11月末、某学会の参加・発表のために、大阪にやってきました!
昨年は学会のほぼ全てがオンラインになってしまいました。
今年はなんとか開催されることになり…
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そして、大阪に来るのも、むっちゃ久しぶりだ、、、
(というか、千葉を離れること自体が久しぶりだ…)
新幹線に乗るのも久しぶりで、あまりにも速すぎて乗り物酔いしてしまいました💦
>前回大阪でラーメンを食べたのは、2016年10月の「ごん太」でした。
5年ぶりの大阪…
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この日は、東京を出たのが18時で、新大阪に着いたのは20時半。
緊急事態宣言は解除されているのですが、もう時間的にはいい時間。
新大阪周辺でいいお店はないかな?!、と考えていました。
ちょうど大阪に向かう前に、奇遇にも渡辺樹庵さんが…
大阪府大阪市・肥後橋「鶏soba 座銀 本店」で、鶏soba。まさるんに「人気店なので行ってみて!」と強くオススメされたお店です。泡系の鶏白湯です。何と言うか、こういうラーメンを食べると、「やっぱり商売においては『コンセプト>味』なんだよなぁ」と少し残念な気持ちになります。 pic.twitter.com/wPzsnMnJMY
— 渡辺樹庵 (@watanabejuan) November 25, 2021
こんなツイートをしていました。
鶏soba座銀?! 写真を見ると、なんか凄そう。
で、このお店のことを調べていたら、なんと新大阪にも系列店があるじゃないですか。
しかも、【鯛白湯】のお店なんだとかで、、、
名前もすごいインパクトなんです。
〇de▽
(まるでさんかく)
店名がぶっ飛んでいることで有名な大阪のラーメン界。
〇de△って、、、凄いなぁ…。
お店は新大阪駅から徒歩で6分くらいなので、早速向かってみました。
あっという間に到着しましたが、、、
行列ができていました…💦
行列嫌いな僕ですが、時間も時間なので並ぶことにしました。
15分くらい並んだかな?!
外に券売機があります。
左上の豪華そうな【鯛白湯とろり肉寿司せっと】(1300円)を食べたいと思います。
また、このお店(系列店)に来たら、【ごぼう】(150円)もマストでしょう!
お店に入ると、ラーメン屋さんというより、お寿司屋さんみたいな感じ?!
まるでラーメン屋さんじゃなくて、お寿司屋さんみたい…
お寿司屋さんというよりは、まるで割烹料理店?!?
聴けば、まさに「まるでラーメン屋さんじゃない」という意味で、〇de△という名前になったんだとか(でも、実際はそんな深い意味はないそうです☝)
面白いなぁ、、、
というわけで、、、
ジャジャーン!!!
うおおおおお!!!
なんだこれは!!!???
鯛白湯とろり肉寿司せっと
です!!
凄い凄い、、、
いったいどうなっているのか分からない鯛白湯ラーメンと、、、
むちゃくちゃでっかい牛肉の肉寿司二貫が付いています。
これで1300円はちょっと安すぎるかも!?
(と思わせるところが憎い…)
まずは、鯛白湯とろりから。
こちらの鯛白湯とろりはいわゆる「濃厚ラーメン」です。
ポタージュ風のスープになっています。
そこに、色んなトッピングが付いていますが、、、
まるいメンマと三角のメンマが入っていて、ビックリしました。
エンターテイメント性を追求しつつ、味の追及も徹底した一杯?!
150円の「ごぼう」がとにかく圧巻です\(^o^)/
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うおおお!! なんだこれは、鯛の味がする豚骨スープみたい!!」
って思いました。
が、このスープには、豚骨も鶏も他の動物系食材も入っていないんですって。
マジですか?!
この味わい、この重さ、このパンチ、豚骨スープにとっても似てる気がするんですが…
でも、豚骨も鶏も使っていないんですって。もう、びっくりどっきりです。。。
鯛と水だけで炊いたと書いてあるサイトもありますが、それだけでこれができるとは到底思えません。魚貝等も使っているんじゃないかな?!、とも。。。
(でも、鯛と水なんですって…)
その海の素材だけで作ったスープをミキサーで泡立てていくんですね。なので、濃厚ではあるのですが、動物系の白湯スープと比べると、すごくあっさりとしているんです。この辺に「関西」を感じましたね。
具もすごくいっぱいで、鯛の切り身、赤タマネギ、〇と△のメンマ、あとパプリカ粉?!
更に、超薄型スライスカットされたチャーシューが一枚入っています。
麺はこんな感じです。
大阪の麺というと、…あんまりイメージは湧かないんですが、、、
ここの麺は、わりと細くてもぐもぐタイプのしっとり型の麺だったかな。
食べやすい麺で、鯛白湯スープにとってもよく合う麺だったと思います。
これ以上、太すぎても、細すぎても、固すぎても、柔らかすぎてもダメ。
いい塩梅の麺になっていました。
でも、一番驚いたのは、「鯛の切り身」。
鯛の切り身が入ることで、「顧客の満足度」はぐっと上がるように思います。
この切り身自体で味が大きく変わることはありませんが、嬉しいアイデアだと思いました。
そして、このメンマ!!!
丸いメンマなんて初めて見たかも、、、。
丸いメンマと三角のメンマ。
三角のメンマは他のお店でもたまに見るかな?!
でも、その二つが合わさったラーメンというのは、見たことがない。
これはこれで、すごく斬新なアイデアですし、店名とも合っていて、素敵だなぁって思いました。
このチャーシューも、めっちゃ美味しかったです。
超超薄切りのチャーシューで、口の中でとろけるように消えてなくなりました。
あと、10枚くらいチャーシューが欲しい気持ちになりました。
…
そして、そんな驚きのラーメンと一緒に出てきたのが、、、
肉寿司
です!!
こちらの肉寿司は、超薄型の牛肉寿司となっています。
もうこれが、とろける美味しさで、knock downしてしまいました。
凄い、これは、凄い。そして、旨い。
これだけを単品であと二皿くらい注文したい気持ちになりました。
ここに来たら、この肉寿司もまたマストですね。ホントに。
***
というわけで、、、
2021年なにわラーメン巡り(じゃないけど…)、始まります✨
そんなに食べ歩きはできないけれど、できる限りしたいと思います。
この〇de△、予想以上に素敵で、いいなぁって思いました。
関東の人間からすると、例えば「銀座八五」とか「Japanese Soba Noodles蔦」とかに近いイメージのラーメン店でしたかね。シアトリカルな要素がすごく強いなぁ…って。
ラーメン的にも、鯛白湯ということですごくコセンプチュアルなラーメンで、面白いアプローチだなぁって思いました。ただ、この数年(10年ほど?)、大阪エリアでは「鶏白湯ラーメン」のお店がいっぱい出てきていて、そのオルタナティブを「鯛」に求めた感じかな?!、とも。
樹庵さんのツイートの意味も、少し分かる気もしました。「コンセプト>味」という言い回しの意味も分かるような気がしました。コンセプトは鮮明で、ヴィジュアルも華やかで、店内も綺麗でスタイリッシュで、文句ひとつあるわけじゃないんですが…、でも、一番の核となるスープ(味)そのもののクオリティー(質)という観点からすると、うーん、どうなんだろうなぁ、って思う気持ちというか。
ただ、創業3年が経って、今もなおこうやって行列ができているところを見ると、関西人の心をしっかり掴んでいるようにも思えました。
〇de▽、とてもセンスのあるネーミングだと思いましたね。
こういう遊び心って、すごく大事というか、、、
鯛の炙り寿司も食べてみたかったなぁ、、、
昼夜限定5食で、400円。
お寿司とラーメンのジョイントは今後のラーメン界の一つの可能性ですからね☝
(あ、でも、和歌山ではそれが「普通」だったりするか…)
続けて、この日二軒目のお店へ、電車でGo!!
大阪~京都のラーメンスペシャル、始まります\(^o^)/