありません。
私はクレーマー係りなので業者に恨まれております。(苦笑)


日本も外注加工はありますが、しっかり検査してから次の工程に進めます。
ココが
この国と大きく違うところです。(笑)


しかし、このみがき外注。。。

かなり作業環境がショボくねぇ?

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