Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

横浜家系ラーメン四谷商店@四ツ谷 グローバル化する「家系」風ラーメン!?

一つ前の記事で、ちょっと辛口で「家系」風チェーンのお店のことを書きました。

でも、全ての「家系」風チェーンがダメ、というわけではないんです。

こちらのお店は、「家系」風チェーンの中でもよい方のお店だと思いました。

せっかくなので、一つ前の記事を意識して書きたいと思います。

***

先日、所用で、四ツ谷にやってきました!

四ツ谷駅周辺も、まだまだ食べたことのないお店がいっぱい!

今回は、少し面白い新店?!を目指しました。

その名も、

四谷商店

であります。

今、首都圏を中心に、「○○商店」という家系のラーメン店が登場しているのを知っていますか?

このお店は、四ツ谷にあるから、四谷商店。

もともとは、町田にある町田商店らしいです。

いわゆるセントラルキッチン方式のチェーン系のお店なのですが、

社長さんは、もともとラーメン好きで、「壱六家」の店長にまでなった方だとか。

壱六家のHPはこちら

(…近いうちに、この壱六家の本店に行くぞー!笑)

家系ラーメンの中でも「壱六家」に惚れた男の新たな挑戦が、こちらの「商店系」らしいです。

その男の名は、田川翔!

詳しくはこちらのサイトを

こちらのサイトでは、セントラルキッチンの詳しい内容まで記されています

ラーメン店を完璧に「ビジネスモデル」にし、次々に関連店を増やしている、というところでしょうか!?

フリーク的にややナナメから言えば、新たなラーメンを創ること・最も自分らしいオリジナルなラーメンを創ることにではなく、自分が美味しいと思う既存のラーメンを「ブランド化」して、「プロデュース力」を高めて、自社工場の「商品」を提供するお店をどんどん増やしているお店、という感じでしょうか!?

そもそも「家系ラーメン」ですからね…。「家系ラーメン」というローカル?なラーメンをどこまでもスタイリッシュにして、どんどん広めていく、そんなお店なのかな、と思いました。

その会社の名前は、『株式会社ギフト』であります。

「ラーメンを世界への贈り物に」って、、、

凄いコンセプトだ、、、汗

こちらの四谷商店もまた、こちらの(株)ギフトによるお店だそうです。

日本のグローバル化?、ないしは本当の開国?以後、

ラーメンを求める外国人旅行客は右肩上がりで増えています。

そのためか、ちゃんと英語、中国語表記のメニュー表も用意されています。

これは、嬉しいサービスですね。

で!!!

先日も「価格」について色々と書いたのですが、、、

こちらのラーメンは、基本で680円。塩も680円。

チャーシューメンでも、930円。

一つ前の記事のお店は、基本が豚骨醤油で760円、塩は770円。

チャーシューメンはなく、特製豚骨醤油が960円。

同じ「家系」風チェーンでも、結構値段が違うんです。

しかも、前者は四ツ谷駅すぐの場所にあり、後者は西千葉駅すぐ。

(ちなみに吉村家総本山だと、基本680円で、チャーシューメンが780円)

(なお、横浜家系スタジアムガッツ@稲毛だと、基本690円、特製890円)

(近所の武蔵家は、基本600円、チャーシューメン800円)

同じ家系ラーメンでも、値段は本当に色々なんですね。

ここでは、基本のラーメン(並)を注文しました!

ジャジャーン!!

こちらが、今勢いにのる「商店系」、四谷商店のラーメンです!

なかなかクリーミーで、マイルドで、元祖家系とはやや異なる味わいになっています。

稲毛の正栄家のラーメンに似ている気がしました。

基となっている「壱六家」が、きっとこういう方向性のラーメンなのでしょう。

(本当に近日中に行きます!、多分、、、汗)

吉村家の味が好きな人からすると、、、どうなんだろ!?

本流からすると、ややジャンクさにかける、というか、パンチに欠ける気もします。

が、別物として考えれば、こういうマイルドな豚骨醤油もやはり美味しい。

しかも、豚のみのスープというのだから、、、

実にあっぱれでありました。

駅チカで、この値段で、この味なら、満足できるかと思います。

zoom up!

こちらも、セントラル方式のスープかな、と。。。

家系の豚骨スープって、かなり臭いがでると思います。

このお店も、豚骨臭はなくて、スタイリッシュな感じになっていました。

そんなオシャレで都会的な雰囲気の中で食べる濃厚でクリーミーな豚骨醤油ラーメン。

なかなか、面白い経験になりました。

(実はめちゃめちゃ野蛮な料理なのに、それを一切全く感じさせない感じが…)

麺はこんな感じです。

うん、家系ラーメンっぽさを残す麺になっていました。

家系ラーメンには、家系ラーメンに合う麺があるなぁ、としみじみ思いました。

カウンターに色々と定番の卓上調味料が置いてありましたが、

そこに、生たまねぎが置いてありました。

嬉しいサービスですよー!!

昨日のレポのお店には、ニンニクも生姜も玉ねぎも置いてなかったなぁ、、、

価格だけの問題じゃないな、、、

こういう風に、卓上調味料が充実しているのも、「家系らしさ」の一つですよね。

「家系」を標榜するのであれば、ある程度、しっかりやってもらいたいものです(このお店のことじゃないです)。

とはいえ、こういう風に「家系ラーメン」をブランド化して、チェーン展開すること自体、

僕の中で、「うーん」という気がしてなりません。

でも、まぁ、それがビジネスと言えばビジネスなんだろうけど、、、

それに、吉村家だって、ラーメンショップの味をうまく真似て、それを昇華させたものだから、、、

うーん、この辺は、まだなんかしっくりこないなぁ。

これからも、このことは考えていきたいなと思います。

コメント一覧

kei
マッチョさん

こんにちは。コメントありがとうございます。「ビジネスで目先の金銭目的が先に来ているようでまがい物が出回るのはどうかと思います」というマッチョさんのご指摘には、完全に同意します。

とはいえ、チェーン店に救われている地域もあるのも事実ですよね。レベルの高いチェーン店が全国に広がること自体は僕も賛成です。

武蔵家にはよく行かれるのですか??
マッチョ
家系ラーメン
ブログ楽しく拝見させて頂いております。
Dr.Keiさんの言われる通り今回の家系ラーメンのチェーン展開化は「うーん」ですね。
友達とも話していたのですが、酒井製麺を使っていない家系ラーメン屋は家系を謳ってはいけないかと思います。
まぁ、そこまで厳密ではなくとも本物を食べれば違いが解りますよね!!
ビジネスで目先の金銭目的が先に来ているようでまがい物が出回るのはどうかと思います。
チェーン展開しているのはケミカル感が強いので、、、。
もっと本物が全国にチェーン展開してほしいと思う今日この頃です。。。(._.)
せい家や武蔵家は最高です~
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