昨年から、見事な進化を遂げている「和とら」。
kei的にはかなり期待しているお店だっただけに、
今の和とらの研究努力はとても評価に値すると思っている。
もちろん近所の頑々坊子とのせめぎ合いも注目すべきで、
この両者のせめぎ合いが千葉の元気の素になればいいな、と。
千葉駅周辺でこの両者のせめぎ合いこそが、
今、もっとも千葉で熱い「仁義なき戦い」なのだ。
ライバルがいるというのは、とても大切なこと。
お互いに切磋琢磨して、千葉に勢いを与えてもらいたいと願う。
さて、今年登場した和とらの新メニューは、
なんとなんと二郎風の味噌ラーメン、和とらバージョン。
二郎と味噌ってあんまり想像できないけど、
そういう不思議な濃厚ラーメンが登場したのだ。
それが「うるとら味噌」だ。
昨年登場した「うるとら」は、いわゆる二郎インスパイア系。
和とら渾身の新作ラーメンだった。
だが、和とららしく、独自の路線をゆくユニークなラーメン。
その味噌バージョンが、この「うるとら味噌」だ。
このうるとら味噌がすごいハーモニーを醸し出していた。
とにかく、味噌ラーメンでここまで全体的なバランスがとれていて、
うまくまとまっているいることにまずビックリした。
空腹だったからかもしれないが、とても美味しく感じた。
イマドキの「カラシビ系」を応用した味噌ラーメンって感じだが、
それほど山椒のしびれもなく、安心して食べられる味。
トッピングでチーズがあるんだけれど、
このチーズを入れると、より濃厚でまったりとした味わいが楽しめる。
ま、九十九らーめんに触発された感じではあるが、、、
味噌+チーズという組み合わせは各地で実験的に作られてはいる。
が、ここの味噌ラーメンはバランスがよいので、
チーズを入れても、くどさやきつさはなくて、食べやすい。
単純に美味しくて、無我夢中で食べてしまった。
いやはや、素直に旨かった☆
味噌嫌いの僕だけど、最後まで美味しく食べられました!!
ちょっと欲を言えば、もやしがちょっと中途半端だったような、、、
これがないと二郎って感じがしないけど、
もやしの存在理由が分からなかったかな。
「うるとらシリーズ」が登場するのは嬉しいことだが、
あまり二郎インスパイアにこだわらず、面白くやってほしいな、と。
(とはいえ、もやし以外だとあんまり思い浮かばないんだな、、、)
そんなに何かが突出しているわけではないけど、
ものすごくバランスの良い仄かな甘みのあるラーメンでした!
大満足です☆