先週に引き続き、またまた来てしまいました。再確認のために・・・
先回は、なんか色んな意味で感傷的になっていたので、、、今回は冷静に、冷静に・・・
改めて、限定ラーメンの『和風つけ麺』は個性的でオリジナリティーの高いつけ麺だということがわかった。
まずこのつけ麺のベースは、煮干しを中心とした魚介系スープ。和風というくらいだから、基本的に出汁が決め手となっている。だが、とんこつ専門の頑々坊子の技法が生かされていて、豚骨のふくよかな旨味がしっかり効いているのだ。ここまで書くと、「ああ、最近飽和状態の魚介豚骨ね」、と思ってしまうかもしれない。だが、近年主流の青葉を基調とした濃厚魚介豚骨とは趣を異にしている。この点は強調しておきたい。
目を閉じて食べると、あっさり和風ダシの醤油ラーメンの味がする。しかし、目を開けると白濁スープならではの強いパンチとキレのあるスープに感じるのだ。つまり、味としては完璧な和風醤油スープなのに、ヴィジュアル的には濃厚魚介豚骨に感じられるのだ。ここがとても新鮮な点だ。
麺は取り立ててつけ麺御用達のものっていうんじゃなさそう。麺の改良の余地はあるかもしれない。これが答えだ!っていうのはラーメンやつけ麺にはないんだけど、やっぱりどこか物足りない、というか、若干インパクトに欠ける気がする。だが、そうはいっても、最近流行のもっちりとした太めの麺にしてしまうと、ここならではの個性がなくなってしまう。難しいところだ。
チャーシューと味付玉子はそれほど特徴的ではないが、決して貧弱ではない。この時代にあえて固ゆで玉子で挑んでいる頑々坊子ならではのざっくり玉子はここの風物詩ともいえるだろう。チャーシューもやわやわでとろんとした肉感なんだけど、スープや麺との相性は抜群に良い。
トッピングで「ねぎ」(辛く和えたネギ、150円)を注文した。これがまたユニーク。別皿にのっていて、超大盛り。ネギだけでお腹一杯になりそうなほど。これを後から徐々に足していくと、和風豚骨醤油味から、ピリ辛魚介味に変わっていくのだ。まさに「ダブルテイスト!」って感じで、面白い。余裕があったら、ネギトッピングで頼むのもいいだろう。
二度目にして思うのは、やっぱりここの「和風つけ麺」は絶品!ってことかな。ここのラーメンやつけ麺はだいたいすでに食べたけど、この和風つけ麺は突出して素晴らしい。是非ご賞味あれ!(いつまで限定か分からないので、お早めに!)
頑々坊子
千葉市中央区新千葉2-3-12
043-248-0205
11:30~11:30(中休みなし!)
お休みは日曜・祝日
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