Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

頑々坊子@千葉 遂に登場!夜の限定「トロニボつけめん」!

今、千葉駅周辺が熱い!!
しかも、千葉駅西口~新千葉駅周辺が熱い!!!!

増田家ネクストブランドの和とらが目覚め、
昨年末に登場した麺力屋はフリークの心をがっちり掴み、
そして、我らが頑々坊子の目覚ましい進化、、、

千葉駅東口にもそれなりにラーメン店はあるが、
今千葉駅周辺と言えば、絶対に西口~新千葉方面だ!!

そんな西口界隈で絶大な人気を誇るのが頑々坊子だ。
フリークと一般の人のちょうど間を狙ったお店で、
万人受けするラーメンを目指しつつ、変化球も投げてくる、という。
しかも、いつでも営業しているので、安心感もある。

この2月に、遂に遂に、昨年から研究を重ねていたつけ麺が登場した。
それが、「トロニボつけめん」だ。

このトロニボつけめんは、夜6時以降のみ、
しかも一日限定10食という非常にレアな限定麺なのだ。
常連さんの多い頑々だけに、10食というハードルはそれなりに高いかな。
でも、かなり凝ったマニアックなラーメンなので是非食べてもらいたい!

どんなつけ麺かと言えば、・・・
上の写真を見ていただければ分かるだろう。
まさに煮干し炸裂のつけ麺になっている。
煮干しそのものがスープに浮いているのは初めてみたかも・・・

想像通り、とんでもなく煮干しの風味のするスープだった。
最初の一口目は、あの極悪煮干しの梨の花に匹敵するほど。
暴力的な煮干しの攻撃に、思わずダウンを喰らいそうになった。

が、意外や意外、これがそんなにくどくないスープなのだ。
思いっきり超濃厚豚骨煮干しになるのかなと思いきや、
頑々の武器である豚骨スープもやや控えめな、
飲みやすいあっさりスープだったのだ!!

いや、あっさりというと語弊があるかもしれない。
ちょっと前に流行った言葉で言えば「あってり系」か。。。
あるいは、僕が大昔に使った「こっさり系」か、、、(汗)
とにかく見た目は超濃厚、風味絶大なのに、
食べてみるとそれほどでもない、という。

ただし、煮干しの風味はとんでもないことになっている。
一応、カタクチイワシ(小イワシ)がメインらしい。
カタクチイワシだけでこんなに風味がでるんだ~~と驚いた。

で、その名の通り、スープがとろっとしている。
これは、今流行りのポタージュスープの技法を使ったもの。
豚骨スープだけに頼らずに、とろみを出しているのが魅力なのだ。

しかも、このスープ、味がどんどん変わっていくのだ。

まずは付け合わせのレモン。
これを食べている途中に麺にふりかける。
そうすると、酸味が増して、煮干しスープに奥行きが出る。
ちょっと煮干しが強いかなというときにレモン、、、
なんと斬新的なアイデアだろうか。

さらに、頑々の新たな武器である「岩のり」をスープに入れると、
酸味のきいた煮干しスープに磯の香りが漂い始める。
これが第三の味となる。

トッピングがすべて別皿に盛られているのも工夫の一つ。
当然、こちら自慢のチャーシューも付いているし、
自家製メンマもしっかりと付いている。

他にはない味になった「トロニボつけめん」、
これは本当に食べる価値大ありの逸品だ。

ただし、好き嫌いは結構分かれるだろうな、というつけ麺だ。
煮干しの味が強烈なんだけど、スープはそれなりにあっさり。
こってりとした煮干しに見せておいて、実はあっさり。
濃厚な煮干し豚骨に慣れた人にはちょっとあっさり過ぎるかもしれない。
見た目ほどには濃厚じゃないというのがちょっと心配なところ。

でも、それでもこの煮干しつけ麺は頑々坊子オリジナルだ。
こちらでは、しばらくこのトロニボつけめんが僕の定番になるかな。
是非、この機会に食べてみてください。オススメです☆

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