絶品です。塩と鶏とトマトの絶妙な組み合わせ。ハイレベルなトマトラーメンだ!
福源は今回で二度目、昨年7月以来。(かつての記事はこちら)
この福源へのアクセスは車じゃないと難しいかな。モノレール千城台駅から徒歩30分くらいだが、それ以上に感じるほど。バスだと、千葉駅から大宮団地行きにのって「団地北口」で下車。福源は、どちらかというと、地元の人のための町の中華屋さん。メニューも色々だ。ラーメン以外のメニューも豊富だ。(*夏限定で、「にがうりラーメン」というのも提供されている!)(メニューは下で示します)
福源は創業13年(since1994)。いわゆるラーメンブームとは無縁のお店で、ひっそりと地道に営業している。いつ行っても、地元の人が来ていて、細々と、しかし着実に営業を続けている。店内は結構広め。テーブル席が2つ。お座敷にテーブルが2つ。客席から厨房は見えにくい。
で、【トマトラーメン】(800円)。トマト、レタス、チャーシュー、ニンニクスライスの入ったシンプルなラーメン。トマトは普通のトマトを使用しているが、すごく酸味が強く感じられる。スープは鶏がらベースのあっさり中華スープ。懐かしさとトマトの斬新さが相まって、独特な旨味を生み出している。また、レタスがとてもGOOD。スープをじっくりと吸い込んだレタスは絶妙なテイスト。麺は「千葉製麺」というところのもののようで、至って普通のシンプルなものだった。若干柔らか目に感じるが、町の中華屋さんのラーメンなので、妥当と言えるだろう。
基本的にはあっさりしていてすっきりしている。どの世代の人でも食べられるジェネレーションフリーなラーメンだった(四歳のうちの甥っ子も、他店のラーメン以上にもぐもぐと食べていた!)。
ただ、前回の記事でも書いたことだが、トマトとスープの味が乖離していて、食べていてまとまりに欠ける印象はあった。トマトを食べるときの味わいと、スープや麺を味わうときの味覚がずれるのだ。これは、良し悪しの問題ではなく、好みの問題になってくると思う。今回食べた印象としては、これはこれでありかな、ということだった。トマトをメインにしたラーメンって、ややもするとパスタのようになってしまう。けれど、福源のトマトラーメンは、しっかりとしたラーメンに仕上がっていた。これは讃えるべきところだと思った。
他の中華のメニューもハズレなしで旨い!
中華福源
若葉区多部田町35-1
043-234-3880
11:00-14:30
17:00-21:00(L.O.20:30)
火曜日・第一月曜日OFF