今年の1月は、本の校正のため、板橋に何度も行きました。
その時に、「がんこ系(覆麺系)」のお店があると知り、向かったのが、
中華そば半ざわ
という西巣鴨のお店でした。
…
こちらのお店は、なんと(もう15年以上の付き合いになる)下町さんがお気に入りのお店でして。
で、「ここの塩(濃いめ)を食べなきゃダメだよ~」みたいな話になり、、、
下町さんとミニラーメンツアーをすることになりました🎵
下町さんは、僕の人生で最も影響を与えた「板谷祐」のファンで、且つラーメンもかなり詳しい人で、僕にとっては「唯一無二」の友人というか、お兄ちゃんというか、ファン仲間というか、なんというか…(笑)
半ざわは、なんと朝9時から営業しているお店なんですね。
なので、この日は10時にお店の前に集合!ってことになりまして…。
朝10時にラーメンを食べる(しかもがんこ系!)というレアな経験をしました。
前回の初訪ではいきなり限定を食べたので、今回がいよいよ「半ざわ」の味、初体験となります👆
券売機です。
この日はもう下町さんにただただぶら下がろうと思い、、、
下町さんと同じく、「わんたんそば(塩)」を頂くことにしました。
がんこ~覆麺智系なので、やっぱり「塩」がいいわけですね。
また、ここのワンタンもすっごく美味しいってことなので、、、
それから、こんな素敵なミニ丼も出ていたので、こちらも🎵
まぐろの削り節入りのTKG?!?!
どんななんでしょう!?!?
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、中華そば半ざわ自慢の、
わんたんそば(塩)
+まぐろ削り節と濃い卵のたまごかけ御飯
です!!
もう、ワンダフルな眺めが広がっています!!😂
まぐろ削り節と濃い卵のTKG側からも一枚パシャ!📷
うん、すっごくいいヴィジュアル、いい眺めです\(^o^)/
こりゃ、テンション、爆上がりだなぁ~~。
zoom up!
わんたんそばはこんな感じです。
今回は「塩」で「味濃いめ」になっています。
それと、具だくさんで、とっても素敵なヴィジュアルです。
下町さんががんこ総本家のメンバーカードを持っていたので、一つトッピングサービスってことで、「メンマ」を大盛りにしてもらいました🎵(僕も、がんこ&覆麺のメンバーカードもっていたんですけど、どこかに…😿)
下町さん曰く、味濃いめにすると、あのがんこラーメンの味に近くなるよってことで。
スープを飲むと、、、
「ぐおおおお~~!!! これだ、この味だ! これぞ、僕の惚れたがんこ味! がんこ花! アンガーラ!!」
って思いました(笑)
(アンガーラ、分かる人いるかな???)
いや、それだけじゃない、、、
「これは、明らかに、かつて僕が味わったがんこのスープよりも、スープの出汁自体が濃くて強いぞ…(出汁の旨みが半端ない!!)」
って思えました!!!
このスープ、ただしょっぱいだけじゃないんです。しょっぱさと同時に、出汁の旨みがぎゅ~っと凝縮されていました。何か一つの素材の味ががーっと出てるというよりは、色んな食材の旨みがうまく一つにまとまって、「うまい」という言葉でしか表現できない「一体感」のある味わいになっていました。
言うなれば、「ものすごくしょっぱくて、ものすごく美味しい!」っていうスープだったんです。
そう、この味、このしょっぱさ、この旨さこそ、僕が求めている味だったんだよな…って。
この2023年は、「がんこラーメン回帰」の年にもなりつつあって、、、。
結局、この20年くらい、ず~っとラーメンを追いかける生活をしてきて、ゴールって「がんこラーメン」なんだなぁって思うに至っているんです。
2000年頃からの数年、ずっとがんこ十二代目@本郷三丁目に惚れ込み、おじちゃんに「他のラーメンも食べてこい!」と言われて、北は北海道から南は沖縄・小笠原までの全国のラーメン、そして国を超えて世界のラーメンを食べ歩いてきて、結局、十二代目のラーメンが最高で最強で、、、(もちろん総豊や和屋も!)。
そのがんこの味を受け継ぐお店のラーメンに、最も心が揺さぶられるんです。
麺はこんな感じです。
この麺は、ちょっと「がんこ」っぽくはなかったかな?!?!
覆麺の麺に近いような気も…(最近、覆麺にも行けてないので、何とも言えませんが…)
この麺も、すっごく食べやすくて、スープの持ち上げもよくて、もう無心になって食べてしまいました。
無心になってしまったので、つまり無我の境地に立ってしまったので、どんな麺だったか、ホントに覚えていないんです。この無我の境地に立てた時が、僕にとっては、最高に美味しいラーメンと出会えた瞬間、と規定しています。
ここのスープの美味し過ぎる美味しさに、僕は我を失っていました…(笑)
ワンタンはこんな感じです。
ワンタンのことは覚えてます!(なぜだ?!)
お肉がいっぱい詰まっていて、ワンタンはほろほろのとろとろ。
ワンタンの温度だけは最後までアツアツで、口の中がやけどしそうなほどでした。
チャーシューも、しっかり入っていて、食べ応え抜群でした。(が、僕がずっと大好きだったがんこのあのチャーシューとは全く異なる感じでしたね👆)
でも、とにかくこのスープがすこぶる美味しかったです💓
黄金色のこのスープ、まさに「がんこ色」じゃないかな?!?!
しょっぱいけど、しょっぱいだけじゃない。旨みがあふれ出ているスープ。
これこそが、僕の求めるスープだったんだよなぁって…。
…
それから、、、
ジャーン!
まぐろ削り節と濃い卵のたまごかけ御飯
も頂いちゃいました!
これで、一杯300円也💰
ホントにすっごく濃い色の生卵がどーんと乗っています。
そのまわりに散りばめられているのが、「まぐろ削り節」…ですね。
こういうの、ですかね?!
このたまごかけ御飯に使う醤油は、、、
はい!
千葉の【下総醤油】であります!!
そう、こちらの店主さんは、千葉の「ちばき屋」出身なので、千葉とも関係が深いんです。
そういうこともあって、下総醤油を使ってくれているのかな?!?!😊
この下総醤油をぶっかけて、まぜまぜしたら、あとはかっ喰らうのみ!!
まぐろ削り節と醤油と生卵が合わさったら、もうそりゃ~ね。。。
美味しいなんてもんじゃないですよね!!
この世の奇跡か!って思うような味わいのTKGでありました😻
***
というわけで、、、
二度目となる【中華そば半ざわ】の実食レポでした。
一度目の時は、烏賊煮干しのドロドロラーメンを食べて衝撃を受けましたが、今回は、ここのスタンダードメニューの「わんたんそば(塩)」を味濃いめで食べて、我を失いました(苦笑)
ここの塩ラーメン(濃いめ)は、たしかにたしかに「がんこ」を感じる味わいでした。
立川がんこでも、「がんこラーメン」を確かに強く感じましたが、ここも確かに感じました。
一条さんはもう引退してしまったけど、一条さんの味世界は、次の世代の人たちに受け継がれています。「元祖一条流がんこ」のラーメンは、それこそ「二郎系」や「家系」のような広まりを見せることは(今のところ)ありませんが、いつか、ここのラーメンの魅力に多くの人が気づき、全国に広がる日が来る、と僕は信じています。
下町さんに教えてもらわなければ、このわんたんそば(塩)に出会うことはなかったと思います。ホント、感謝感謝です。
次はどれを食べようかなぁ、、、(来る気まんまん!)
あと、最後に気づいたんですが、ここにも「青唐辛子」あったんですね!!
青唐辛子、トッピングしておけばよかった、、、😢😢
あと、今回は断念しましたが、「平目出汁ラーメン」もありました。
帆立貝柱ソース(200円)もとっても気になりました。
嗚呼、このエリアに住んでいる人がとてつもなく羨ましいです…😂
国道17号線と都道305号線が交差するあたりにあります。
わりと有料駐車場も近くにあった気がします(失念)
でも、一番はやっぱり都営三田線で「西巣鴨」から行くルートかな?!
…
で、続けて、下町さんセレクションの二軒目に向かいます✨
都電に乗って、どこまでも~🎵