ラーメンBooBoo太郎でラーメンを食べた後…、何を思ったか、自宅方面ではなく、蘇我方面に向かって愛車を走らせました(苦笑)
この数年、ずっと「改めてもう一度行きたい!」っていうお店に向かったんです。
そのお店は、千葉の「家系ラーメン」を牽引してきた超有名店。
2021年、空前の「家系ラーメンブーム」になっている今こそ、あのお方のあのラーメンを食べたい!って強く強く思ったんですね。
それこそ、僕がまだ「ラーメンブロガー」になる前、それこそ僕がまだ「学生」だった頃に、よく行っていたお店。ブロガーになる前なので、16年以上前に、家族や友達や仲間と行っていたお店…。その当時としては、まだ千葉でも家系ラーメンといえば、そのお店とあと数軒ある程度だったと思います。まだ、まがい物のお店や亜流のお店やニセモノのお店が跋扈する前の話ですね…。
もう、分かる人には分かりますね。
横浜ラーメン末広家
であります!!
千葉の家系ラーメンといえば、まず「末広家」が思い浮かびます。
かつて(まだホームページしかネット上になかった時代に)「千葉拉麺通信」というホームページサイトが大人気で、そこで話題になり、「千葉ラーメン四天王」の一人として、こちらの末広家の店主の中田さんは大人気ラーメン店主さんとなりました。千葉ウォーカーにもいっぱい出ていましたね☝ かの「本牧家」の味を継承する家系ラーメン店です。
(ちなみに、千葉拉麺四天王とは、①末広家、②13湯麺、③マルバラーメン、④必勝軒、であります!)
僕も当時、(ブロガーという言葉もない時代に)よく行っていました。実家からも近かったので、今は亡き父とも何度か一緒に行きました。最後に行ったのは、多分2005年だったと思いますね…(今の学生が赤ん坊の頃だ…💦)
ただ、当時の僕は「総豊ファン」であり「和屋ファン」だったので、この二店にひたすら行っていたのもまた事実でして…。(当時としては、「総豊や和屋の方が美味しいのに、どうしてメディアは末広家ばっかり持ち上げるんだ?!」って思っていたことを、今思い出しました…苦笑)
昔の話をすると、止まらなくなるので、この辺にしておきますね(苦笑)
…
さて、2021年の今、「末広家」のラーメンをたっぷり楽しみたいと思います。
お店に入ると、中田さんと息子さん(?!)のお二人がいました。中田さんのお顔は、それこそ実際にも本や雑誌でもい~っぱい見て来たので、すぐに分かりました。16年ぶりでしたが、なんか全然当時と変わってないなぁって思いました。面識はないので、ただただ中田さんを眺めていました(苦笑)。
その当時はまだ、ラーメン店主さんと仲良くなる?という発想はなくて…。
券売機です!!
ここは、「家系ラーメン」の専門店です。
メニューももちろんラーメンとチャーシューメンのみ!!
あとは、トッピング。のり増し、味玉、ほうれん草、キムチ、コーン、メンマ等があります。
それと、ライスがありますが、これは売り切れになっていました✨
ジャジャーン!!
こちらが16年ぶりの再会となります、
ラーメン
です!!
あまりに久しぶりなので、シンプルに「ラーメン」を注文しました。(というか、正直に言うと、ラーメンBooBoo太郎で小ラーメンを食べた後なので、トッピングは無理だな、と思い…)
うん、微かに記憶に残る末広家のラーメンと同じラーメンだ💓
トッピングもシンプルで、ネギと海苔とほうれん草とチャーシュー一枚のみ。
しかし、やっぱりすっごく美味しそうなラーメンだ…😂
zoom up!
スープを飲むと、メガトン級の美味しさを感じるスープでありました。
ホンモノの家系豚骨醤油スープ、ここにあり!って思いましたね。
じっくり味わうと、ここのスープは、「まろやか」で「こくまろ」なスープだなぁと感じます。水と油分が見事に一体になっているまろやかで一体感のあるスープ。ここまで「一体感」を感じるスープって、とっても珍しい気がします。ずっとずっと飲んでいたい魅惑的な味わい…。
中田さんのラーメンを作る工程を見ると、①鶏油を入れる、②ガラスープを入れる、③最後に味の調整のためにスープを追加する、という3つの手順を踏まえていました。最後の③のところで、中田さんはスープの様子をよく見ていました。
イマドキのギトギト系ラーメンと違って、本当に「スープとしての一体感」が半端なかったんです。寸胴の中にたっぷりと入った豚骨スープと鶏油と醤油ダレが見事に「一つ」になっているんですね。ここまでくると、もはや「芸術」の領域に入っているようにも思うほど、、、
このスープを味わっていると、全然味は違うんですが、海空土のスープを思い出しました。海空土も、味の統一感が半端なくて、「スープとしての一体感」がすごくあるんです。それに似た「一体感」を感じたんです。海空土もその当時、「濃厚煮干醤油スープ」って言っていました。海空土と末広家、まったくつながらないお店かもしれませんが、スープのクオリティーというか、スープの存在感において、とても近いものを感じました。
この数年は、家系というともっぱら「杉田家」ばかりでしたが、杉田家とは異なる「もう一つのホンモノの家系ラーメン」を感じることができました。系統としては、千葉家もどちらかというと末広家と同じく「スープとしての一体感」のあるまろやかなスープですよね…。
麺はこんな感じです。
たしか「酒井製麺」の麺だったはず…(変わってなければ…)。なんといっても、家系ラーメンといえば、酒井製麺ですからね。中田さんの丁寧な麺上げも久々に拝見できて、嬉しかったです🎵
ここの麺は、量的にはそれほど多くなくて、(しかも抜群にスープが美味しいので)あっという間になくなりました。BooBoo太郎からの連食で大丈夫かな…とは思いましたが、全然大丈夫でした(食べたその時点では…)。
麺とスープの相性というか、バランスもすごくよいですよね。全体的な「まとまり」(ゲシュタルト)としては、家系直系の杉田家よりも上かもしれません…(個人的には、ね)
あと、年齢が高めの人には、杉田家より末広家の方がいいかも、とも思いました。
チャーシューは、ちょっとビックリ!?
なんとなんと、いわゆる昔ながらのラーメンに乗っている「パサパサ系」のチャーシューだったんです。…あれれ、末広家のチャーシューって、こういうチャーシューだったっけ??って、、、。
杉田家のもっちもちの燻製チャーシューを食べている僕的には、これには驚きましたね。
でも、こういうレトロなパサパサチャーシューでも、とっても美味しく感じるのが、「家系マジック」かもしれません。それに、ホンモノの家系ラーメンって、本当にスープが美味しいので、チャーシューは脇役でいいかな、とも思うんですね。なんか「名脇役的」なチャーシューっていう感じでした。
あと、末広家といえば、この三つのでっかい調味料ですね。
杉田家とは違うニンニクと豆板醤としょうがです。
ここのニンニクもしょうがもよかったなぁ~~\(^o^)/
なお、僕は家系スープに辛味調味料は入れません!(ず~~~っと、このままこれを飲んでいたいから💓)
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というわけで、、、
gooブログになって初登場となります千葉の名店「末広家」の初レポでした!!
16年ぶりに食べる末広家のラーメン、とってもとっても美味しかったです。
今の僕の感覚だと、「若い人は杉田家の攻撃的なラーメンを、そして、中年のオヂサンは末広家のまろやかなラーメンを」っていう感じかな?? もしかしたら、若い人には「大人しい味」と思われるかもしれないなぁ、と。
でも、どちらも「ホンモノの家系ラーメン」には違いありません。
やっぱり僕としては、①杉田家、②末広家、③千葉家のラーメンこそが、「ホンモノの千葉市の家系ラーメン」だと強く確信しました。好きかどうかは別にして、この三店舗が、千葉市のおススメ家系ラーメン店ですね。
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あと、ぶっちゃけ「二郎系ラーメン」と「家系ラーメン」の連食はやめた方がいいなって思いました(苦笑)。とっても美味しいのですが、どちらも超攻撃的で超濃厚で、食べた後、大変なことになります…。(昼に食べたんですが、夜中まで苦しかったです…💦)
それと、二郎系ラーメンと家系ラーメンって、全く違うものだと思っていますが、でも、同じ「豚骨醤油ラーメン」なんだなぁとも今回改めて思いました。違うけど、似てる。違う味わいだけど、同じカテゴリーに入り得る…。
最後に、お店の写真を撮ったら、わずかに中田さんのお姿が映っていたので…。
中田さんは、僕にとっては「雲の上の存在」であり「殿上人」なんです。
なので、話しかけることは致しません(苦笑)。
ただ、いつまでもいつまでもこの場所で美味しすぎる家系ラーメンを作り続けてほしいですね。
僕もまた、これを機にできるだけ食べに行きたいって思いました。
この末広街道は、それこそ僕が小さい頃から亡き父の車で何度となく通った場所。
お父さんは、総豊と和屋が大好きで、あまり末広家には惹かれてなかったかな?(「これは濃すぎるよ~」っていつもぼやいていましたね…苦笑)
色んな意味で、懐かしさがいっぱいこみ上げてきました☔
…
家系ラーメンを家で食べるというのも面白かもですね。
これも、ちょっと美味しそうだけど、、、どうなんでしょうね!?
家系ラーメンって、やっぱり外で、しっかりとしたお店で食べるものかな?!、と…
これ、買おう、、と💓