Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

餃子の並商@都賀 限定「3種の塩で食う昆布水そば」と大ヒット「ぷち葱塩えんがわイベリコめし」!!

本ブログではお馴染みの都賀の人気ラーメン店、

餃子の並商

にまたまたやって来ました!

「海空土」「福たけ」「かじろう」と並ぶ都賀エリアの人気ラーメン店ですね。

ここを「ラーメン店」と呼んでよいか、議論になりそうですが…💦

この日の「お目当て」はただ一つ!

二度ほどフラれた(売り切れで食べられなかった)

3種類の塩(で食う)昆布水そば(680円)

です!

今、ちょっと流行りの「昆布水そば」が限定で登場しています。

関西で人気の昆布水つけ麺の記事はこちら

とものもとの「昆布水つけ麺」のレポはこちら

「昆布水つけ麺という発明」の記事はこちら

実は、僕も2010年の時点で「昆布ラーメン」の可能性について語っていました。

「あったらいいなと思う次世代のラーメン(妄想編)」の記事はこちら

昆布の旨味を最大限に生かしたラーメンやつけ麺が出たらいいなってずっと思っていました。

その思いは(自分の思いとは無関係に)徐々に「かたち」になっていき、「昆布水つけ麺」というスタイルで広がりつつあるんですね。ずっと念願に思っていた「新しい味」の誕生を、秘かに喜んでいました。

そして、遂に「餃子の並商」でも、そんな昆布をふんだんに使った「昆布水そば」が登場したんです。いったいどんなお味のどんなラーメンなのでしょうか!?

あと、想定外の大ヒット作となった「えんがわめし」も、更にバージョンアップされて「葱塩えんがわイベリコめし」となって販売されていたので、ぷち(400円)をお願いしました。

というわけで、、、

ジャジャーン!!!

昆布水そば(680円)+
えんがわイベリコめし(400円)

です!!

ご覧ください、この美しくて素晴らしい眺めを!!!

何がどうなっているのか、ちょっとよく分かりませんが、なんか凄そうじゃないですか!?

こちらが、「3種類の塩(で食う)昆布水そば」(680円)の全貌です!

とってもシンプルな構成になっています。

昆布水に浸った麺と、三種類の塩、のみ。

余計なトッピングもなく、ネギとなるとだけ…。

680円というお値段を考えると、「価格勝負で来たな!?」って思いました。

あれこれトッピングを付けて890円くらいで売ることもできたと思います。でも、逆にコストを抑えて低価格で(より多くの人に)提供することもできるんですよね。今回はその「後者」のアプローチで攻め込んできたな!?、と。

こちらの3種類の塩(で食う)昆布水そばは、まず昆布水の麺だけを食べるんです。

昆布水と麺だけでまずは食べる、と。

そうすると…、ビックリしました。

なんだこれは!? ねっとりトロトロスープだ…💦」って。

うん、これをTUSK風に言うと、「ねっとりせまるスパンコール アジアン妖精たちよ」って感じですかね(by Cabaret of illusion CRAZE)。これ、分かる人はほとんどいないと思うけど…💦

でも、ホントに「ねっとりせまる昆布水~」って感じでした。

昆布の旨みは感じられるけれど、この最初の一口だけだと、「?!?!?」って感じかな。「おお~うめ~ぞ!」って感じじゃなくて、「うーん、、、ふむふむ」って感じ?!

なんか、これから凄いことが起こりそうな予感!?

このまま、昆布水そばを何口か食べたら、、、

こちらを使っていきます!

左から①鯛塩、②トリュフ塩、③トムヤムクン塩、となっています。

①と②は、なんとか分かりますが、トムヤムクン塩って…

そういえば、前にこの塩が欲しい!って思ったことを思い出しました。

多分、これ、左から順に使っていってね、ということだろうと勝手に解釈して、①→②→③と食べ進めていくことにしました。いきなりトムヤムクン塩だと、舌が変になっちゃいそうだったから…

昆布水に浸った麺に、お塩を付けて食べる「新しいスタイルのラーメン」?!

っていうか、これは「ラーメン」「冷やしラーメン」「冷やしつけ麺」「冷やし和えそば」??? 

昆布水は「スープ」?「タレ」?「ほぐし水」代わり??…

これはいったいなんて言えばいいんでしょう!?!?💦

麺は、こんな感じです。

餃子の並商オリジナルの自家製麺ですね。美しいストレート麺が特徴です。

ホント、まっすぐですから。まるで店主さんのお心のように(?!)

そのまま食べても、昆布麺として食べられますが、、、

こんな感じで食べていきます。

丼から麺を小皿に入れて、塩をまぶして食べるんです。

これは、ホント、いったいなんていう料理なんだ!?💦

塩つけ麺??(それじゃ、塩のつけ麺になっちゃう)

塩まぶし麺??(なんのことか分からない…)

塩ふりかけ麺??(「ふりかけ麺」って新しいかも!?)

なーんてことを考えながら、食べていきました。

個人的には「鯛塩」が一番好みだったかな~。「トリュフ塩」は…、ちょっとよく分かりませんでした(苦笑)

で、最後に「トムヤムクン塩」で麺を食べると、いい感じで「フィニッシュ!」って感じになりました。(ラーメンでも、胡椒をかけて、最後にラー油やら唐辛子やらを入れるといい感じで終わるじゃないですか!? あんな感じで…)

そしてそして、、、

葱塩えんがわイベリコめし(ぷち)

です!!

…ちょっと、なんか、どんどん「進化」してませんか??

最初に出た頃よりもはるかにバージョンアップしているんですけど…

登場した頃に食べた「えんがわめし」の記事はこちら

なんか、どんどん「複雑系のミニ丼」になっていってる!?!?

炙ったえんがわと柔らかくてジューシーなイベリコ豚のお肉、それを同時に食べた時のアウフヘーベン…

しかも、「葱塩」ということで、味わいもより複雑になっていました。

並木さんに聞くと、「予想以上に出てます。この数か月でえんがわを大量に仕入れました」とのこと。

僕も、(忖度なしに)この「えんがわめし」は、餃子の並商の「大ヒット商品」になるのでは!?と思っています。ミニ海鮮丼を出すラーメン店はときおりありますが、「えんがわ丼」っていうのは、もう聞いたことがない…

しかも、この「炙りえんがわ」が、本当に「ラーメン」をよく引き立ててくれているんです。まさに「名脇役」の俳優のように…。

この「えんがわめし」、日本のラーメン店における「至高のミニ丼(サイドメニュー)」と言ってもいいのでは?!と。これからの時代は、「ポスト・チャーシュー丼」の時代に入るのかもしれません。

***

というわけで、、、

まさに「飛ぶ鳥を落とす勢い」がますます加速している「餃子の並商」のレポをお届けいたしました。

もう、ホント、「凄い…」としか言いようがないといいますか、、、

並木さんの「発想力」「構想力」「アイデア力」…には、ホント脱帽ですよ、、、

今の時代、「○○系」というカテゴリーでしかラーメンが作られておらず、90年代のような「自由な発想」によるクリエイティブなラーメンがほとんど出てこないラーメン業界。どこもかしこも、「家系」「二郎系」「背脂系」「煮干し系」「鶏白湯系」(で、たまに「濃厚豚骨魚介系」)ばかりで、「奇想天外なラーメン」が出てこなくなっています。(どのお店も、「すごく美味しい」けど、「ちっとも面白くない」んです)

でも、並商さんは、「みんなを驚かせたい」「みんなをもっと楽しませたい」「他にないようなラーメンを出したい」という「遊び心」で溢れています。

この「遊び心」こそ、今のラーメン業界で最も欠けているのでは?!、と思うんです。

(もう一つの「専門」(?)であるヴィジュアル系界では、そうした低迷の時期を超えて、今や「遊び心」のある新しいスタイルのバンドが続々と生まれつつあるように思います)

僕らは「ホモ・ルーデンス」。遊ぶ存在なんです。もっともっと遊んで、奇想天外なラーメンで僕らを驚かせてほしいなぁって思いますね。それが実現されれば、また「ラーメン業界」はもっともっと面白くなると思います! 

(でも、このことは僕にも跳ね返ってきます。それなりの経験や技術があれば、「うまい授業」はできるけど、遊び心がなければ「ちっとも面白くない授業」になってしまいます。最近の僕の授業って、そこそこうまいんだけど、面白くない授業って感じがして、そこで悩んでいたりします…😢)

ん? 「冷凍テイクアウト」??!!

これもまた、なんか新しい試みですかね!?

GYOZA STORE=餃子の並商。

これからも、きっと奇想天外なラーメンで僕らを驚かせてくれることでしょう。

個人的には、この停滞するラーメン業界に、新しい風をどんどん吹き込んでほしいなぁって願います。

「好きにしいや」…、まさにそんな自由なお店が、「餃子の並商」かなって思います。

自分がいいなって思ったものをどこまでも突き詰めていく。

そういう勢いは、いくつになっても保ち続けたいものです。(自戒の意味も込めて…)

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