言うことが変わらない人。
言うことがコロコロ変わる人。
みなさんは、どちらのタイプの人間ですか?
***
僕は、自他共に認める「言うことがコロコロ変わる人」です(;´・ω・)。
1週間前に言ったことのほとんどが、次の週には覆っています。
身内や親しい人にも、「あんたは、言ってることがコロコロ変わって、どれが本当か分からない」とよく指摘されます。
それに対して、僕は、「日々色々考えているんだから、変わって当然じゃないか!」と切り返します。
しかし、そうすると、「あんたは、180度変わることが多い。どっちが本当か分からない」と言われます。
それに対し、僕は、「前言った時は、そうだと思った。けど、今は、そう思わない。それだけだ。文句あっか!?」、と切り返します。
そうすると、「じゃあ、心の中でコロコロ変わるのはいいけど、それをいちいち人に言うな!」と言われます。
それに対し、僕は、「人の言っていることをいちいち真にするな!」と反論します。
そうすると、「あんたは日本人だろ。苔のむすまで動かない巌になれ!」と怒られます(苦笑)。
そして、僕は黙ります…
他方、まわりには、「言うことが変わらない人」がいます。
本当に一貫していて、誰がなんと言おうと、考えを曲げることはしません。もちろん人の意見も聞かないし、自分が正しいと思ったこと・既に決められたことを忠実に粛々と実行する人がいます。
ルールや規則に厳しく、そのルールや規則通りに動くことをよしとし、また、そのルールや規則を作るのが得意な人です。
考えも行動も変わらないので、まわりからの「信用」も得られます。不動ですから、当然頼りになるわけです。一週間前と一週間後に言ってることも変わらないので、まわりも安心します。安定性も強いです。
ブレがないという安定感はあるけれど、柔軟さに欠けるとも言えそうです。一貫しているのはいいけれど、寛容さに欠けるとも言えそう。
つまりは、一概にどっちがいいとは言えないというところだと思うのです。
しかし、日本社会では、多分前者の「言うことがコロコロ変わる人」の方が嫌われる気がします。(被害妄想かな??)
でも、日本人って、「決められたことを決められたとおりにやる」が好きじゃないですか? 「決められたルールを守る」のも大好きじゃないですか? また、上の人間もまた、「言われたことを言われた通りにやる人」を褒めるじゃないですか? 「ルールに従う人」が好きじゃないですか?
それがダメとは言わないけれど、そうでない人=「言うことがコロコロ変わる人」=「決められたこともコロコロ変えちゃう人」を安易に否定するなよ、って思うんです。
そりゃ、「言うことが変わらない人」からすれば、「言うことがコロコロ変わる人」のことを面白くは思わないでしょう。逆に、イライラしてくるでしょう。なぜなら、その人自身、言うことが変わらない人だから。自分と違う人を相手にすると、イライラするものです。
でも、そんなあなたにイライラしている人も居るんですよ、と。「言うことが変わらない人」も、実は「言うことがコロコロ変わる人」と似たようなもんなんですよ、と。
一番いいのは、「ほどほど変わらず、ほどほど変わる人」かもしれないな、、(折衷派)。
でも、僕は、これからも、どんどん言うことを変えていこうと思います(開き直り!)。
コロコロ、コロコロ二転三転して、転がり続けたいなって思います。
先週言ったことは、全部一度リセットしちゃいます。
僕の一言一言に振り回される人がいたとしたら、僕はこう言いたい。「人の話をそんなに鵜呑みにしないように!」、と。ローリングストーンな僕は、今思っていること、今感じていることを大事にしているんです。明日は、明日僕が思うこと、明日感じることを大事にするだけです。
大事なのは、今。
今だけに誠実でありたいわけです。過去の発言、未来の予測、そんなのはどうでもよいのです。常に今があるだけ。今の連続があって、その先に、「死」という「永遠」があるんです。
明日どうするとか、明日どうなるとか、そんなことは知ったこっちゃない。明日は明日の風が吹けばそれでいい。
明日が気になって気になって仕方ない人がいることも分かっています。その人たちを否定しようとは思いません。ただ、そういう人とは、生き方が違うんです。明日や明後日、一週間後、一か月後が気になってしょうがない人は、今に集中して生きている人とは、その存在様式が違うんです。
…
色々書きましたが、言いたいことはただ一つ。
「言うことがコロコロ変わる」は、ロックに生きている証拠だぜ!
ってことで。。。
PS
この記事を書こうと思ったのは、THE SLUT BANKSの戸城さんの生き方(?!)が、まさにコロコロ変わる人生だとインタビュー記事を読んで思ったからです。コロコロ変わる戸城さんに、キレそうになるGOD氏(苦笑)。面白いインタビューでした。