遂に、、、
遂にやってきました!!
日本全土で有名な角館の超有名実力店、
自家製麺 伊藤
へ!!
千葉からはるばるやってきましたよ!!!
人生二度目の自家製麺伊藤、、、念願の…。
こちらの伊藤は、既に都内進出を果たしています。
浅草店と銀座店、そして、赤羽店。
ミシュランにも登場したらしいです、、、
こちらの伊藤は、「濃い煮干しラーメン」の代表的存在。
青森では、濃い煮干しラーメンが多数ありますが、
秋田だと、どうなんだろうなぁ、、、
でも、濃い煮干しラーメン店としては、全国でもトップクラスの知名度です。
平日の金曜日とあって、それほど混んでいませんでした。
よかった、、、(;´・ω・)
店内は、もう完璧に地方の老舗店風な感じで、、、
店主さんは、現在、68歳。
とても個性的な店主さんで有名なんですよね。
数年前には、アフリカ旅行に行ってきたんだとか!?
一時代を作った店主さん、今は、のんびりとやっておられるようでした。
(現地では、そんな現在の「伊藤」をめぐって、色々と賛否両論もあるみたいで…)
券売機が二台並んでいるのも、ここ「伊藤」のシンボルというかなんというか。
券売機のかたちは違いますが、メニューの内容は同じなんです。
こんな「横書きバージョン」の券売機と、、、
こんな「二列バージョンの券売機」と、、、
メニューも、二種類のみ。
具がないシナそば(普通・中盛・大盛)と、
肉がのる肉そば(普通・中盛・大盛)のみ。
めちゃめちゃ潔いラインナップです。
僕は、やっぱりお肉も食べたいので、「肉そば」(レギュラー)を頂きました。
秋田・角館の自家製麺伊藤本店の肉そば、、、
凄いヴィジュアルですよ~~~
ジャジャーン!!!
遂に、伊藤の本店の「肉そば」とご対面!!!
なんて、豪快なヴィジュアルなんでしょう!?
豪快というか、なんというか、、、(;´・ω・)
昔に比べて、ますます凄いことになっていないか??
もともと凄いヴィジュアルだったけど、よりワイルドになっているというか、、、
(上の画像、何もまだ手をつけていない段階ですからね!)
こんなの、都内で出したら、なんかお客さんからクレームが来そう、、、
でも、それが「伊藤」なのであります☆
構成は超シンプル。
細くてポキポキっとした麺に、無化調の煮干醤油スープが入り、
刻みネギが入って、チャーシューがばさっと乗って、柔らかい玉ねぎがポロポロ、と。
それだけですね。
メンマもなければ、海苔もなければ、なるともなければ、何もない…。
「シナそば」となれば、もう、ネギと玉ねぎのみ、という、、、
しかし、このスープが、とにかく、すこぶる旨いんです。
いわゆるジョリジョリ系の青森濃厚煮干ラーメンとは別物ですね。
甘みと煮干しの旨みがぎゅっと詰まったさっぱり煮干醤油ラーメン。
さっぱりというとあれかな~、、、
煮干の旨みやクセがどどーんっと押し寄せるタイプのあっさり煮干スープ。
しかも、異様にスープの量が少ない、という、、、(;´・ω・)
スープをまだ一滴も飲んでいない状態で、麺を出したのが、こちら。
もはや、「まぜそば」「油そば」のレベルだわ、、、(;´・ω・)
スープの量がとても少ないので、油断すると、麺だけが余ってしまうという、、、。
ただ、スープがとてつもなく個性的で美味しいので、麺もぐいぐいと食べられます。
まぁ、かなりかなりクセが強いので、ダメな人にはダメかも、、、
でも、それが「伊藤」なんですよね☆
僕個人的には、面白いなぁ、、、の一言。
どこか、「麺屋玲」(閉店)のラーメンに似ているって気がしたなぁ、、、
玲さんの作った煮干系のラーメンに似てる、、、いや、わりとマジで。
もしかしたら、玲さんもここのラーメンをイメージしていたのかも!?
近所にあったら、そりゃ、通いますね。美味しいし、飽きない味だから。
場所は、駅から自転車で6分くらいかなぁ。。。
あっという間に着いた気がしました。
レンタサイクルであっという間ですよ。
食後にいっぱい店主さんとお話できました。
とても自由な店主さんで、型にはまらないタイプの方だなぁって思いました。
次に来ることがあったら、「中盛」にしようっと。。。
「普通」だと、ちょっと足りないかな~って。
折角、ここまで来たのだから、やっぱりいっぱい食べたいですよね。
***
その後、角館の地元の人、何人かと「伊藤」についてお話できました。
ある人が言っていました。
「伊藤の味は変わったよ。麺ももう…。だから、悪く言う人も多いんだ」、と。
たしかに、そういう一面はあるかな、と僕も思いました。
でも、店主さんも68歳。うちの母の二つ下。
十分にご高齢ですし、無理をしないのが一番。
一番悲しいのは、この「伊藤」がなくなってしまうことだから。。。
もう、伊藤ismは継承されているし、都内に飛び出ています。
きっと、店主さんも「もう十分だよ」って思っているのでは?、と推測します。
それでいいじゃないか、と、僕はすぐに思いました。
全身全霊で倒れるまでお店を続ける人がいて、、、
逆に、年齢に応じて、ゆっくりとSLOW DOWNしていく人がいて、、、
色んな「終わり方」があっていいんだろうなって思います。
むしろ、、、
こちらの伊藤の店主さんの「終わらせ方」に、美学を感じました。
そういう意味でも、是非、まだ伊藤未体験の人がいたら、行ってもらいたいですね。
きっと、今なら、店主さんと色々と語り合えますよ!!!
僕は、なんか惚れちゃいましたね。。。
PS
色々とたくさんしゃべってくれるんですが、ぼそぼそで聞き取れないところも多々…。
この店主さんとしゃべっていて、ばーち(Ba-chi)が三度ほど、僕の脳内に現れました(苦笑)
…
PS2
懐かしい記事です・・・