ようやく12月31日のレポ①にたどり着きました😊
31日は、みやぎ白石蔵王スキー場で28年ぶりにスキーをして、紅白が始まる前にラーメン&うーめん巡りを少しだけしました。
とはいえ、31日の大晦日。どのお店も営業していません…。
ホテルでもらった「うーめんマップ」を見ながら…
町中のお店に電話をしてみるものの、、、
「もう終わってしまいました」「本日は休業です」ばかり…( ;∀;)
でも、(昨日の関東家をのぞいて)営業しているお店があったんです。
小杉食堂
です!
店内に入ると、もうそこはまさに地方の老舗食堂そのものでした。
こういうお店に来たくて、遠方のお店をめぐっているんだよな…って。
なにもかもが理想的なお店でしたね☝
まず、目に飛び込んできたのが、こちら!
生卵トッピングというのも、「おお!」って感じですが…
その隣に「揚玉(タヌキ)トッピング」(50円)ってあるじゃないですか!
これ、ラーメンにも適用できるらしく、たぬきラーメンにすることができるんです。
天ぷらラーメン愛好家としては、もう絶叫したい気持ちになりました。
「2021年12月31日に、白石でたぬきラーメンを見つけたぞー!」って。
メニューはシンプルですが、…ここはれっきとしたラーメンがメインのお店ですね☝
個人的には、「子供中華」がすごく気になります(苦笑)
色々とありますが、こういうお店にきたらまずは「中華そば」でしょう☝
でも、同じく「塩ラーメン」もおススメみたいなので、二杯いきましょう。
うどん、そば、うーめんもしっかりあります。
うーめんマップに出ているくらいですからね。
新メニューに「みそたんたんめん」もありました。
つめたいうーめんも気になるところですが…
ジャジャーン!!!
こちらが小杉食堂で出会いました、
タヌキ中華そば
(中華そば+タヌキトッピング=600円)
です!!
2021年の最後の日に、まさかこんな素敵なラーメンが食べられることになるとは…😂
ここのラーメンはオール無化調で、麺もすべて自家製麺なんですって!!
zoom up!
とっても美しいヴィジュアルのラーメンです。
スープは、鶏、豚、乾物、昆布等を使った昔ながらの素朴な味わい。
そこまで乾物の旨味は目立っていませんが、ほんのり和の旨味が感じられます。
これは、バランスが最高レベルの昔ながらの中華そばの味だな、と。
味もまたすごく素朴で優しい味わいなので、話題にはならなそうですが、匠の味わいでした。
55年前といえば、1966年~1967年頃ですね。
その時代の味をそのままに、今に伝えているような味わいのスープだったかな?!、と。
トッピングは、昔ながらの小さめのチャーシューが二枚、ほうれん草、ネギ、メンマ、のりがデフォで付いていて、+50円のタヌキが入っています。
チャーシューがちょっと面白かったです。明らかに「昔ながらのチャーシュー」なんですけど、なんとパサパサしていないんです。パサパサしてない昔のチャーシュー!!
タヌキ=天かす(揚げ玉)が入ることで、あっさりとしたスープにパンチが出てきます。僕にとっては、これが「年越しそば」になりました。やっぱりタヌキラーメンは、美味しいし、また背脂とかよりもヘルシーな感じがします。
そして、55年作り続けてきた自家製麺!!
こちらの麺もまた、スープ同様に、優しくてソフトな食感の中華麺でした。
音を立てて、ズルズルっと麺をすすると、至福を強く感じました。
ローカルな町の老舗の食堂で年越しのラーメンをすする喜びたるや…
タヌキ入りのおかげで、最後まで美味しく頂けました💖
…
そして、続いてちょっと変化球的な…
塩ラーメン(650円)
です!!
中華そばが550円なのに対して、塩ラーメンは650円也。
100円だけ高級なラーメンになっています。
トッピング的には、わかめが加わっている感じですね。
スープを飲んで、ぶったまげました。
「な、な、なんだ、この未体験ゾーン突入の塩スープは?!…」
これまで、数えきれないくらいの塩ラーメンを食べてきましたが、この味は初めての味だ…。
直感的には、お酒(酒粕?)入りの塩スープという感じ?!
聴くと、調理酒を入れているということでしたが、そのレベルじゃない気が…。
年末年始にぴったりの塩ラーメンって言っていいかもしれない…。
また、吞んだ後の〆のラーメンにもぴったり!という感じがしました。
しょっぱさは控えめで、とにかくこれまで味わったことのないお酒テイストの塩スープでした。
また、わかめが入っていて、そのわかめの風味もスープに反映されているように思いました。
麺は、…中華そばの麺と一緒かな?!
うん、やっぱりいいですね~~💖
素朴ながらに、力強い自家製麺。
形状的にはやはりおそばに近いかな?!って思いました。
量も結構多くて、お腹一杯になれる貫禄の一杯でした\(^o^)/
***
というわけで、、、
2021年最後のラーメンとなった【小杉食堂】のレポをお届けいたしました。
これもまた一期一会ですね。
半世紀にわたって、白石で営業を続けてきた小杉食堂。
そこで食べる優しくてじんわり美味しい素朴なラーメン。
こういうお店に出逢いたくて、ずっとラーメンを食べ歩いてきたんだよな…って。
また、こういうローカルな食堂に来ると、やれ「家系」だ「二郎系」だ「鶏白湯系」だって1mmも思わないで済みますからね。難しいことを考えなくてよいというか、、、苦笑
カテゴライズしなくていいお店ほど、マニア心をくすぐるお店はありませんからね。
ラーメンだけじゃなくて、生そば、うどん、うーめん、丼etc、いっぱいあります。
また白石に来たら、このお店にも立ち寄りたいなって思いました。
そう遠くない未来、また白石に来る気満々なので👆
こちらの方が、小杉食堂の創業者です。
現在、95歳くらいで健在なんだそうです。
自家製麺にこだわって、半世紀以上、このお店を守ってきたんですね。
麺、素朴ながらにとても優しい食感の麺で、美味しかったです💛
店内はとても暖かかったですが、外は極寒の東北…
積もったばかりの雪をザッザッと踏みしめて歩きます。
紅白が始まるまで、あと1時間。
最後の最後に、最後の一軒に向かいます!(まだ食うんかい~😂)
小杉食堂は、白石駅から歩いて13分くらいかな?!
皆さまも白石に来たら是非小杉食堂へ!!