煮玉子付き。玉子をみると、この器の巨大さが分かるだろう!でかい!
地元千葉で結構人気の高いラーメン屋さん『福たけ』へ。
本ブログ/旧ブログでも何度か紹介しているお店。千葉で認知度ナンバーワンクラスの「なりたけ」で修行された方が独立して開業したお店。
この福たけで、新たに濃厚魚介系のつけ麺が始まっている。これまでも味噌味のつけ麺は提供されていたが、オマケ的な印象は否めなかった。福たけというと、背油たっぷりの東京豚骨ラーメンと連想してしまうだけあって、新たな福たけのイメージが構築できるか、非常に楽しみであった。
でてきたつけ麺は・・・ 器が異様なほどにでっかい!びっくり。麺は盛りだくさん。
麺は、カラスさんで有名な老舗の製麺所、「浅草開化楼」で作られているつけ麺専用のオリジナル麺で、「ちぃ麺」という極太の麺を使用している。福たけでも開化楼の麺を使うようになったか・・・としみじみ。開化楼は、大崎の人気店「六厘舎」のヒットと共に一躍有名になった。また、ブロガーでもあるカラスさんがラーメンマニアの間で注目され、業界各種の注目の的となった。ちぃ麺は、正式には「q(゜д゜)ちぃ麺』と表記する(苦笑)。開化楼が自信をもって世に届けているガッツリ系の麺だ。福たけでも、やはりガッツリ系つけ麺として売り出していた。通常で、2玉、300グラムと超大盛りなのだ。胃袋に自信がない人はできたら避けたほうがいいかも。
スープは、昨年くらいから新スタンダードになっている「超濃厚魚介節系」で、鰹節、鯖節などを粉上にしたものがスープの中に大量に投入されている。口の中でザラザラした感じがするのが特徴だ。これでもか!ってほどに魚粉が入っていて、そして、めちゃめちゃ濃厚。濃い目。そして、武骨な感じを出す。お腹が悲鳴をあげるほどのボリュームの濃度。ジャンク系の限界に近づいたようなワイルドなつけ麺。まさにそんなつけ麺だった。
ただ少し残念でもあった。イマドキなラーメンだけれど、福たけの特徴があまり生かされていなかった。味はたしかに濃いんだけど、旨味が足りない。重量感はあるんだけど、パンチが足りない。麺はさすが開化楼だけあって存在感たっぷりだったが、それにスープがついていっていないって感じがするのだ。濃さや味の方向性は間違っていないとは思う。だが、非常に残念なのだが、その方向性にスープを引っ張っていけていない。だから、お腹はいっぱいになるのに、満足が得られないのだ。まだ試行錯誤の段階にいるのかもしれない。今後、スープの改良を通して、さらに素晴らしいラーメンを創造してもらいたい。またしばらくしたら食べてみたい♪
福たけ
千葉市若葉区桜木町550-13
043-235-3353
[営業時間注意](複雑です!)
火水木 11:30~16:00
金 11:30~16:00 18:00~22:00
土日祝 11:30~16:45 18:00~22:00
スープが無くなり次第終了
月曜日OFF