かつて、僕が死ぬほど好きだった「ちゃんこらーめん総豊」。このお店のラーメンと出会って、僕は「ラーメンの世界」に没入しました。そんな「総豊」のラーメンを僕以上に愛していたIさんと、そのお仲間さんと、市原ラーメンミニツアーを実行いたしました(みんな、「総豊」「塞翁」「ふさゆたか」のファンというレアなつながり…苦笑)。緊急事態宣言は明けつつも、ちゃんとソーシャルディスタンスをしっかり取って…
まず一軒目に向かったのが、僕的に「念願・悲願」だった、
らぁ麺ひなた
であります!\(^o^)/
遂にあの「ひなた」に来ることができた…( ;∀;)
らぁ麺ひなたは、2015年末に創業した6年目のラーメン店で、あの石神秀幸さんも関わる「食の道場」出身の女性店主さん、というユニークなお店です。
僕も元祖石神チルドレンということで、「行きたい!」と思いつつ、なかなか行けなかったお店です。Iさんのおかげでようやくようやく食べに行くことができました✨
創業5年を超えて、いよいよ「中堅店の道」を歩もうとしている「ひなた」。現地での知名度もどんどん上がっていて、Iさん曰く、「次々にお客さんがやってくる人気ラーメン店」とのこと。最近では、営業時間中にスープ切れになることもしばしばなんだとか。…凄いなぁ。
あ、あとらんちばさんのこともよくご存知のようで、「サイン」の話で盛り上がりました✨
…
さて、いったいどんなラーメンがあるのでしょう!?
メニューです。
うん、こりゃ、色々あって、困るなぁ、、、(;^ω^)
基本的には、「清湯系」か「鶏白湯系」か、ですかね。
スープは三つ取っていて、淡麗、白湯、魚介スープをそれぞれ合わせていくみたいです。
清湯スープ、白湯スープ、それぞれトッピングが色々付いていきます。
最高級ラーメンは、「特製よくばり麺(特ばり)」になりますね。
店名の由来もここに書いてあります。なるほどー。
…
まずは、、、
ジャジャーン!!!
new白湯海の幸とのハーモニー
です!!
今回、色々と試したんですが、このラーメンが一番僕的にヒットでした\(^o^)/
見た目的には、少し真面目な感じですが、とってもお美しいです💛
鶏チャーシューのような少し小さめのチャーシューが印象的です。
zoom up!
いわゆる「鶏白湯スープベース」なんですが、ちょっとこれが捻った感じで…。
濃厚鶏白湯系ではないんですよね。白濁スープなんでしょうけど、濃厚系でもヘビー系でもドロ系でもなく、ややこってりタイプのライトなこってりスープなんです。味的には「鶏白湯味」なんですけど、00年代~10年代に流行ったあの「唇がべとつく濃厚スープ」ではなかったんです。
そこに、煮干しや他の乾物で取った魚介ダシが加わります。
煮干しの味が結構強くて、「煮干し×鶏白湯」という石神ismを感じるバランスの良いスープに仕上がっていました。端的にしっとりと旨いスープです!!
煮干しと鶏白湯のWスープが好きな人には是非食べてもらいたい逸品ですね✨
で、麺は、、というと、、、
これ、…分かります??
京都の老舗有名製麺所「麺屋棣鄂」の麺だったんです!!
もう、こりゃ、Perfect knock out & knock downですね…💦
滑らかですべすべでつるつるで官能的なあの棣鄂の細い平打ち麺。
魚介×鶏白湯スープに、この棣鄂の麺、、、反則ですね…('◇')ゞ
麺自体も本当に素晴らしい食感で、「幸せに包まれる一杯」としか言いようがない…
このチャーシューがまた、絶品でした。
実際に見ると、通常のチャーシューより小さめなんですが、厚みがあります。僕的には「鶏チャーシューのような豚チャーシュー」というイメージ!?でした。
で、味わいもきつくなくて、優しい味わいになっています。
ほどよい柔らかさのチャーシューで、これならいくらでも食べられそう…。
そして、手でちぎったような細いメンマ! 内房エリアはこういう切り裂きメンマが「名物」なんですよね。このメンマもまた、食べる際のポイントになるように思いました。
いや~、これは、なかなかハイレベルなラーメンですよ!!
この鶏白湯ラーメンは、女性にもとっても人気らしいんです。うん、このテイストは、油まみれのおっさんたち向けというよりは、こってりしたラーメンがお好きな女性向けだろうなぁって僕も思いました。
でも、決して中毒性がないわけでもありません。魚介×鶏白湯の超バランス系スープは、かなり病みつきになりそうです。このスープは、このラーメンは、また是非食べたい。ツアーでなくて、ただただ純粋にこのラーメンを心行くままに味わいたい、そんな一杯でありました。
…
続いて、、、
ジャジャーン!!
新・熟成しょうゆらぁ麺
です!!
ひゃ~、こっちも美味しそうですねー\(^o^)/
こちらは、いわゆる「淡麗醤油ラーメン」といったところでしょうか!?
こちらもまた、少し小さめのチャーシューが二枚、綺麗に盛られています。
zoom up!
うん、見た目通り「醤油」の味わいが強く打ち出されたスープになっています。
ここまで黒いと、これも「ブラックラーメン」って言いたくなります。
でも、竹岡式ラーメンとは全くの別物で、どちらかというと、醤油の強い淡麗醤油スープという感じでした。この味なら、都心エリアで食べるあの淡麗醤油ラーメンと同じ感じかな!?、と。
麺は、棣鄂の麺とあって、このスープにもベストマッチしていました。
メンマも、この醤油スープにとってもよく合っていたし、チャーシューとの相性も抜群でした。
凄いなぁ、、、
…
そんなわけで、鶏白湯系も清湯系も、どっちも素敵でした。
それから、ひなた自慢の逸品がワンタン!ということで…
海老わんたん
濃厚鶏ぱいたん(しょうゆ)
です!!
海老がぎゅっと詰まったワンタンがとっても美しくて、印象的でした!
こちらは、上のnew白湯よりも、ベーシックな鶏白湯の味わいでした。僕が鶏白湯ラーメンで(このブログを始める前から)一番大好きな「まる玉@両国」に少し近い気がしました。(でも、前に行ったのが2007年なので、実際には全然違うかもしれませんが…)
意外性はあまりないかもしれませんが、上品でしなやかで「女性らしさ(?!)」も感じる白湯ラーメンでした。
…
更に更に…
ひなた特製担々麺
も出ていました!
ジャーン!!
こちらはわりとシンプルで王道の担々麺の味わいだったかな!?!?
見た目は結構辛そうですが、そこまで辛くはなかったかな!?、と。
胡麻がいっぱいふりかけられた担々麺で、見た目も味も実直でストレートな感じがしました。
これは…、多分、ここの「常連さん向け」のメニューかなって少し思いました。
個人的には、ここの鶏白湯の味がもっと強く前に出るような担々麺だと、「おおお!」って叫んでいたかなぁ…とも。でも、それじゃ、常連さん向けにはならないだろうから、、、。難しいところです…。
でも、ちょっとした「変化球」を常連さんのために用意しておく、という心遣いはとっても素敵だなぁって思いました!
***
というわけで、、、
念願だった「らぁ麺ひなた」の初レポをお届けいたしました✨
いや~、想像以上に素敵なお店で、ビックリしました。
Iさんのコーディネートもあって、店主さんとも色々お話させてもらうこともできました。
フェミニストkeiとしては、このひなたも是非応援したいなぁって思います。ただ、なかなか簡単に来られる場所ではないので、次、いったいいつ行けることになることやら、、、と。
僕が小学生時代に過ごした市原のお店ですし、これからもっともっと活躍されることを祈念していますm(__)m
あと、女性店主さんですし、うちの学生や卒業生たちにもおススメしたいですね。