2022年12月29日の夜。
遂に遂に、ず~っと気になっていたマニア向け?のラーメン店、
らぁめんソメイヨシ乃
にやって来ました!!
一昨年末、白石に来て、白石エリアのラーメン店を調べていて見つけたお店です。
このお店の情報を色々見ていたら、「これはもう僕を呼んでいる!」って思ったんです(苦笑)。
とんでもなく面白そうなラーメン類がいっぱいあるんです!!✨
白石駅から仙台方面に三つ行った「大河原駅」が最寄り駅です。
大河原駅からは歩いて13分くらいかな?!
少し駅から離れていますが、十分に徒歩で行けます!
駐車場もばっちりあるので、車の人はサクサクっと行けます。
…
店内はとても広くて、カウンター席とテーブル席がいっぱいあります。
このエリアは「昼営業のみ」のお店が多いのですが、ここは夜営業もしています。
周りには全く人は歩いてないのですが、店内はほぼ満員状態!
このエリア(宮城県南部)の人気店なんだと分かります👆
こちらが、ソメイヨシ乃のメインのメニューです。
店主さんに聞けば、「G系ラーメンは一つのコンセプト」とのことみたいです。
汁ありの【豚らぁめん】と汁なしの【汁無し豚らぁめん】の二種があります。
そのお隣には新作の【トマトチーズ伽哩豚らぁめん】があります。
最初、このトマトチーズ伽哩らぁめんが一番狙いでした。
ですが、店主さんのイチオシ(!?)、ソメイヨシ乃オリジナルの一杯は、
辛煮干醤油らぁめん(900円)
なんだそうです!!
こうなると、この辛煮干醤油を食べないわけにはいきません!
これを見ると、煮干し系メインの【煮干醤油らぁめん】は、「背脂抜きオーダーが多い為、煮干しと香味野菜で香味油を作りました。あっさりラーメンです」とのことです。
で、その辛いバージョンの【辛煮干醤油らぁめん】は、煮干醤油らぁめんに「お手製の中華風豚挽肉【辛豚】」が乗ったラーメンのようです。
辛い煮干しラーメンって、考えたら、ほとんど食べたことがないかも…。
煮干ラーメンに唐辛子や七味を入れて食べたことはあるけど、レギュラーメニューで「辛煮干醤油」というのは、これまで食べたことないかも、、、
>かつての梨の花で限定の『辛旨煮干しラーメン』を食べてますね。
>渋谷のラーメン凪煮干王でも『冷やし煮干し辛味つけ麺』を食べてます。
他にレギュラーメニューで「辛煮干」を用意しているお店はなくはないけど、辛煮干醤油となると、ほとんどないみたいです。
まさに、未来派のブルーオーシャン?!?!
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
岩海苔辛煮干醤油らぁめん
です!!
ジャスト1000円也💰
これを見た瞬間、「え? 勝浦タンタンメン?!」って思っちゃいました(;'∀')
でも、丼から立ち込める匂いは紛れもなく「煮干し」の風味<゜)))彡
見た目は勝タンの辛い煮干し醤油ラーメン?!?!
なんか、狐につままれたような気持ちです…
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うおおおお!!!ニボニボしているのに、辛い!!!😨」
って叫びたくなりました。
辛いラーメンだと、煮干しの味ってかき消されそうですが、、、
このスープだと、煮干しの味がはっきりとくっきりと分かるんです。
それでいて、辛い!!!🔥
でも、辛さよりも、煮干しの旨さの方が強くて、辛さを凌駕しているんです。
もう、ここに僕はめちゃめちゃ感動してしまいました。
背脂もぷかぷか浮いていて、こってり感もしっかりあります。(でも、ドロ系じゃない!)
これ、見方を変えれば、新潟・燕三条の背脂煮干しラーメン風にも見える?!
そこに、「赤い辛さ」を加えた時点で、このラーメンの【完全勝利】ですね(苦笑)
僕はただただknock downされ、このラーメンの赤いスープの海に沈むのみ…👼
そして、更なる感動がこの平打ちのピロピロ麺!!!
この麺は、もうちょっと、ヤバいっす。ホントに。
僕が日本最強と思っている岩手・宮古の「たらふく」の麺を彷彿とさせます。
久々に、ここまで僕好みの完璧な麺を見た…😂
チキンラーメンの麺をどこまでも洗練させるとこういう麺かな、っていう。
スープも凄いし、麺も完璧。
言うことがない。。。
…
…どころの騒ぎじゃないんです!!
スープの中に沈んでいる「メンマ」もちょっと尋常じゃなかった。
穂先メンマ系のメンマなんですが、もうこれがちょっと、、、
他じゃ決して味わうことのできないメンマになっているんです。
いったい全体、どうやったらこんな素敵なメンマが出せるんだ?!?!
ご覧ください!!!
このメンマの異常な長さを!!!Σ(・□・;)
こんな長~~~~~~~いメンマ、見たことがない!!
極太メンマは、「渡なべ」以後、色んなお店で見かけるようになったけど、、、
ここまで、細長~~~いメンマはなかなか遭遇することがありません。
臭みもまったくなくて、メンマへのこだわりもかなりのものだと思われます。
国産だったりしたら、もうヤバいな、、、💦
(このサイトを見ると、日本でもメンマ作りってできるんだと分かります!)
台湾産のメンマ、Amazonで買えるみたい!!(買ってみようかな…)
…
でも、驚くのはメンマだけじゃないんです!!
ドドーンっと!!
チャーシューももはや尋常じゃなかったんです!!
なに、この巨大過ぎる魅惑のチャーシューは?!?!って。
あまりにも大きくて分厚くてずっしりとしていて見た目もすごくよくて…💦
こんなに大きくて分厚くて、そして超美味しいチャーシュー、見たことないかも…
スープも凄くて、麺も素晴らしくて、メンマも驚きで、チャーシューもこれで、、、
2022年の最後の最後にこんなとんでもないラーメンに出会えるとは…😂
もう、ちょっと泣きそうです…😢😢
全部凄かったけど、やっぱりこの「麺」がもう「😢😢」でしたね~。
この麺に出会えたことが、最高の喜びになりそうなくらいでした。
さすが、東北。さすが、宮城。さすが、ソメイヨシ乃!!
想像をはるかに超えた超絶辛煮干ラーメンがここにありました!!!
…
こうなると、二杯目(店内連食)をするしかない!!
本来の本命だった【トマトチーズ伽哩豚らぁめん(1100円)】も頂きます。
トマトとチーズの入ったG系カレーラーメン?!?!
もう、いったいどんなラーメンが出てくるのか、、、
麺の量もG系らしく、200g/300gとなっています。
150くらいでいいんですけど…💦
辛さも自己申告制で、今回は1辛にしてみました。
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
トマトチーズ伽哩豚らぁめん
+にんにく増し
であります!!
いや~、凄い!!凄い迫力!!凄いヴィジュアル!!!
ネットでもかなり高評価となっているソメイヨシ乃の新商品です🤤
zoom up①!
こちらのスープはかなり重たくてこってりした感じのスープです。
トマト豚骨ベースって言っていいのかな?!
そこにチーズも加わり、更にカレースパイスも入るという…
洋風とも、和風とも、インド風とも、どうにでも取れそうな味わい?!
まさに、エキゾチック&スパイシーなオリジナル伽哩ラーメンって感じ?!
zoom up②!!
具的には、まさにG系ラーメン風になっています。
たっぷりのもやし、追加トッピングの刻みにんにく。
そして、分厚い豚チャーシュー!!
凄い、、、何から何まで凄い。。。
トマトを使っているけど、単なる「洋風ラーメン」の枠には収まらない。
カレーを使っているけど、よくある「カレーラーメン」でもない。
なのに、全体としてすごくよくまとまっていて、味わいもカオスじゃない。
いったい全体、何をどうやったらこんなにまとまるのか?!?!
辛煮干醤油も度肝を抜かれたけど、こっちも個性・インパクト半端ないです💦
麺は、上の辛煮干醤油と打って変わって「超極太縮れ麺」です!!
このゴワゴワ✖ワシワシの超極太縮れ麺も最高に最強でした😂
もっちもちでごっわごわで、食べ応え抜群です。
G系となれば、こういう麺でなくっちゃね💖
しかし、本当にこのラーメンは「New World」に誘ってくれる味わいだぞ。
これまで全国各地で「トマトラーメン」や「カレーラーメン」や「チーズラーメン」を食べてきたけど、この三つがここまでしっかりと重なり合ったラーメンなんて…
味は違うけど、青森の【味の札幌大西】の「味噌カレー牛乳ラーメン」に遭遇した時の気分というかなんというか(まだ若い頃に食べているので、そっけない記事になってますね…💦 今食べたら違う感想になるんだろうな…)
そうか、このラーメンの名前もそのまま「トマトチーズカレーラーメン」と考えたら、伝わりやすくなるかも。それに、「味噌カレー牛乳ラーメン」よりはそもそも分かりやすい(苦笑)
こちらのラーメンも、かなり中毒性がありますね~。
近所にあったら、惜しみなく通いたくなる味わいの一杯でした。
辛さはそこそこって感じで、もう少し辛くてもいいし、また0辛でも美味しいはず。
ただ、G系のお店とあって「店内連食」はかなりきつかった…💦
それから、もう一つ、どうしても気になるユニークなラーメンが…
ベビーブターラーメン
ですよ!!😂
ベビーブターって、、、
これを見た瞬間、粋やの「ちきちきぼーん」以来の衝撃を受けましたね(笑)
これは相棒のKちゃんが食べたものなので、「汁無し」「もやし無し」になっています。
ジャーン!!!
汁無しベビーブターラーメン
です!!(もやし抜き)
むむむ?!?!
こ、これは、汁なし?!
どこがどう「ベビーブター」なんだ?!?!
G系なのに、なんか少ないぞ、、、?!?!
あ、、、
そうか、ベビーブターの「ベビー」は「ちっちゃめ=少なめ」ってことなんだ!!(◎_◎;)
ベビースター(スナック)をモデルにしたラーメンじゃなくて、小サイズのラーメンってことだ!
なるほど~~~!!!(#^.^#)
ミニサイズの汁無し豚らぁめんのことだったのか!!、と。
ここの汁無し豚らぁめんは、まさに王道のG系まぜそばでありました🎵
それから、どうしても食べたいミニ丼があったんです。
背脂チャーシュー丼(300円)
です!
ソメイヨシ乃の人気ミニ丼は「背脂丼」(150円)みたいですが…
せっかく千葉から食べに来たんだし、いっちゃえ!ってことで…💦
ジャジャーン!!
こちらが、もう魅惑の、禁断の、
背脂チャーシュー丼
です!!
ひゃ~~~、本当に「背脂たっぷりのチャーシュー丼」だ!!😂
もう、こういうの、こういうのを待ってたんです!!!
背徳の香りしかしない、魔的で悪魔的で死霊的なチャーシュー丼🤤
背脂愛好家にはたまらない究極のチャーシュー丼がここにありました。
味ももうどこまでもぶっ飛んでいて、最高に最高でした🌸🌸🌸
***
というわけで、、、
念願悲願の【ソメイヨシ乃】の初訪問✖初レポをお届けいたしました。
もうね、Dr.kei、100%完全knock downですよ、、、💦
唯一無二の辛い煮干醤油ラーメンに、個性まみれのトマトチーズ伽哩ラーメンに…
背徳の香りが立ち込める背脂チャーシュー丼に…
しかも、この場所でっていうのが、もう泣かせてくれるというかなんというか。
白石駅周辺ならまだしも、そこから3駅離れた大河原駅で、しかもそこから徒歩で…
ぶっちゃけ、このお店が都内や千葉や埼玉とかにあったら、いったいどうなるんだ?!って。
でもね、首都圏進出なんてしなくても、この地でこうやって多くの人に愛されるお店になっているんだから、それでいいんだと心から思います。
常に365日激しい競争に晒される首都圏のラーメン屋さんより、よっぽど心の平安が保てますからね。それに、いいお店が全国津々浦々にあれば、都市への人口流出も少しは食い止められる…はず(半ば妄想)。
このお店はまだまだ語り尽くせません。
まだまだ魅力的なメニューがいっぱいなんです。
豚アルティメット部門、ですって。
アルティメット=ultimate=最終的な・究極の・最高の・根本的な・最果ての
これを食べないと、このお店は語れないんだろうな…😢
いや~、アルティメット豚らぁめん、食べてみたいな~。(食べてみたいというよりは、見てみたい!)
辛いラーメンが好きな人向けにしっかり辛い豚らぁめんも用意しています。
こっちも食べてみたいなぁ、、、
辛豚つけ麺もきっと美味しいんだろうなぁ、、、
嗚呼、また行きたい…😢
更に更に!!!
カラシビ系の「シビ辛らぁめん」も各種揃っています。
いったい何なんだ?!?!このお店は!!!
さすがは、桜舞い散るソメイヨシ乃!!!(?!)
シビ豚カレーらぁめんが食べてみたい…。。。
トッピングも各種ありますね~~。
穂先メンマはホント超オススメです!!!
こんなサービス?もあります。
QRコードを読み取って、簡単な情報を入れると、ファンサイト?に到達します。
これ、常連さんなら絶対必要なアプリですね~。
本日は5日なので、もう通常営業に戻っていますね!
こんな素敵なお店のある大河原が、今回大好きになりました。
そうそう、食べ終わった後、店主さんと少しお話させていただくことができました。
もともとはサラリーマンだったんだそうで、脱サラして、独学?で開業したんですって。
ただ、このエリアで店主さんが多大な影響を受けたお店があったんですって。
そのお店に触発されて、ご自身のお店を開業したんですね。
なので、モデルはありつつも、自由度の高いラインナップになっているんですね。
本当に素敵な素敵なお店でした!!
このエリアは、夜になると本当にひっそりとしています。
でも、このお店だけは人が溢れ、活気に満ちていました。
こういう憩いの場(?)って、大事ですよね。
絶対にまた来たいなって心から思います。
僕の人生を変えた【白石スキー場】があるので、またきっとここにも来ます!!
食べ終わって、大河原駅に戻りました。
そして、ふとホームの反対側の看板を見ると、こんなのがありました。
そうか、大河原って、「一目千本桜のまち」だったんだ…。
だから、「ソメイヨシ乃」っていう店名だったんだ…Σ(・□・;)
最後の最後に店名の由来も、なんとなく分かった気がしました(違うかもしれないけど…)。
春にもここに来てみたいなぁ、、、
あ、3月末にまたスキーをしにくればいいのか!!( ´艸`)