Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

中華龍之介@作草部 絶品!ゴマからしラーメン!


激ウマ!『ゴマからしネギチャーシュー』(850円)


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僕の密かなお気に入り店です。そんなにちょくちょく来ているわけじゃないけど、通い続けて四年になる。いつ行ってもお客さんのいる安定した人気店。地元で愛される地元のためのラーメン屋さん。しかし、ここのラーメンの中には個性的でユニークなものもあるのだ。もう少し千葉で注目されてもいいラーメン屋さんだ。

いつもはつけ麺を注文するのだが、今日は別メニューを。なんと常連さんに熱狂的に支持されているラーメンがある、というのだ。一度食べたらこれしか食べられなくなった、というお客さんもいるのだとか。

それが「ゴマからしラーメン」(650円)、「ゴマからしネギチャーシュー」(850円)だ。いったいどんなラーメンなのだろう。「やみつきになる味」とは?!

出てきたラーメンは、坦々麺のような、ピリ辛ラーメンのようなそんなビジュアル。しかし、単なる坦々麺ではなかった。スープはゴマの香りが十分に効いた濃厚なピリ辛スープ。ゴマとラー油が見事に重なり合って、重層的な味わいになっていた。なんというか、「コク」がすごいあるのだ。ゴマの味がメインで押し寄せてくるのだが、それにも負けない強いコクがある。かえしは味噌なのかなぁ?! なんともいえない味わいなのだ。醤油や豚骨の味わいはほとんどしない。ゴマダレ、味噌、ラー油という一見地味な調味料をふんだんに使うことで、濃厚で旨味のある香り豊かな一杯に仕上げている。はっきりいって絶品そのものだった。

今回は、ゴマからしネギチャーシューだったので、トッピングとして、大量のネギとチャーシューが5枚ほど入っていた。ここのチャーシューはさすが中華だけあって美味い。柔らかい肉だが噛み心地もよい。ネギは龍之介のシンボルともいえるもので、大量にどかんと盛られている。豪快かつ大胆、そしてコクのあるスープ。そして、たしかな満腹感。

つけ麺もさることながら、このゴマからしラーメンも実に個性的で、文句なく美味い。これからしばらくは、龍之介に来たらゴマからしだな。


タンメンです。味もまさにタンメンです(苦笑)

中華龍之介
千葉県千葉市稲毛区作草部2丁目4-33
043-254-0264
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2005年2月のアーカイブ

*千葉市内は、いわゆる王道のラーメン(ラーメンブランド、ラーメンチェーン、有名ご当地ラーメン)にかなり侵食されている。批難したいわけではないが、事実として指摘したい。西千葉も、大勝軒、(新たに出来た)家系ラーメン、竹岡ラーメン、むつみ屋といったブランドがずらりと並んで存在している。なんのブランドももたないで頑張っているお店はそれほど多くない。みどり台の希林やここ龍之介は、そういった後ろ盾をもたないで、日々奮闘している。家系ラーメンや竹岡ラーメンや大勝軒を否定する気は全くないが(大好きだし)、だけど、なんの後ろ盾やブランドをもたないお店が頑張ってくれてこそ、だと思うのだ。都内のラーメン屋はそういう意味で個人店が頑張っている(チェーンもめちゃめちゃ多いが)。龍之介は、本当に本当に小さな町の小さなラーメン屋さん。でも、ここのつけ麺やゴマからしラーメンは他にはない超オリジナルのラーメンを食べることができるのだ。ホント、心から応援したい。

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