熊本、一日目の夜、こちらの「お仲間さん」と、お寿司屋さんに行きました。
その名も、、、
麺屋
じゃなくて、、、
であります!!!
ラーメンフリークの僕には、「鮨屋」が「麺屋」にしか見えないんです(苦笑)。
でも、間違いなく、「鮨屋」って書いてあります。
お寿司屋さんなんて、普段は、「銚子丸」にしかいかないからなぁ、、、
ドキドキします…
(ただ、今回は、懇親会の後なので、ちょっぴりコースで♪)
まずは、お刺身~♪
ひゃー、なんか、素敵です(;;)
この世界には、こういう世界もあるのかー、と。。。
左から、イサキ炙り、かんぱち、羽魚(はいお)、太刀魚。
イサキは、鯛に匹敵する魚とも言われていて、その食感も抜群でした。
炙りなのがたまらないですね。
かんぱちは、ブリよりも高くて、「高級魚」の一種。西日本で主に取れる魚なんだとか。
羽魚は、熊本でよく食べられる魚で、これが、めちゃめちゃ美味しかった!
鮪に近い魚みたいで、これには、感動しました。
太刀魚は、みょうがが添えられていました。
いやー、これだけで、大満足なんですけど、、、汗
そして、ホタルイカ!
つるつるっとした食感がとっても印象的でした。
お味も、臭みがなくて、すっきりとしていました。
酒がすすむなぁ、、、♪
で!!!!
これです!!!
ウニ!
雲丹!
うに!
きっと、普通の人は、「あー、ウニねー」って感じだと思うんですけど、、、
僕は、この20年間、ウニを一切食べないで生きてきました。
大学生の頃に、新宿の思い出横丁のどこかのお店で、ウニを食べたんです。
(大人の人にごちそうしてもらって、、、)
ところが、そのウニが悪かったせいか、そのあと、嘔吐が止まりませんでした。
その後、また学生の頃に、別のお店でウニを食べたんですが、、、
その時も、そのあと、嘔吐が止まらず、また蕁麻疹みたいなのが出てきました。
…
それ以降、いっさいウニを食べなくなりました。
ウニアレルギーなのかな?、と思っていました。
あれから、20年、、、、
今回、ふと、「過去を克服してみようかな」って思ったんです。
きっと、「信用できそうなお店」だったからだとも思います。
「きっと、ここなら、悪いウニは使っていないだろう…」、と。
そして、勇気をもって、一気に食べることにしました。
「えい!!!」
…
すると、一瞬、まったりとしたコクのある美味しさが感じられたのです。
「あれ!?!? ウニ、美味しい…」
その後、また「吐き気」がするかなと思いきや、大丈夫でした。
今回、人生で初めて、「ウニが美味しい」って思いました。
過去を一つ、克服した気持ちにもなりました。
ウニが食べられた!!!
もう、これだけで、僕は興奮して、感動してしまいました。
ちなみに、食べたのは、「やりいかとムラサキウニ」でした。
こちらは、カワハギ。
フグの一種らしいです。
こちらも、抜群の食感で、すっきりと美味しくいただけました。
いやー、凄いなぁ、、、
で、甘エビですね。
僕個人的には、海老フライ派なのですが、こちらはこちらで美味しいですね。
こちらのお店では、色々と味を加えているので、醤油をつけないで食べるんです。
醤油がなくても美味しいお寿司。
幸せこの上なし、であります。
そして、鰺の炙り。
いやー、これがもう、悶絶の美味しさで、ひっくり返りました。
炙った魚って、なんでこんなにもこんなにも美味しいのでしょう。
お肉じゃ経験できない、刹那的で、官能的な美味しさ。
最後の最後まで、涙涙でした。
***
今回は、なんといっても、ウニが食べられたことが大事件でした。
まさか、僕のこの人生で、再びウニを食べる日が来ることになるとは、、、
とはいえ、これからも、ウニは食べないかな。。。
よっぽどのお店じゃないと、、、、
あの過去のトラウマは、まだまだ克服できそうもない。
それくらい、酷い経験だった。。。
けど、ちょっとだけ、過去を克服することができました!
これは、個人的に嬉しい嬉しい「誤算」でした。
いいお店のいい料理であれば、いけることもあるんだなぁ、、、と。
もちろん、「アレルギー」で、絶対に食べられない人もいるかと思いますが、、、
ただ、その絶対がどれだけ絶対的なのか、、、
難しいと思うけど、時として大胆に攻めることも時にはありかな、と。
いや、こればかりは、「あり」と断言はできないけれど、、、
…