今回は、チョッと長編です。
写真の枚数を省けないのです。(笑)
前回の 「ニセ万里の長城ネタ」 でバス停を見かけたため、今度はバスで登り、前回とは反対側のコースで万里の長城を下りる計画を立てたのです。
珍しく計画を立てる辺り、逆に何か波乱がありそう。(笑)
バス停は虜山公園の左脇をちょこっと入った所にあり、すぐに見つかりました。
【言子墓停車場】です。
市内循環バスとは接続せず、観光専用コースのマイクロバスでした。
山道で燃費が悪いのと観光用 の、ぼったくり が重なり、区間制限無く、一律3現? 5元?と高額なのであります。
どっちか分らないので、後でぶつぶつ言われない様に5元投入しました。(泣)
バスに乗り込むと、アベック(死語?(爆))が私をジロジロ見ているのです。
そして中国語で、
アベックの男 : あんた、○○公司の駐在者だろ。一人なのか?
と話しかけてくるのです。
私 : 一人だけど、なんでオレの事を知っているの?
アベックの男 : ぼくたちはあんたと同じ敷地内に有る大家の公司の社員さ。
ずっといる駐在じゃなく、3ヶ月置きにチョコチョコ出没する出張ベースのオレ。
他社の社員との交流は全く無いのに、どんだけ目立っているの?
仕事は地味で全然存在感無いのに。(爆)
そして、バスはまもなく発車 (爆走開始) して。
降車お知らせ用の押しボタンスイッチはあるのですが、次のバス停案内表示が無いので どこのタイミングで降りたらよいのか分からないのです。
まぁ、人気スポットだからどうせ誰かがそこで降りるだろうと思っていたら
万里の長城バス停を止まらずに
バスは暴走。
もう、呆然。
そこでふと、常熟駐在の先輩のシュウレン様から以前コメントいただいた内容が頭をよぎりました。
「往復5時間も掛けて歩いて昇り、頂上にゴンドラ乗り場があった。」コメを。
これはもう、予定を変更して行くところまで行くしかありません。(笑)
急遽変更になった目的地はこれです。
すぐに分かりました。 山の頂上終点手前ですから。
しかし、いかにも国営の、質素でシケた チケットセンターです。
※バスは、山の向こう側の下りた終点まで行くコースがあり、ソッチのバスに乗らず命拾いしました。(冷汗)
ここで分かりました。頂上までは3元だった事が。(哀)
そして今回は引き返すわけには行かないので、躊躇せず高い運賃を払いました。
往復60元(約 1,200円)なのです。
今までの取材で一番高額出費かもしれません。
そして乗車。
一気に眺めの良い光景が。
でも
せっかくの景色もモヤモヤ。。。
そしてアッと言う間に
森の中に突入。
左を見ても
右を見ても
森・森・森 です。(爆)
そしてこのゴンドラ
周りの景観を損ねない同化した色合いを使い、珍しくこの国独特の、毒毒しさがありません。(笑)
しかし、このゴンドラ。
左を見ても
右を見ても
前を見ても
後ろを見ても
救出用の設備がありません。
連絡用のトランシーバもありません。
窓も開きません。
中からは脱出不可能なのです。
窒息しないように空気穴の網が有るだけです。
わたしは、
カゴの中の小鳥さん と同じなのです。(爆)
項目4:途中で停車した時は、落ち着いて指示があるまで待ってね。
【友情提示】なんだから。
連絡手段も無い、緊急救出用装置も無い中で、冷静に待っていられる人民がどこに居る!!
冷静沈着なワタシ? だって無理かも。(爆)
ふと冷静さを取り戻し、上を見ると
ワイヤー固定式のリフトタイプ。
って~事は
乗る時もそうでしたが、降りるときはもっと難しい。
走行スピードから減速しない ので、降りる瞬間に走行スピードに合せてダッシュしないとコケてしまいます。
2人乗ったとき、降りる時は1人ずつ両側に同時に脱出しないと間に合わないのです。 非常に難易度の高い乗り物なのです。
子供、お年寄りは乗車は無理です。
事故率 200%。
※日本ではゴンドラタイプは乗り降り場所は自動的にワイヤーを外し、ゆっくり移動させて乗車完了してから又ワイヤーに接続し高速発進する仕組みですね。
そして、そこに有る見どころは、
お年寄りが好む お寺が。。。。(爆)
私はお寺には興味がないので、とんぼ返りでまた恐怖ゴンドラに乗り込み、頂上に戻るのです。
帰りのバスに乗り込みますが、
満席のため、最前列のボーダーシャツのお姉さんとおにいさんの2人は座席は無く、エンジンカバーの上に直接腰掛けています。
みんないいか! シートにしっかりつかまれ!!
超満員の暴走マイクロバスに乗って下界に向けてダウンヒルのタイムトライアルスタート!
バウンドする度にシートから体が宙に浮きます。(笑)
結果、この暴走バスが一番スリルが有ったのかも。
と、思った方は
下記、 「中国情報」を1日1回、ポチッとして
わんばぁだん に元気をくださいね。♪
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
にほんブログ村