僕は、「石神チルドレン」です(もうこの~チルドレンっていうのも古いかなあ…)。でも、石神さんの背中を追いかけているのは今も変わらずです。信者ですね。スレーブ、虜、なんでもいいです(^O^)。この人がいる限り、僕は自分のラーメン道を迷わずに邁進します。
今年も『極うまラーメン』(ハンドサイズ)が出ました。今回は、なんと埼玉VS千葉のネオ醤油対決! 千葉はもちろんですが、埼玉ラーメンに惹かれている僕にタイムリーな特集です(^O^)!
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埼玉の醤油は、『弓削多(ゆげた)醤油』がクローズアップ。うえだ、凪、信玄等、埼玉を代表するラーメン店が使用している醤油で、我らが千葉のBee Hiveやばくばくも使用しているみたいです。
そんな弓削多醤油を使った新店が石神本に掲載されていたので、頑張って行きました。
場所は東松山。東松山駅からタクシーで1500円くらいです。3、4kmかな。県外からだとアクセスはかなり悪いです。ただ、バス停がお店近くにあったので、バスでのアクセスは可能ですね。
上の写真の「タイヤ館」が目印になるかと思います!
「ラーメンつけ麺奔放」は、2011年9月にオープンした新店です。つまり、どーち@都賀と同じくらいですね。…と考えると、本当にまだ新しいわ(苦笑)。
しかし、既に大人気店ですね。国道沿いということもあると思いますが、人が次々にやってきます。『国道沿い』ってやっぱ凄いんですね。
店内は今風ですね。今のトレンディなお店です。L字カウンターのみ。製麺室がどかんと置かれています。券売機はラーメン店によくあるタイプのもの。
平日5食限定の東松山焼き鳥入り味噌ラーメンも気になりましたが、ここはまず店主さんオススメの『正油ラーメン』を注文。それから、『ラー油つけ麺』が気になったので、こちらも麺少な目で注文しました。
結論から言います。この正油ラーメン、お見事でした。素晴らしい。
淡麗醤油系の最高峰を見た(味わった)気持ちになりました。素晴らしいバランスでした。こんなにバランスのよい淡麗醤油ラーメンは初めてかも。千葉的にはクローバーやばくばく系統ですが、醤油が極めてまろやかで優しく感じる点で、かなり突出している気がしました。
この手の淡麗醤油系って、ややもすると、濃厚豚骨魚介系と同様に『またお前もか』になってしまいますが、こちらはその上を行っていました。醤油の味が立ってないのが一番の魅力ですね。背脂もいいアクセントになっています。
そして、モチモチゴワゴワワシワシの自家製麺が素晴らしかった。この麺、好きだなあー。やや喜多方な感じ?あるいは山形な感じ?! ぶっとくてワシワシ系なんだけど、どこかモソモソしているんです。このモソモソ感が僕の心にズキュンときました。
しかも、チャーシューは通常のラーメンで三枚でかいのが乗っています。素晴らしい!この気前のよさもまた人気の秘訣でしょう。しかも、一枚一枚、レンジで温める徹底ぶり。もう恐れ入ります。まさに『手間隙惜しまず』ですね。
さらにメンマは渡なべスタイル。
一センチ以上ある太いメンマは、ゴリゴリっと食べる最高のメンマでした。
まさにパーフェクトな淡麗醤油ラーメンだったと思います。非の打ち所のないラーメンでした。久々に知的に興奮するラーメンに出会えました☆
続けて、ラー油つけ麺を!
担々つけ麺じゃないのがポイントですね。こちらのつけ麺は、まさに辛痺系、マーラーつけ麺でした。かなり痺れますね。でも、こちらも程よい刺激に留めています。この微妙な引き具合が堪りませんね。で、旨味たっぷりです。
刻みハラペーニョが入っています。
ハラペーニョ入りのつけ麺って、何気に新鮮ですよね。ハラペーニョって、なんとも言えない刺激感ですね。美味しいとは言わないけど、ユニークです。
麺はラーメンと同じワシワシモソモソ系の麺です。つけ麺にしても旨いですねー。麺がとにかく旨い。
つけ麺もチャーシューは三枚トッピング。豪快です。
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いやはや、こんな素晴らしいラーメン店がこの東松山にできるとは…( ̄□ ̄;) びっくりです。マニアックで超ポピュラー。個性的で万人向け。
埼玉のラーメンのレベルの高さを痛感しました!