いや~、すごいラーメンに出会ってしまった。
(すごくいいか、すごく悪いかはここでは書かないことにしよう)
というか、すごいという言葉が陳腐に感じるほどに強烈なラーメンだった。
というわけで、外房ラーメンツアー(本当は出張のお仕事!)、
二軒目!
二軒目は三軒屋から徒歩15分くらいかなぁ、
それほど遠くない「岬らーめん」。
僕個人としては、2006年11月10日以来、二年三ヶ月ぶり。
このお店、メニューが多くて、
一度行ったくらいじゃ語れないラーメン屋さんなのだ。
岬らーめんはとにかく「謎」の多いラーメン屋さんなのだ。
その謎ゆえか、あまりこの辺りではポピュラリティーを得ていない。
でも、地元の常連さんとかもしっかりいるみたいで、
今日行ったら、常連さんらしき人がぱらぱらと集まっていた。
今回は、前回心残りだった「えびだしらーめん」を注文!
(海老ラーメン大好き人間としては期待度高し!)
出てきたラーメン(写真上)は、見るからに美味しそうなラーメン。
海老油がたっぷり入った濃厚系かな、と思い、
ワクワクドキドキ~!
だが、しかし・・・
スープを一口飲んで、思わず手が止まってしまった。
な、な、な、な、
なんだ・・・これは?!
このスープ、どう考えても、ラーメンのスープに思えない。
ミネストローネのような・・・
ブイヨンスープのような・・・
トマトスープのような・・・
そういうスープのようなラーメンスープなのだ。
それに海老の風味が加わっていて、
なんともスペイン風というか、なんというか・・・
地中海系ラーメンとでもいうべきか・・・
とにかく言葉ではうまく言いあらわすことのできない味のスープなのだ。
でも、しいていえば、地中海系魚介ブイヨンスープ系海老ラーメン?!
そんな感じのラーメンになっていた。
これはすごい。美味しいとかまずいとかそういうんじゃなくて、
これはもはや日本のラーメンの範疇には入らない麺料理なんじゃないかな?!
僕はもう、目が真ん丸くなっちゃって、困ってしまった。
三軒屋の方が王道でスタイリッシュで完成度も高い。
でも、岬らーめんの方が強烈で個性的でぶっとんでて強烈。
こういう二つのタイプのラーメン屋さんがあるっていうのは、
この土地にとってはとてもいいことだと思う。
よく言えば共存、きつく言えば熾烈なバトル、
そういうパートナーシップが生まれるからだ。
前回の印象をはるかに上回る超衝撃ラーメンでありました。