実に14年ぶりとなる青森滞在、2日目!
青森の朝といえば、「くどう」で食べる朝ラーメンです!
しかし、(悪い想像通り)この日、くどうは休業していました😢
…
でも、ラーメンの神様はそんな僕に光を与えてくれました。
なんとなんと、青森を代表する有名人気ラーメン店、
長尾中華そば
が、青森駅前にできていて、しかも「朝ラー」も出してくれていたのです!
あの長尾中華そばが青森の駅前にできていたとは、、、Σ(・□・;)
かつて青森に来た時は、たしかバスに乗って、駅から少し離れたショッピングモールの一角にある「長尾中華そば」に行きました。帰りもバスに乗って帰って来ました。その時のことは今でもはっきりと覚えています。
>2009年にバスで行った長尾中華そば(西バイパス本店)のレポはこちら!
もう、あの時から15年の月日が流れているんだ…( ;∀;)
この長尾中華そばの創業は2004年5月のこと。なので、創業20年のお店になります。
この頃って、ちょうど「空前のラーメンブーム」の真っ只中で、その頃に産声をあげたお店ということになりますね。それから20年、地道に成長を続けてきた青森屈指の人気ラーメン店です。
現在、本店も青森駅前店も、朝7時から営業しているんです!
ベーシックな「あっさり」もあれば、長尾中華そばらしい「こくにぼ(こく煮干し)」もあります。
更に、2009年当時にもあった「あっこく麺」もあり、「にぼめしセット」もあります。
麺も、手打ち麺、中太麺、細麺、ちぢれ麺からチョイスできるんですね。
さすがは、青森を代表する人気ラーメン店ですね👆
長尾中華そばの看板メニューはやっぱり「こく煮干し(こくにぼ)」ですよね。
前回(2009年)は、その隣の「濃厚煮干ラーメンごくえぎ(ごくにぼ)」を頂きましたので、また、初心に戻り、ここの「こく煮干し」を頂こうと思います!!
そうそう、青森の濃厚なコクたっぷりの煮干しラーメンが、その後、首都圏の「濃厚煮干しラーメン」のモデルになり、煮干しラーメンブームへと展開していったんですよね。千葉でも、「梨の花」や「頑々坊子」とかで、青森系の濃厚な煮干しラーメンに近い濃厚煮干しラーメンを出すようになっていました(10年代を中心に!)。
あと、せっかくなので、「津軽ラーメンあっさり」も頂こうと思います。
伝統的でクラシカルなあっさり焼き干し系の津軽ラーメンと、濃厚なコクたっぷりの白湯煮干しラーメンの両方を最初に出したのが、ここ、長尾中華そばだと言われていたりもしますからね👆
注文の際に、麺をチョイスします。
お店の人によると、こく煮干しには「中太麺」が定番の定番なんですって。
で、津軽らーめんあっさりの方は「手打麺」でお願いしました。
ここの手打麺、いったいどんな麺なんだろう?!
…
ってことで、、、
ジャジャーン!!!
こちらが、長尾中華そばの代表作、
新津軽ラーメン
こく煮干し
であります!!
そうそう、こういうラーメンでしたね~。15年ぶりのご対面ですが、こんな感じだったなぁって思いました。ここのラーメンはすごく印象的で、なんとなくですが、よく覚えています。
zoom up!
スープを一口飲むと、、、
「うおおお、、コクはすごくあるけど、見た目ほど濃厚じゃないし、重くもないし、ヘビーでもないぞ!」
って思いました。
コクはしっかりある。でも、とってもさっぱりしているんです。白湯スープだけど、すっきりさっぱりしていて、なんか不思議な感覚になりますね。まさにその名の通り「コク煮干しスープ」って感じです。
このスープを飲んでいて、ふと思ったんです。
九州で生まれた白濁豚骨スープがはるばる青森までやってきたわけですが、おそらく青森のラーメン店主さんたちって、そんなに「豚骨ラーメン」って作ってきてないと思うんですよね。で、津軽ラーメンを豚骨スープで作ってみようってことになり、作ったら、こんな味になりました、みたいな感じだったんじゃないかな?!って。
豚骨或いは鶏ガラを使った白湯スープに慣れてないが故に、こういうライトな白湯スープになって、で、そこの煮干しや焼干しを使った和風醤油スープに合わせたら、こうなりました~、みたいな。
なので、これ、見た目以上にすっごく食べやすいんです!!😂
麺はこんな感じです。
こちらが「中太麺」ですね。ややウェイブがかっています。
この麺もまた、まさに「東北クオリティー」の素晴らしき麺でありました。
ポツポツっとした食感で、とってものど越しがいい麺なんですね。
コク煮干しスープにもすごく合っていて、思わずニンマリとしてしまいます💕
チャーシューはこんな感じです。
これは、脂身多めの豚バラ肉チャーシューかな?!?!
脂身の部分が多いので、柔らかくてファットで甘みいっぱいでした。
これ、部位の違うチャーシューですよね?!(15年前も二種のチャーシューが入っていました)
いや~、スープも麺も、そしてチャーシューもこだわりがあるなぁ~~。それに、色の濃いメンマもお見事でしたね。しっかり味つけされたメンマ、食べ応えがありました。
さすがは、青森を代表するお店の看板ラーメンなだけはあります!!
あと、このラーメンには納豆を入れると更に良い!って書いてあって。
秋田県に本社のある【株式会社ヤマダフーズ】の
ひきわり納豆
を追加トッピングしました。これで100円になります。
こく煮干しにひきわり納豆を入れると、こんな感じになります。
うわ~~、本当に「納豆コク煮干しラーメン」になりました!!
コクのあるあっさり白湯スープに、ひきわり納豆、すっごくよく合います。
納豆ラーメンになっちゃった、、、😂
これ、生卵と絡めて「卵納豆煮干しラーメン」みたいな感じで出たら、すごく面白いかも?!(ただ、「納豆ラーメン」って、イマイチどかーんっと話題にならないんですよね、、、(;´Д`))
…
そしてそして、、、
ジャジャーン!!
津軽ラーメンあっさり
です!!
うんうん、これこれ!!!
日本蕎麦のお汁のように澄んだ黒い煮干し(焼干し)風の醤油ラーメン。
青森だと「くどう系」と言われる、クリアな焼干し醤油ラーメンであります。
やっぱり、これ、他の地域じゃ見ないタイプのラーメンだなぁって改めて思いました。
スープは、まさに「くどう系」のライトであっさりとしたすっきりタイプの焼干し・煮干し風味の醤油スープ。昨日、「らーめん砂小屋」で食べた「煮干しラーメン」によく似た味わいでした。煮干し焼干しの風味の強いお蕎麦のお汁みたいな味わいで、もう僕の好みのど真ん中を行くような和風醤油スープになっていました。めんつゆみたいなね?!
あと、ネギがかなり多くて、ネギラーメンって言ってもいいくらいでしたね💕
麺は、手打麺でお願いしました。
うん、この麺、青森らしさを感じる太いストレート麺であります。
太さ的には、太麺というよりは、中太麺になるのかな?!(でも、上のコク煮干しで食べた「中太麺」よりは確実に太いですね。となると、この手打ち麺が「太麺」になるのかな?!)
この麺、青森で人気の「まるかい」の麺を思い出させる感じですかね?!
この麺もまた、すっごくいいですね~。長尾中華そばって、麺にもすごくこだわりをもつお店だったんですね。これはこれで、いい再発見でした。
***
というわけで、、、
実に15年ぶりとなる「長尾中華そば」の「青森駅前店」のレポをお届けいたしました。
長尾中華そばが青森駅前に登場していたとはなぁ、、、😂
これは本当に嬉しいことであります。
お客さんも本当にいっぱい来ていて、間違いなくこのエリアを代表する「人気実力店」に昇りつめている感じがしました。青森のラーメン=長尾中華そばっていうイメージさえ、確立されつつあるような?!?!
それに、今回ここで、あっさりとした澄んだ黒い「津軽ラーメン」と、白濁でコクのあるさっぱりとしたまろやかな「新津軽ラーメン」の両方を頂いて、青森ラーメンの成熟を感じましたね。
しっかりと、青森の土地に根差した二つの基軸がはっきり見えた気がして、、、。
で、その軸の一つが、この長尾中華そばのこく煮干し~ごくにぼなんだなって思いました。
食べた後に気づいたんですが、、、
津軽煮干BLACK
なる「ブラックラーメン」もあったんですね、、、( ;∀;)
ブラックラーメンマニアとしては、こっちを食べるべきだったか、、、
朝ラーした後だっただけに、「く~~~~っ😢」っていう感じでした。これ、昨年末くらいに登場した新作ラーメンみたいです。うわぁぁぁぁ、、、
次に青森に来た時には、絶対、これを食べるぞーーーー🔥
有名人もいっぱい来ているみたいですね👆
さすが、長尾中華そば!!
店頭にこんな面白い漫画の「食べ方」が出ていました。
分かりやすいですね~~。
煮干中毒…って、、、💦
ニボ納豆、本当にヤバかったです。。。
お店の横の大きな歩道を進むと、青森駅の全貌が見えました!
これが、「青森駅」ですかー!!!
日本、本州の最も北にあるターミナル駅です。
小さい頃からずっと憧れを抱いていた青森駅が目の前にこうやってあるんです。
なんか、うるうるっと来ましたね( ;∀;)
…
はい、もうちゃんと長尾中華そばのラーメン、商品化されています。
そして、濃厚煮干しもしっかり商品化されています。
また、すでに「袋めん」にもなっています。インスタント麺ですね。
今回食べた「こく煮干し」も商品になっているんですね!!Σ(・□・;)