2021年、新春。
「clover」の後、悪麺友らんちばさんと向かったのは、、、
千葉の巨匠、石曽根さんのお店であります、
麺や福一
であります\(^o^)/
麺や福一は、2020年、本当に大変な1年でした。
でも、息子さんの現代的なアイデアもあり、急ピッチで復活を遂げることができました!
>詳しくはこちら!
2020年12月15日に、悪夢のアクシデントを乗り越え、無事に復活を果たしました。
それに、今年は「福一創業20周年」というメモリアルな年です。
コロナ禍で飲食業界はホント苦しいですが、それをぶっ飛ばしてほしいと願います。
当然!?、年始の「福一」には、なが~い行列ができているわけです💛
今の福一のお店の外観はこんな感じです。
こちらの方は大きな被害を受けなかったのかな??
本来、こちらは息子さんが中国料理店として営業しているはずのお店でした。
が、今は、親子二人が手を組みあって、お互いに力を合わせて同じ場所で営業しています。
福一のオールドファンなら、福一といえば、こちらの店舗でしょう!
昨年、こちらのお店でアクシデントが起こりました。
お母さまのお話だと、すごい火事だったそうです。
営業時間外のアクシデントだったので、けが人等はいなかったとのことで…
誰も何もなくて、本当によかったです。
でも、いつか、またこちらの店舗でラーメン、食べたいなぁ…、とも😢
>福一ネクストブランド「鶏の骨」のレポ(2009年)はこちら!
色々と思い出いっぱいのお店なんです!!
それこそ、千葉拉麺通信時代からの…(つまり学生時代からの…)
…
さて、、、
現在のメニュー構成はこんな感じです。
福一の看板メニューの「鶏白湯」に、定番の「醤油」に、人気の「塩」!!
20年の歩みの中で鍛えられてきた三種のラーメンが提供されています。
また、息子さんが飲食界デビューしたことで、、、、
麺や福一
名物半チャーハン(400円)
が新たな定番として根づきそうですね\(^o^)/
更に、「麺や福一の特製ポテサラ」も復帰後に登場した「新作」なんだとか!!
そんなこんなで、、、
10人くらい並ぶ行列で30分ほど待って、、、
いざ、入店!!!\(^o^)/
店内に入ると、生まれ変わった福一の世界が綺麗に広がっていました。
もちろん、店内は満員状態!(席と席の間は広めに空いていますが…)
店内のメニュー表はこんな感じです。
店頭のメニュー表と同じですね。
どれも気になるところなのですが、、、
お正月の福一となれば、もう…(;^ω^)
お正月限定ラーメンでしょう!!
復帰後初となるお正月限定は…
フランスFrance産
パンタード(ホロホロ鶏)の塩そば
~白トリュフの香りを添えて~
であります!!!
ノーマルが1200円で、特製が1400円!!
もちろん特製でいくしかないでしょう\(^o^)/
…
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、2021年福一お正月限定のスペシャルラーメン、
特製パンタード(ホロホロ鶏)の塩そば
です!!\(^o^)/
なんて美しすぎるヴィジュアルの塩ラーメンなんだ、、、💦
もう、これ、この状態を崩したくない、、、
もったいなさすぎる、、、(!?)
これは「食べ物」だけど、「アート(芸術)」でありますよ。
さすがは、千葉の巨匠と呼ばれる石曽根さんの特別ラーメンなだけはある!
なお、パンタード(pintade)は、ギニア・ホウル(アフリカ原産の家禽)のこと。
>パンタードの画像はこちら!(綺麗なキジ目の鳥類)
zoom up!!
スープを飲むと、ぐわっと「鶏」の旨味がほとばしります。戦慄が走ります。
白トリュフ? 鶏油?? パンタード???
香味油の風味がとんでもなく強くて、一気に福一ワールドに入り込みます。
でも、、、
このスープ、どこかで食べたことがある味に似てる、、、
最初、僕的には「中村屋」「AFURI」あたりを思い浮かべました。
神奈川淡麗系のあのスタイリッシュな塩ラーメンを彷彿とさせるような…。
でも、なんか、違う、、、これ、どこかで食べたことがある味だ…
どこだ!?!?
と悩んでいたら、らんちばさんがポツリと、
「あ、ビーハイブ(Bee-hive)のラーメンに似てない?」
と!!!
「おおおおお、そうだ!!ビーハイブだ!Naminoriだ!!」
って、僕は叫びそうになりました(心の中で叫びました)。
>かつてのビーハイブの実食レポ(2009年)はこちら!(この日もらんちばさんと一緒💛)
>ちなみにBee Hiveの斎藤さんの現在のお店についてはこちら!
>更に斎藤さんの最近のインタビューはこちら!(お懐かしい…😿)
…
見た目は違えど、この味、まさにあの「ビーハイブのNaminoriだ…」って。
(あと、麺処まるわの「琥珀」「翡翠」とも通じる味わいですかね!?)
でも、福一のこの塩そばは、更にオイリーな感じがしました(朧げな記憶をたどると…)。
オイリーでファットな高級パンタード(鳥)の塩ラーメン!?
僕的には、どこまでも「懐かしさ」を感じる塩ラーメンでした!!
麺はこんな感じです!!
圧倒的な存在感を醸し出すこの福一の麺。
変わっていなければ、昭和6年創業の京都の老舗製麺所「麺屋棣鄂」の麺だと思います。
棣鄂っぽさを感じる存在感のある細めのストレート麺でした。
千葉で麺屋棣鄂の麺が食べられるってことで、とても話題になりましたね。
2021年の今、この麺を食べても、「おお、凄い…」って思うのだから…。
きっと、ホンモノの麺だってことなんだと思います!
「特製」なので、トッピングも豪華絢爛であります\(^o^)/
林SPF肩ロースチャーシュー(中央左手)に、
ホロホロ鶏の炙りチャーシュー!(画像右手の小さな塊)
更に、低温調理チャーシューが二枚ついています。
福一ですから、もう美味しくて当たり前。脇役に留まらない存在感のあるお肉達でした。
「林SPF」という言葉が気になったので、調べたら、もうビックリ…
本来豚は母親(母豚)のお腹から産道を通って出てくる時に、母豚の持っている豚特有の病原菌を持って生まれてきてしまいます。/この5つの大きな特定病原菌を母豚のお腹を帝王切開して取り出すことで排除した豚のことをSPF豚といいます。林SPFはこのSPF豚の曾孫豚になります。
わざわざ帝王切開して産んだ豚なんですって、、、Σ(・□・;)
更に、「日本SPF豚協会」なる団体もあって…。深い世界があるんですね…
…
また、チャーシュー以外にもトッピングは色々です。
九条ネギ、白髪ネギ、そしてヴィジュアル的に華やかなほうれん草!!
更に、黄柚子も入っているんだとか…(入っていたのかなぁ…💦 分かりませんでした…)
そして、特製だけに入ります、、、
味玉!!!です!!
やっぱり僕は味玉が好きな人間なんだ、、、(;^ω^)
福一の味玉となれば、もう他と違って当たり前!(!?)
…と言いたいところですが、そこまで変わった味玉…ではなかったかな…💦
むしろ、上品で大人しい感じの味玉でした。
他(スープ、麺、チャーシュー)がオール4番(野球)みたいな感じなので…
味玉は、どちらかというと名脇役的な…
…
で、、、
福一名物の「半チャーハン」も頂きます!!
石曽根さんの息子さんが作る気合いの入ったチャーハンです。
このチャーハンは、作るその調理過程も見ることができます。
(逆に石曽根さんの方は再び、奥の厨房へ…😿)
ガチャガチャ、ジュージューっという音がこれまたなんとも…
…
そんなこんなで、、、
ジャーン!!!
一皿400円の「半チャーハン」です!!\(^o^)/
これは、、、パラパラとしっとりのちょうど間くらいのチャーハン!?
味はわりと控えめで、油分も抑えた感じのチャーハンでした。
これ、「ラーメンのセットのためのチャーハン」になってる…!?
単品としてのチャーハンとは違う味わいになっている!?
ラーメンを美味しく食べるためのチャーハン!?
おそらくその辺を意識した味づくりをしているのでは??って思いました。
(あくまでも僕の憶測ですので…💦)
なんか、どこか抑制された?自制された味わいのチャーハンのような気がして…。
今度は夜、息子さんの中華料理を味わいながら、この続きを考えたいな…、と。
…
そして最後に…
麺や福一の特製ポテサラ
です!!
これ、昨年12月から提供開始された<最新作>なんですって!!
このポテサラ、尋常じゃなく美味しいポテサラでした!!
マヨネーズ、これ、自家製??って思うほど…(;'∀')
こんなとろけるようなマイルドなポテサラ、人生初めてだ…💦
しかも、味付けも(上のチャーハンと違って)めっちゃ攻撃的…(しょっぱさ抜群!)
いったい、なぜ、このタイミングで、このポテサラを!?!?
しかも、このポテサラ、とんでもなく異常なほどに美味しいポテサラでした!
***
というわけで、、、
2021年新春、成田の巨匠・石曽根さんの「麺や福一」のレポをお届けいたしました!
お正月限定の「パンタードの塩そば」、とっても美味しかったです!!
僕的には、美味しかった以上に、懐かしかった…(ビーハイブを思い出せたという意味で)
チャーハンも、ポテサラも、「福一のミライ」を感じる逸品でした\(^o^)/
これからきっと福一も、息子さんの世代になり、在り方も変わっていくのだろうな、と。
僕的には、これからも、来られる時にレポし続けたいなって思います!!
…
おまけ
麺や福一のすぐお隣にも、昨年、ラーメン屋さんが新たに登場したんですよね。
その名も、「ラーメンボーイズ」!!!
こちらのお店は、1月4日から通常営業を開始しているそうです。
ってことは、もう普通に行って食べられるってわけだな💛
復活した千葉を誇る「麺や福一」に、G系・二郎インスパ系の「ラーメンボーイズ」。
この二つのお店が、まさに「成田の激震地」ってことで、、、