Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

しゅん逢 紗々木@京都 創業2年にして世界的に有名になった京都の懐石料理店!

この週末は、出張で京都に来ています♪

で、夜、お世話になっている編集部の人に連れられて、こちらのお店にやってきました。

その名も、「しゅん逢 紗々木」と言います。

http://r.gnavi.co.jp/6zgdbmjt0000/ 

このお店、創業2年と若いお店なのですが、既にミシュランで一ツ星を得ています。予約を取るのも大変なんだとか。

場所は、ラーメンフリーク的に言えば、「ラーメン名人」の近く。…もっと言えば、昨年できた人気店「猪一」のすぐ近く。

最寄駅「河原町」付近にある風情のある通り、「寺町通」沿いにあります。

風情のある外観ですが、新しいお店とあって、どこかモダンです。

レトロでモダンな懐石料理店。

だいたい、僕自身、懐石料理経験なんてほとんどないし、日本料理店といえば地元の「宮本」くらいにしか行かないので、結構緊張しました。

ほら、ラーメン店って、力まないで、ふらっと入れるじゃないですか。そういう雰囲気じゃないので、、、汗

(…それに、僕なんぞ、まだ懐石料理なんて20年早いわって感じで、、、汗)

なんか、素敵ですよね。オシャレというか、風情があるというか。。。

影になっているところがなんともシックです。

なお、メニュー表等はありません。

昼のランチ、夜のコース、一種のみです。凄い、、、汗

まずは食前酒。

わくわくしますねー。ライブで言えば、SEみたいなものかな?!

先付は、夏野菜とみすじ肉のジュレ。

いきなり、ダシ感の強い冷え冷えの小皿が出されました。

このジュレの旨みたるや、、、

続いて、汁物。「ハモのお椀」。

お椀の蓋を開ける楽しみがありますよね。

いったいどんな料理なんだろう、と。

ハモの上には梅ソースが添えられています。

ダシは、昆布と鰹のダシ。旨みが半端ないです。

これが、ホンモノの「ダシ」だよな…、と唸ってしまいました。

僕的には、鰹ダシと昆布ダシを合わせると、こういう美味しさになるんだなぁ、と勉強になりました。


…その後、お刺身が来ましたが、写真撮り忘れました。。。

つばす、鯛、イカ、トロでした。鯛はお塩で食べました。

続けて、八寸。

これ、凄いでしょ?! すごいヴィジュアルですよ。

ハモ鯛、海ソーメン、海老黄身酢、卵肉ムース、鮎、白板昆布、鯛の子、ハモ寿司等。

ローストビーフまで入っています。

日本の古都、京都の懐石料理店ですが、既成の枠に囚われてない、ということが分かると思います。

きっと、保守的な人からすれば、「なんだ、これは!!??」ってなるのかもしれませんが、、、

和の中に、洋っぽさがチラリと入っているのは、「面白い!」と、単純に思います。

お肉を駆使して、それを京料理に取り込むのが、このお店の「武器」。

この卵と牛肉ムースがとても美味しかったです。

一口で食べ終わるんですけど、味の余韻が半端ないんです。

牛テールと加茂茄子(京野菜)とチンゲン菜、白味噌仕立て。

こちらは、見た目的にホワイトソースっぽいのですが、白味噌で作ったソースになっています。

加茂茄子がすごい新鮮でした。食感も、通常の茄子とは全然違うもので。

加茂川付近で取れる茄子なんでしょうね。丸い茄子なんですって。
 

続けて。

スズキとイタヤ貝、ズッキーニとゆば、ポン酢和え。(写真失念)

牛頬肉とレンコンのダシあんかけ、生姜添え。

今度は、鰹+昆布のダシを餡にした絶品料理。なんですか、これは?!

おダシの美味しさと、お肉とレンコンの微妙な組み合わせが、これまた微妙な味わいを生み出しています。

しょっぱさや甘さとは異なるじわ~っとする「満足感」が得られました。凄い、、、 

クライマックスは、「新生姜とシラスと三つ葉の炊き込みご飯」。

懐石料理の〆は、これでしょう。

シラスたっぷりのご飯。このご飯がふわふわっとしていて、格別でした。

それに、新生姜の風味がふわっとして、爽やかさを感じます。

けだるい夏に食べたい炊き込みご飯ですね。

最後に、水物。

抹茶と白小豆のムース、はっさくとマンゴー、サクランボ添え。

白小豆って、食べたことないかも?!(汗)

このムースがとてつもなく美味しかった。これぞ、和洋折衷式。

最後に、コーヒー(あるいは紅茶、HOTのみ)。

この辺が、外国人に支持されるところかもしれませんね。

かわいいお菓子(?)もついています。

これが、意外にも、とても美味しかったです。

こちらのお酒では、冷え冷えの御猪口がその都度出されます。

こういうのも「おもてなし」っていうんでしょうね。

***

懐石料理店なんて、そう滅多に行かないんですけど、このお店は、そういう人でも十分に楽しめるお店になっていると思います。

また、日本料理に慣れていない外国の人にとっても、優しいお店になっているように思いました。お肉があるだけでなく、調理という点でも、欧米の料理に通じるものが多々ありました。もちろん基本は日本料理なのですが、その随所に、欧米っぽさを感じました。

また、親方さんがとても丁寧で、親切で、紳士的でした。そこに、感動しました。

僕は基本的に接客についてはあれこれ言わないようにしていますが、こちらのお店の親方さんは、本当に僕みたいな素人でも安心できるような方でした。もちろん料理の腕もとても素晴らしいです。

だから、「また来たいなぁ」って思うわけです。懐石料理店もやはり、腕や素材だけでなく、作り手の人間性あってのことだと思います。こういうお店の親方って、だいたい怖そうじゃないですか(もっと言えば、上から目線な感じ)。別に下から目線でなくてもいいけれど、同じ人間として、対等ではありたいと思います。そういう意味で、こちらのお店は、とても居心地がよく、あらゆる点で、素敵なお店でした。

最後に、パシャ♪

親方さんも出てきてくださいました。

また必ずや、訪れたいと思います(安いお店ではないので、簡単には来られませんが、でも、必ず来たいと思います!)

そして、Oさん、本当にありがとうございました!

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