京都の某大学にて、5時間近い研究会の後、、、
みんなで、京料理を楽しもうと、向かったのは、
京都・山科駅近くの閑静な住宅街?の一角にある、
料理処長島
という会席料理店でした。
このお店、「古民家」風の店舗で、すごく風情がありました。
創業50年以上の老舗の京料理店であります。
京風の古民家?
でも、どこか、洋風感もある!?!?
こちらのお店は、、、
山科駅から歩いてすぐだが、駅前の喧騒とは打って変わって、自然を感じる静かな空間の中に位置する。店の外観・内観ともに大正時代の趣を色濃く残し、店内は和と洋が融合した、大正ロマン溢れる雰囲気。四季折々の食材を取り入れた、目にも美しい会席を、庭が美しい和室や、モダンな空間の洋室など、魅力あふれる空間でいただける。
うん、やっぱり、和と洋の融合スタイルのお店なんだ…✨
大正時代のロマン主義=大正ロマン、確かに感じますね。
四季折々の食材を使った会席料理、楽しみです😊
ドリンクのメニュー表はありますが、、、
会席メニューの表はありませんでした。
ただ、オフィシャルHPに出ているので、そちらをご覧ください。
>令和五年文月(9月)会席メニュー(夜の基本メニュー\7,700税サ込)
会席メニューなので、「会席料理」となります。
でも、、、そもそも、、、
会席料理と懐石料理って同じ「かいせき料理」ですけど、その違いって知ってますか?!
会席料理とは、、、
会席料理は宴席から発生した料亭などで出される料理で、精進料理・本膳料理・懐石料理を総合したものです。
会席はもともと連歌や俳諧の席のことで、江戸時代以降料理茶屋で行われるようになり、酒席向きの料理へと発展、普及しました。現在は、宴会や冠婚葬祭において出される最も普遍的な日本料理として展開しています。
このように、会席料理は、懐石料理を含む総合的なコース料理ということになります。
会席料理の「会席」も、もともとは連歌や俳諧の席のことを言ってたんですね。
「最も普遍的な日本料理」…、凄いなぁ、、、💦
…
では、さっそく見て(食べて)いきましょう!!
最も普遍的な日本料理、、、
まずは、、、
先附【茄子南蛮寄せ】
です!
先附(さきづけ)は、お通しや突き出しのことですね。
海外的に言えば、「Appetizers(米)」、「Starter(英)」ですかね。
茄子の南蛮寄せ…って?!?!
こちらが、茄子の南蛮寄せ、ですね、、、(?!)
内容的には、帆立昆布〆、千両茄子、銀杏、胡麻だれ、だそうです。
>千両茄子とは?!
茄子と帆立と銀杏の胡麻だれのサラダ?!みたいな?!
上に乗っているジュレがすごく美味しかったです。
食感もお味も、これはまさに「非日常の味わい」でした。
続いて、、、
吸物【土瓶蒸し】
です!
来ました、土瓶蒸し!!
鱧、松茸、湯葉、青菜、粟麩
の入った土瓶蒸しです。
これ、出汁がすっごく美味しくて(珍しくて)感動しました。
これです、これ!!
この出汁スープが、いわゆる「ラーメンの出汁」とは全然違う味わいで。
なんだろ、この出汁スープを飲むと、どこか遠い世界に飛んでいきそうな、、、
スープの世界の奥深さを改めて感じることができました。
さらっとしているけど、どこまでも深淵な味わい、、、
造り【三種盛り】
です!!
こちらも、とても美しいヴィジュアルになっています。
刺身は三種類入っています。
ご覧ください!
この美しい刺身盛り合わせを!!😂
普段、ラーメンばかりの日々なので、なんか「じーん」と来ます。
ええ、もちろん、一瞬で消えてなくなりました。
お刺身って、本当に美味しいですよね~°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
本日のお薦め三種、あしらい一式
焼物【山葵焼】
です!
鰆山葵焼、季節のあしらい二種となっています。
鰆(さわら)のわさび焼きですね。
といっても、焼いた鰆の上にわさびが乗っているだけですが、、、💦
わさびが得意じゃない僕は、わさびを外して、鰆を美味しくいただきました。
蒸物【萩見立て】
です!
天然鯛、百合根、小豆、花穂、蓮芋、銀餡…。
これは、、、いったいどういう料理なんだ?!?!💦
小豆を「萩」に見立てて調理する煮物料理ってことかな?!
天然の鯛がプリプリっとしていて、とても贅沢な煮物料理になっていました。
僕みたいなB級グルメ人間には、「???」な感じですけど、、、
油物【掻き揚げ】
です!
鱧、三つ葉、秋野菜二種の天ぷらのことかな??
掻き揚げって、「かき揚げ」のことですよね??
でも、これって、「天ぷら」ですよね、、、???
うーん、分からない、、、💦
天ぷらには、お塩が付いていて、お塩で食べる天ぷら、美味しかったですね~。
ししとう?としいたけの天ぷらも、食べててとても心地よかったです。
酢の物【錦糸巻】
です!
鰻錦糸巻、胡瓜酢、彩り野菜の酢の物ですかね。
これ、凄かったですね~~。
鰻(うなぎ)を錦糸卵で巻いて、更にきゅうりを巻く、という…Σ(・□・;)
すっごく手の凝った酢の物料理だなぁって思いました。
胡瓜酢っていうのも、初めて味わいましたが、すっとして清涼感があって、、、
今回のこのコースで一番「おおおお!!」って思った贅沢な逸品でした。
そして、最後に、
自家製漬物とご飯
です!!
自家製のお漬物、、、
本当に「自家製!!!」って感じがしました。
味もすっごく「薄味」で、野菜そのものの味わいがうまく引き出されているような…
仄かに酸味のあるお漬物。。。
このまま食べてもすごくいいですね~~。
これを、白米と一緒に食べて、〆るんですね?!
こんな感じで!!!
ご飯とお漬物を食べて、京都を感じる、と👆
普段、強い味に慣れている僕的には、あっさりし過ぎているかな、と思いますが…
でも、こういうのを普段から食べていたら、、、太らないだろうなぁって(苦笑)。
お漬物もホント薄味で、、、
なんか、物足りなさを感じたので、「お茶」を入れてみました。
お茶漬け風にしたら、どうかなぁ~って。。。
でも、なんか、微妙でした、、、(;´Д`)、、、
味がないので、もう、ちょっと、、、
…
で、最後に、、、
デザート【蜜煮】
です!
無花果蜜煮、果物(マスカット!)、ワインゼリージュレですね。
シャインマスカットが入っていて、テンションが上がりました!!
ワインゼリージュレもすごく美味しかったです😊
***
というわけで、、、
山科駅エリアにある古民家風会席料理【料理処長島】のレポでした!!
いや~、こういう会席料理のコメントって、難しいですね~~💦
食材もなんか難しいし、味わいも言葉にするのが凄く難しい…
全体的には、➀上品、②味は薄い、➂見た目は華やか、④衝撃はない…
ですかね~~~、、、
やっぱり【B級グルメブロガー】には、敷居が高かったなぁ、、、
ただ、すごくすごくすごく素敵なよいお店でした!
お店の雰囲気も凄いし、接客もすごくフレンドリーだし、、、
とにもかくにも、「凄かった・・」の一言に尽きます…かね?!
こういう「料理の世界」もあるんだなぁって、たいへん勉強になりました。
…と同時に、もっともっと「日本の食」にも目を向けていきたいなぁって。
食の世界って、本当に、本当に、どこまでも深淵ですね…💦
場所はこんなところです。
山科駅から徒歩で7分くらいかな?!?!
このエリアに来たら、是非是非、こちらで素敵な京料理を味わってほしいですね✨
…
京料理について、もっと勉強したいな、、、
これも勉強になりそう?!
京料理の「定義」、知りたいですね~。
こういう本を読んで、もっとその深淵なる世界を知りたいです。