2015年度ドイツ語クラブの面々とバーデンバーデンに行きました。
2015年度の学生たちは9代目。
だから、9年もの間、続けてきたんですね…。
この9年で訪独できたのは7回。
今年度は、色々とあって、ドイツ行きは断念しました。
12月上旬までは、8人みんな行くって言ってたのに…。
色々あったんですが、その引き金となったのは「パリ同時多発テロ」でした。
それでも、8人の学生たちは頑張って続けてくれました。
僕にとっての「卒業式」は毎年、バーデンバーデンなんだよなぁ、、と。
というわけで、美味しい料理を今回もいっぱい頂きました。
4種×2皿なんですけど、これが、もう量がたっぷりで…
みんなお腹が苦しい、と叫んでいました(苦笑)
濃厚でトロトロの自家製グラタンです。
こうやって見ると、小さく感じるかもしれないけど、すごいボリュームなんです。
具も色々と入っていて、見て楽しく、食べて楽しい逸品です。
表面がこんがり焦げてて、これまたヤミツキになるお味です。
ドイツと言えば、ソーセージ。
でも、バーデンバーデンの魅力は、備えつけの自家製ザウアークラウト。
(Sauerkraut=塩漬けにした酸っぱいキャベツ)
千葉で、ここまで本格的なザウアークラウトが食べられるお店って他に知りません。
(ドイツ村では食べられるか…)
マスタードも、辛すぎず、甘みがあって美味しいんです。
で、僕の大好物の「シュペッツレ」。
しかも、これ、完全に河合さんオリジナルのシュペッツレになっています!!
まさに、イタリア風シュペッツレ!!
このシュペッツレは、「ドイツ風麺料理」とも言われています。
つまりは、ドイツのヌードル料理。
「ドイツの手ごね麺」と称されています!
バーデンバーデンはラーメン屋さんではないですが、麺料理はあるんです!
しかも、日本ではなじみの薄いシュペッツレを、自家製で!!
麺好きの人には是非食べてもらいたいです。
が…
こちらはレギュラーメニューにはないので、コース料理にしてシュペッツレをお願いする必要があります。
電話で予約をする際に、「シュペッツレをお願いします」と言えば、作ってくれるかもしれません。
(断言はできませんが・・・汗)
で!!!
さらにさらに、バーデンバーデンでしか食べられないのがこちらのシュニッツェル!
味的にも、超オリジナルです!!
ドイツでも、こんな美味しいシュニッツェル、食べられないです(苦笑)
味付け的に、河合さんの「解釈」が入っていて、日本人にはたまらない味わいになっています。
「タレ感」というか「ソース感」というか、、、
本場ドイツ~オーストリアでは、シュニッツェルはそのまま何もかけずに食べます。
(たまにマヨネーズが付いていたりはしますが・・・)
でも、こちらは、ちゃんとした自家製のソースがかかっています。
このソースがめっちゃ美味しいんです。
香辛料の風味も生き生きと感じられます。
***
バーデンバーデンは、個人的に少人数で来るのも楽しいですが、、、
河合さんによる本場のドイツ料理に触れるなら、多人数でコース料理がいいと思います。
電話で相談に応じてもらえると思うので、是非、そういう味わい方も!!
河合さんは、シェフではありますが、ある種、思想家でもあります。
お客さんが少なければ、色々とお話してくれると思います。
そういう店主さんって、なかなか他にいないと思いますし、本まで出してますからね…
千葉市に住んでいるなら、バーデンバーデンに行かないのはもったいなさすぎです!!
特に若い子たちには、もっともっと行ってもらいたいですね。
「こういうお店もあるんだぞ!!!」的な。
ラーメン店やファミレスばっか行ってんじゃないぞ、と。
(ラーメン店とファミレスばっかの僕が言うな、っていう話ですけど、、、(^_^;))