2021年のコンセプトは、”New experiences!"(新しいもろもろの経験を!)。
これまで長年、「ラーメンブロガー」として、主にラーメンを中心にブログを書いてきました。2005年のブログ開設以降、ず~っと「ラーメン」にこだわってきました。雨の日も風の日も、ラーメンを食べては、ラーメンを書く日々。一円にもならないのに、なぜかずっと書き続けてきました。
そして、まさか自分が本当に書くとは思いませんでしたが、「ラーメンと教育の学術書(?)」も出すことができました。
2005年からずっとずっと「ラーメンの探求」を続けてきて、とりあえず「結果(本の出版)」もできて、また世界のラーメンの食べ歩きもしてきて、ある程度「やることはやった」という気がしています。(この本については、心底自分の中で満足しています。あまりラーメン界では話題になりませんでしたが、いつか誰かが「評価」してくれるだろうと、信じています。
これから先は、ラーメンのことは若いラーメン好きの人に任せて、自分は自分の道を新たに突き進みたい、とも思うようになってきました。もう「ブログ」という時代でもないですし、「ラーメンブロガー」の存在理由も薄れつつあるし、今や「ラーメンYouTuber」の時代になっていますし…。
…
そんなこんなで、今年は、もっともっと自由に、素敵な食べ物を好きなように紹介していきたい!って思って、色々試行錯誤しながら書いています。
今後、自分が力を入れたい!って思っているのが、「パン屋さん」です(n*´ω`*n)。
普段あまり書きませんが、僕は「ヨーロッパのパン」が死ぬほど大好きなんです。フランスパンだけじゃありません。欧州各国の素敵なパンをこれまで色んな所で食べてきて、心底「ヨーロッパのパン」が好きになりました。もちろんヨーロッパに行ったら、まず「パン」を食べます💛
そんなヨーロッパのパンも、探せば日本でも色々楽しむことができるんです。美味しいドイツパンだって、通販で買えますからね。僕がこれまでヨーロッパでたしなんできたパンをベースにして、日本の美味しいパンをブログで書いていけたらいいなぁって思うんです。
ただ、その「パンを書く」というのは、意外にも難しい…。どう書けばいいのか…😢 そこらへんもまた「勉強」ということで、パンのレポもしていきたいなって思うんです。
で、我がhometownの都賀エリアで本ブログ的にプッシュしたいのが…
ベーカリーtocco
です!!
ここは、ラーメン店で言えば「頑固な個人経営のこだわりのラーメン店」みたいな感じ??(苦笑)
全然いかついお店ではありませんが、個人店で、こだわりのパンを日々焼き続けています。「ダイニング醍醐」とのコラボもやっているお店で、地元の「食通」の人から心から熱烈に愛されているパン屋さんですね☝
…
さて、今回は何を頂きましょう!?
今回、僕が一番食べたかったのが、こちらの「リュスティック」
リュスティック(rustique / rustikal)は、フランス語で「田舎風の」「ひなびた」「簡素な」「素朴な」「武骨な」といった意味を持つ形容詞、ですね。
このパンの考案者とされるのが、日本のフランスパンの父とも言われる「レイモン・カルヴェル(Raymond Calvel)」という人。この人が伝授したパンの一つとされるのが、「リュスティック」と言われています。
日本ではあまり見ないタイプのパンかもしれませんが、欧州に行けば、こういうタイプのパンはい~~~っぱい売っていたりします。僕も「リュスティック」って意識はしないけど、こういうタイプのパンは大好きで、やたらに食べてきた気がします(苦笑)
そんなリュスティックをtocco風に色々手を加えたのが、この日に作られた自家製リュスティック。なんとなんと、タンドリーチキンといんげんを加え、カレー風味にしたというリュスティック。
おはようございます🌂
— ベーカリーtocco (@tocco24886756) May 17, 2021
本日のリュスティックは、タンドリーチキン&いんげん230円です。焼き上がりは11時半頃です。
ムシムシジメジメしてきましたね、食品管理にも充分ご注意下さいませ。
今週もどうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/xUTyoUUjKq
このツイートを見て、飛んできたわけです(苦笑)
これは是が非でも食べてみなければ、と\(^o^)/(実食レポは以下にて!)
あと、toccoに来たら、是非食べたいのが、こちらのバタール!
280円で味わえる本格的なフランスパンの世界。
一斤(一本)買えば、二日~三日は楽しめます。パンのために生きられます!!
更に、オリジナルの創作パンがい~っぱい並んでいます。
ドイツ派の僕的には、是非「カリーヴルスト」を食べて頂きたいですね~。
カリーヴルスト(Currywürst)は、ドイツ語で「カレーソーセージ」。
そのカレーソーセージのパンがtoccoにはあるんですから!!(大プッシュ!)
でも、今回はそのお隣にあった「和風ウィンナー」を食べてみることにしました💛
また、こんなかわいいパンたちもいっぱい!!
色々ありますが、僕の大好物はなんといっても「明太子フランス」。
toccoの明太子フランスはいったいどんな明太フランスなんでしょうか?!(こちらも以下にて)
更に、チョコフランスやミルクフランスなども…
やっぱりここは、「フランスパン」を基調にしたベーカリーなんですね~。
本格的なパン屋さんであればこそのラインナップになっています。
塩パンもありました。
ドイツで塩パンといえば、Brezel(ブレッツェル・プレッツェル)ですね。
このブレッツェルがあったら、もうたまらずに買っちゃうと思います…苦笑
toccoの塩パンは、日本で流布しているタイプの塩パンですね。
ここの塩パンはどんな味でしょうかね!?(こちらも以下にて!)
お店の人曰く、この「クリームパン」が大人気なんだとか!!
そりゃ、そうでしょう。これ、むっちゃ素敵ですからね。
見た目も味も、キラキラと輝くパンであります!!
そんなわけで、今回は、これだけ買ってみました\(^o^)/
これだけ買っても、チャーシューメン+チャーシュー丼くらいのお値段です(苦笑)
…
その中で、えりすぐり?のパンをここでご紹介!!
まずは、リュスティックです!!
どう食べるかは人それぞれでしょうけど、僕ならこう食べます!というのをご紹介。
リュスティックをまず半分にカットします。タテではなくヨコにカットします。
そして、その中に、バターとチーズを入れて、トースターで焼きます。
そして、ある程度焼けたら、生ハムをこんな感じで3~4枚加えます。
そうしたら、これを重ね合わせて、もぐもぐっと食べるんです。
この食べ方こそ、ヨーロッパのホテルの朝ごはんの贅沢な食べ方!!
生ハムをいっぱいパンにはさんで食べると、もうとんでもなく美味しいですから!!
チーズも、日本の(マ●イ)チーズじゃなくて、輸入チーズにするとより美味しくなります。チーズ一つで全然味が変わってきますから!! 日本のスーパーでも、イタリアやフランスからの輸入チーズがわりと簡単に買えたりもします。
是非、チーズも色々試して頂きたいものです\(^o^)/
断面はこんな感じになります。
このリュスティック、本当にいんげんが入っていてビックリでした(n*´ω`*n)。
タンドリーチキンはどこでどう入っていたか分かりませんでしたが、チリ?唐辛子?が入っていて、スパイシーで刺激的な味わいもわずかに感じられました。
ただ、これは、「調理パン」や「菓子パン」ではないので、やっぱりこうやってチーズや生ハムを挟んで食べるのが一番贅沢な食べ方かな!?って思います✨
外はガリガリっとしていて、中はもっちもち。まさに「カイザーゼンメル」のような味わいのパンでした。嗚呼、こんな美味しいパンを食べると、またヨーロッパに行きたくなるじゃないですか!!😿
そして、日本で大人気の「明太子フランス」!!
こちらの明太子フランスは、なんといってもパンの食感が最高で…
明太子は、これ、明太ソースって言っていいのかな?? かなりソース感のある美味しい明太ソースになっていました。いや~、やっぱりパンが美味しいと、明太子フランスもぐっと引き締まるなぁ~~って。
これなら、本当に毎日でも食べたくなる美味しいパンですね~~💛
そして、こちらがカリーヴルストの応用バージョン??の「和風ソーセージ」です。
こちらは、かなり「調理パン」っぽい感じで、このままでとっても美味しく頂けます。
なんといっても、このパンの中には「紫蘇」と「きんぴらごぼう」が入っていたんです。
もう、これにはたまげました。ソースも和風で、なんとなくテリヤキソーセージバーガーみたいな感じだったかな?? こりゃ、バーガーキングもモスバーガーもビックリだ\(^o^)/
塩パンは、それこそリュスティック(素朴)なパンでした。
シンプルで、ソフトで、しっとりとした食感の塩パンでしたね☝
個人的にはもっとしょっぱい方が好きかな?と思いましたが、日本人的にはこれくらいがよいのでしょうね。ドイツのBrezelは、日本人的には「衝撃のしょっぱさ」になりますからね。
いや~、どれも美味しかったです。
***
というわけで、、、
ベーカリーtoccoのパンの食レポをお届けいたしました!!
toccoのパン、本当に美味しいですね~~~\(^o^)/
まだまだ食べたことのないパンもいっぱいですから、これからも「ダイニング醍醐」とセットでレポを上げていきたいなぁって思います。
…
これからは、既に述べましたが、これまで同様「ラーメン」のことも追いかけながらも、自分の原点である「洋食」や「ヨーロッパのグルメ」をもっともっと追及していきたいなぁって思います。
やっぱり、僕は食べるのが大好き💓
食べている時が一番幸せだし、食べている時にこそ、本来の自分になれる(苦笑)。
生きていれば嫌なこともいっぱいあるし、生きるために働かなきゃいけないんだけど、働いていると我慢することばかり。我慢と辛抱と根気と…。
だからこそ、食べている時くらいは何も考えずに、無心で「食」を味わいたいなぁって思います。(だから、僕は職場では極力食べないんです。「働く」ということの中に、一番大切な「食べる」という行為を入れこみたくない(苦笑)。食べるという神聖な行為がけがれてしまいそうで、嫌なんです。
世の中には、拒食症の人もいれば、過食症の人もいますし、食べたくても(糖尿病等で)食べられない人もたくさんいます。なので、あまりこういうことは書かない方がいいのかもしれませんが…。「食べたくても食べられない人だっているんだぞ」、って…。本当にそれはその通りでして…。
ただ、人間が生きている限り、食べなければなりません。食べなければ死んじゃいますから。なので、きっと僕の場合、死ぬその時まで、たとえ食べるのが「病院食」でも、レポし続けるんじゃないかな??って思いますね。
45年生きてきて思うんです。「僕って、本当に<食>が好きなんだなぁ」って。
今の仕事をリタイアしたら、いずれは「食品業界」でひっそりと働きたいって思っているんです。「調理」というよりは「食品製造」や「食品加工」の世界で。。。人と関わる仕事じゃなくて、もくもくと作業をして、<食>に向き合って、静かに働きたいなぁって。。。
はい、そんな感じで、、、(;^ω^)…