2022年12月29日。
昨年に続いて、またまた福島駅にやってきました!
目的地も、昨年同様、「白石駅」ですが、福島駅でローカル線に乗り換えます。
福島駅で途中下車する目的は、やっぱり「ラーメン」!
福島駅周辺エリアには、魅力的なラーメン店がいっぱいあるんです。
…
で、昨年からの超宿題店となっていました、
丸信ラーメン駅前店
にやって来ました!!
遂に丸信ラーメンのラーメンが食べられる…😂
ここのラーメンは、もう直感的?本能的?に「ピピピ」ってきたんです。
僕の好みのど真ん中・ストレート・直球のお店だな、って。
こちらのラーメンは基本的に、「しょうゆ」と「塩」の二種のみみたいです。
ダブルチャーシューメンがかなり目立っています。
ふと、軒先の小さな台に目を向けると、、、
エゴマ豚切り落としチャーシュー(700円)
が店頭販売されていました。
ここは、やはり「チャーシュー」が売りのお店なのか?!?!
お店に入ると、年末年始のスケジュールが掲示されていました。
昨年同様、12月31日~1月2日まではお正月休みになっていました。
今回はどうしてもこの丸信に来たくて、真っ先に駆けつけた次第です。
そもそも「丸信」っていう名前がいいじゃないですか?!😊
丸信の主なラインナップはこんな感じです。
醤油ラーメン✖塩ラーメンのツートップのお店ですね。
お店の人に聴くと、「醤油ラーメンがまずのオススメです」とのこと!
Wチャーシューメンもそそるなぁ、、、💦
つけめんは夏季限定なので、今回は断念。
チャーシュー丼は、ええ、もちろん食べますよ~
カウンター席の仕切りのところにこんなのが。
他のお客さんもみんなこの「醤油チャーシューメン」を注文していました。
まずは、これを食べなきゃダメだな…、って。
目の前に、美味しそうなチャーシューがずらり並んでいるんですから…💦
その目の前はこんな感じです。
ここは「特等席」ですね(n*´ω`*n)
ラーメンを作る工程の一部始終を見ることができました。
ここのラーメン、作り方もかなり独特なんです。
普通、器に「タレ」を入れて、それから「スープ」を注ぐじゃないですか。
でも、丸信では、まずスープを注いで、麺を入れてから、最後に「醤油ダレ」をそ~っと加えるんです。そうすることで、「塩ラーメン」のようなヴィジュアルの「醤油ラーメン」になるんですね。
これが、このお店の「二層スープ」のからくりみたいです。
こんな感じで、、、
ここの醤油ラーメンは「二層構造のスープ」なんです。
もう、この二層スープに惹かれて、どうしても食べたかったんだ…🤤
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、福島駅前の丸信の一番人気メニュー、
醤油チャーシューメン
+チャーシュー丼
です!!
チャーシューがいっぱいでよく見えないかもしれませんが、、、
このスープ、たしかに「塩スープ」に見えます!!!Σ(・□・;)
醤油ダレは、その姿をまだ現していません。
zoom up!
まず、透き通ったところのスープを飲んでみると…
「うおお、これはもう老舗の名店の絶品塩スープの味わいだ!」
ってなります。
寸胴からスープを器に注いだだけなのに、どうしてこんなにしょっぱ旨いんだ?!
不思議な気分になりました。寸胴に既に塩をいっぱい入れているんでしょうか?!
それとも、醤油ダレとは別に、塩or塩ダレを器に注いでいたのでしょうか?!(未確認)
不思議過ぎます…。
ただ一つ言えるのは、「塩スープ」の状態で、既にめちゃめちゃ旨い!ということ。
ネットの口コミを見ると、「しょっぱ過ぎた」という声もありますが、半分は当たっていて、半分は当たっていないかな、と。もともとのスープが「塩味」のスープで、そこに醤油ダレを入れるのだから、当然しょっぱくはなります。でも、そこまで度を越えてしょっぱいかと言われると、そうでもない。
むしろ、古くから営業している老舗のラーメン店のしょっぱさと同等の味わいで、ある意味で「これくらいしょっぱくないと、生き残ることはできない」という感じさえします。
ラーメンって、「中毒性」がある食べ物であり、文字通り「毒性」をもっているんです。その毒性には、「油っぽさ」と「しょっぱさ」が欠かせません。
油っぽさはチャーシューでカバーし、しょっぱさはスープで表現する。
まさに、そんな究極の毒性の強い一杯になっているぞ!と強く思いました。
麺はこんな感じです。
うん、これはまさに「東北クオリティー」の絶品のもちもち太い縮れ麺です。
この麺がもうホントにホントに素晴らしくて、泣けましたね😂
東北の麺を愛してやまない僕的には、もう大満足の「麺」でした。
そうそう。
このお店って、「喜多方ラーメン」をベースにしていると思っていたんですけど、聴けば、こちらのご主人のルーツは「白河ラーメン」なんですって。喜多方ラーメンと白河ラーメンのハイブリッド型のラーメンを意識しているとかいないとか。
そんな中で、ふと生まれたのがこの「二層構造スープ」だったんでしょうかね。
これ、すごく面白いですよ😊!
チャーシューもお世辞抜きでとっても美味しかったです。
すごく変わったチャーシューってわけではないんですが…
「これぞ、美味しいチャーシューのお手本の味!」って感じでしたね。
まさに「ラーメンのために作られた絶品チャーシュー」で、震えました。
中盤、醤油ダレともともとの塩スープが混ざり合い、、、
こんな素敵な「醤油ラーメン」に変貌していました。
このスープがもう、また破格に旨い!!!😂
シンプルな味わいなのに、どこまでも深淵な味わいになっているんです。
これは、まさに「素材の量」よりも「熟練の技」による味わいと言えましょう。
ラーメンの基本である「安くて美味しくてお腹いっぱいになれる」をクリアしています。
そして、チャーシューの存在感、、、
卓上には二つの調味料が置かれていました。
マイルド?とにんにくです。
マイルドは、これ、豆板醤系の辛味調味料かな?!
マイルドを入れると、、、
マイルドっていうか、辛くなります(苦笑)
豆板醤系のあの独特の辛さがスープを支配していきます。
凄いな、、、ちょっと入れただけで、味が激変するぞ…🔥
にんにくも入れてみました。
ちょっとラーショっぽいにんにくで、ラーメンに合うにんにくですね~。
これを入れると、ホントラーショっぽいあのジャンクさが出てきます。
あー、こんなのを食べちゃったら、またすぐに行きたくなっちゃう!!
2022年の最後にこんな凄すぎるラーメンを食べられた僕は、ホント幸せ者です。
と同時に、こんな素敵なお店の素敵なチャーシューメンを食べずに、47年生きてきたことを悔いました(苦笑)。
でも、きっと、こういう素敵な素敵過ぎるラーメン店って、まだまだまだまだあるんだろうなぁ。
そして、チャーシュー丼です!!
東北の福島の名店ということで、お新香も付いています!😂
このチャーシュー丼も、ホントに必須アイテムというか、絶対食べたいミニ丼ですね。
チャーシューの美味しさをダイレクトにテイストできます。
刻み海苔がもうなんとも泣かせます…。
で、こちらが、基本の「ラーメン」です。
このラーメンの画像の方が一般に出回っていますね。
ホント、塩ラーメンっぽいヴィジュアルになっています。
手前のメンマの方に醤油ダレが入っていて、奥の方が塩スープになっています。
こんな綺麗で魅惑的なヴィジュアルのラーメン、そうそう出会えないですよ!!
これで一杯700円です。
あらゆるモノの値上げが止まらない中で、こちらも値上げを断行しているみたいですが…
でも、やっぱりそれでもお安いです。
スープそのものが、そして麺そのものが本当に素晴らしいので、トッピングはこれでいいんです。
ネギ、メンマ、そしてチャーシュー2枚!!
それだけでも、これだけ魅力的なヴィジュアルのラーメンになるんですから。
やはり、ラーメンというのは「シンプル美」を追求するアートなんです!(?!)
***
というわけで、、、
2022年の最後の最後に行った超宿題店の【丸信ラーメン】の実食レポでした。
ホントに、すっごく美味しくて、理想的で、大人気のラーメン店でした。
忖度全くなしに、またすぐに食べに行きたい…😢
2011年以降、福島県は本当に本当に大変です。
それでも、この丸信ラーメンが在り続けている。
そのことが福島県民にもたらすことの意味って、やっぱりあると思います。
こんな素晴らしいラーメンが福島駅前にある、ということ自体が奇跡だな、って。
チャーシューがあまりにも美味しかったので、一パック買っちゃいました🎵
これをつまみに、ホテルで🍺をいっぱい呑みました。
このお土産チャーシューも、心からオススメしたいです。
いや~、やっぱり旅先で出会うラーメンっていうのは、本当にいいですね~。
お店の入っているビルの全体像はこんな感じです。
年末とあって、少し静かでしたが、店内には人が溢れていました。
人が溢れ、活気に満ちていました!!
…
福島ラーメンもご自宅で!!
福島三大ラーメンといえば、喜多方✖郡山✖白河、ですね!
福島のラーメンの食べ歩きのガイドにはこちらを!
こっちの方が「ローカル色」が強いかな?! 僕はこっち推しですね。