Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

大塚支店@銚子 大正時代に創業!銚子の超老舗人気店に再訪!

久々に、やってまいりました!

千葉を誇るラーメンの町、銚子

へ!!

銚子は、食堂を中心に、昔ながらのラーメンが無数に存在するエリア。

千葉県内でも、最も豊かなラーメン文化をもっている町です。

本当に豊かで、未だに全然まわりきれていません。

そのバリエーションも豊富で、毎度、うっとりさせられます。

が、、、

それを地方行政がうまく生かし切れていない、というのが現状でして…。

しかも、優れた名店が次々に「閉店」「廃業」に追い込まれています。

長年にわたって、積み上げてきたこの独自のラーメン文化の危機的状況にあります。

その銚子で、恐らく最も有名なお店が、

創業100年以上

大塚支店

ではないでしょうか!?

銚子、千葉県だけでなく、他県の人でも知っている知名度抜群のお店です。

僕のイメージとしては、あっさりとしたスープに、そうめんのような麺のお店。

その存在感は抜群で、確かに、遠方からわざわざくるだけのことはあります、って感じ?

老舗の食堂ということで、ショーウィンドーもばっちり。

ロウで固められた展示メニュー。

これもまた、今や、消えつつある「日本の文化」かもしれません。

ラーメンとカレーがまぶしく輝いていました。

とはいえ、過去ログを見ると、、、

前回ここに来たのは、2007年

実に、12年越しの再訪となりました(;;)

12年前といえば、30代前半!? 

時の流れの早さに、またまた驚くばかり、、、

この営業時間が素晴らしいです。

11時から15時までの実に4時間だけ!!

これぞ、名店たる所以!

短ければいいというものではありませんが、この短さもまた名店の貫禄です。

個人的には、こういう営業時間の短いお店にワクワクを感じます\(^o^)/

メニューです!!

改めてよく見ると、いろいろと揃っていますね~。

有名なのは、ここの「ワンタンメン」ですね。

けれど、サンマーメンや五目ソバもあります。

カタヤキソバも、これは食べる価値あるよな~、と。

更に、カレーライスがあり、シュウマイライスもあります。

シュウマイライス、気になるなぁ、、、(;^_^

最近、らんちばさんはなぜか「中華食堂のオムライス」にご関心がおありで…。

(らんちばさんは、突如、あるメニューにはまり出すときが多々あります)

「僕はオムライスね」、とΣ( ̄ロ ̄lll)

じゃ、僕は、、、

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

こちらは、大塚支店の「チャーシューメン」です!!

僕は、相変わらずチャーシューメンが好きなので、、、(;^ω^)

でも、出てきたのは、チャーシュー二枚入りのラーメン、、、

あれれれ~~~~~、、、、

思わず、「これ、チャーシューメンですか?」と(失礼ながら)尋ねてしまいました。

でも、まぎれもなく、これが「チャーシューメン」でした。

びっくり、、、

チャーシュー二枚だけのチャーシューメン!

(これ、日本の中でもかなりレアなチャーシューメンでは!?!?)

にしても、改めて、素晴らしいヴィジュアルのラーメンだな、と。

海苔、メンマ、ネギ、そして大きなチャーシュー2枚。

シンプルイズベストの極みみたいなトッピング。

結局、このthe王道のトッピングがbestなんですよね。

これでいいんです。。。

メンマがとにかく美しい。美味しそう。いい色です。

海苔のサイズ、かたち、乗せ方も、やっぱり完璧です。

これが、これぞ、「中華そば」なのであります!!

お味は、、、

魚介系なし、甘みに溢れたストレートな醤油スープ。

この甘さ、もう、ダメ、吸い込まれそう。

優しさも感じますが、お行儀のいい味ではなくて、

甘さという「毒」を兼ね備えた「中毒性」のある清湯の醤油スープ

僕は優しく発狂した(SHAZNA, Escape)、みたいな。

この(危険な)甘さを備えたスープに添えられているのが、

これまた甘く煮込んだ中毒性のある甘いメンマ

このメンマに、僕の心はズタズタに引き裂かれましたね。

なんだ、この甘×甘のコンビネーションは、、、

そして、大塚支店のシンボルとなるこの麺、

今、言葉にするならば、、、

超極細そうめん風の平打ちストレート麺

ですね。

するするする~~~っと喉を通っていく感覚がヤバいです。

なに、こののど越し!?!?

未体験ゾーン、みたいな。

他じゃ絶対に味わえない、大塚支店独自の麺なんです。

ラーメン店は無数に、星の数ほどありますが、この麺はここだけでしょう。

それくらい、個性、唯一性、独自性、オリジナリティーまみれです。

危険な甘さを感じる独自のスープに、

どこまでも滑らかでスルスルっと喉を通る禁断の麺、

そして、吸い込まれそうな美味しさに包まれるメンマ、

お世辞一切抜きで、これは、芸術作品のレベルであります!!

ワンタンが有名なお店ですが、ワンタンを抜いても、ずば抜けています。

さすがは、銚子の有名老舗ラーメン店であります。

脱帽です。

そして、トドメは、この大きな二枚のチャーシューです。

こちらのチャーシューも、老舗店に恥じない魅力的なチャーシューですよ。

いわゆるパサパサ系のチャーシューなのですが、もちもち感があるんです。

もちもちとしていて、柔らかいんです。

このもちもち感、食べた人にしか分からないめくるめく世界観。

あと10枚くらい食べたい気持ちになりました。

そして、オムライス!!

らんちばさんのテンションもMAXです(苦笑)

食堂のオムライスかー。。。

すごいところに関心を持たれて、、、(;^ω^)

(冷やし中華研究の時にも、度肝を抜かれましたが…)

僕も、オムライスは大好きですが、「食堂の」という発想はなかったなぁ…。

それに、僕は欧州系のレストランや洋食屋も大好きで、そういうオムライスしか知らないというか。

食堂でオムライスを食べる発想はなかったです、、、

豚の細切れ肉と玉ねぎとご飯を炒めたケチャップライスを卵でくるんだオムライス。

そこに、ベタともいえるトマトケチャップがどばっと。

僕は、デミグラス大好き人間なので、デミソースを期待しちゃいますが、、、

でも、考えたら、これが日本のオムライスだよなぁ、、と。

ヨーロッパだと、古代ローマ発のオムレツ(omelette)はあるけど、、、

そもそもオムライスなんて存在しないし…。

だとすれば、このベタなオムライスが実は「本来」のオムライスなわけで、、、

大塚支店がオムライス、、、

大塚支店でオムライス、、、

面白いなぁと思いました。

特徴としては、ズバリ、「でかい!!」です。

これ、二人前はあるんじゃないかな、というくらいの大きさ。

らんちばさんと二人して、「大きいね…(;^_^」、と。

味的には、うん、素朴で昔ながらのベーシックなオムライス。

イマドキのふわとりオムライスとは正反対のどっしりずっしり系でした。

僕が今回思ったのは、「今はなき昭和のオムライスだなぁ」、でした。

定休日は毎週月曜日。

土日も、昼営業のみなのかな??

月曜日以外の昼間はいつでも営業しているって感じかな。

土日もばっちり営業しているので、ハードルもそんなに高くない!?

「味が自慢の店 大塚支店」。

その名の通り、創業100年を超える超老舗食堂の自慢の味わいでした。

わざわざ、このお店を訪れるためだけに、銚子に来る人もいるんですよね。

このお店(と「坂本」)を中心に、銚子のラーメン全体を大事にしていってほしいです。

千葉の中でも最も豊かなラーメン文化をもつ銚子。

行政的にも、色々と動いてほしいものです。

僕でよければ、いつでもお手伝いしたいところです。

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