ちょっと久々に近所の「福たけ」へ。2月29日以来なので、約3ヶ月ぶり。
福たけについては色々書いてきたので、店の概要については触れないでおこう。一言加えるならば、「あいかわらず福たけは大人気店だった」ということだけだ。開店間もなくして、広い店内は満員状態。いったいどうしてこんなに多くの人がこのお店に集まってくるのか。以前、福たけの人気の秘密について書いたことがあったが、どうもこの人気は一過性のものではなく、本当の人気のようだ。揺るぎない人気を感じずにはいられないのだ。新たなファンも次々に獲得しているようだ。
僕が最初このお店に来た時は、実際それほど大人気店ではなかったと思う。「なりたけ」で修行された方が独立した数ある背脂チャッチャ系ラーメンのお店の一つ、というくらいにしか受け取られていなかった。しかし、その後、どんどんユニークなラーメンを作り出し、個性豊かなラーメン屋さんに成長していったのだ。このお店はもはや「なりたけ」の二番煎じのお店ではなく、オリジナリティーあふれる個性的なお店なのだ。
その人気をさらに決定的にしたのが、「メガ豚煮干しつけ麺」(700円)だった。
濃厚な豚骨スープ+濃厚な煮干しダシという黄金の組み合わせ(濃厚Wスープ)に、浅草開化楼の弾力性とコシのある麺が二玉もついているこのつけ麺は、味にうるさいラーメンフリークの心をぐっと捉えた。六厘舎やめん徳二代目つじ田やつけめんTETSUやとみ田や吉左右といった濃厚豚骨魚介系超人気店に匹敵するレベルのつけ麺だけに、今の時代の無敵の味に近づいた。しかも、もともと力を入れていた煮干しダシだけに、煮干しの個性を最大限に生かした濃厚豚骨魚介になっており、上に挙げた有名店ともまた違うテイストになっている。
久々に食べたメガ豚煮干しつけ麺は、文句なしに旨かった。ネロネロっとしたつけスープはさらに濃度を増してきているように感じた。豚足やもみじを大量に使わないと作れないような濃厚さだ。「アイスバイン」をドロドロにしたスープのようなこのつけスープは食べ手の心をぐいっとつかむだろう。しかも、しょっぱさも際立っているので、旨味としょっぱさが重なり合って、破壊的なインパクトをうみだしている。その上さらに、日本人の心をくすぐる煮干しの旨味が強烈に感じられるので、もはや「お手上げ状態」になってしまわざるを得ない。
体によいかどうかはともかくとして(汗)、このつけ麺はヤミツキになること、間違いなしだろう。・・・豚骨や煮干しが苦手じゃなければ、、、だけど。味も濃厚、量も大量、ある意味で突き詰めたつけ麺だ。良し悪しはともかく、一度食べてみることをオススメしたいな。特に煮干しの旨味がキラリと光っており、僕はこの点でここのつけ麺が大好きなのだ。
福たけ
千葉市若葉区桜木町550-13
043-235-3353
時間帯変更11:30-16:00/18:00-22:00(スープなくなり次第終了)
火曜日OFF
2008年02月29日の記事はこちら メガ豚煮干しつけ麺登場!
2008年02月24日の記事はこちら 味噌つけ麺レポ!
2008年01月06日の記事はこちら 看板!背脂しょうゆ
2007年12月18日の記事はこちら 限定かぼちゃ味噌!
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