現在、うちの卒業生のGiocoさんが個展を催しています。
今日、行ってきたのですが、これが想像以上に素敵だったので、告知させてください。
Gioco.個展【たねをまく】
です!
場所は、西千葉駅から徒歩で7分ほどのところにある、
というギャラリーです。
とても小さなギャラリーですが、居心地の良い文化的な空間でした。
卒業して以後、ずっと保育者として日々子どもたちと奮闘してきたGioco.さん。
その保育の仕事の傍らで、手書きのイラスト画を描き続けてきました。
そんな作品たちがこんな風にずらりと展示されています。
今回の個展で一番目玉となるのが、、、
こちらの作品です!
『欲求』
この作品を見た時に、「なんて美しくも謎めいた絵なんだ!」って思いました。
木の上に少女が座っている絵なのですが、その木をよく見ると、、、
これはいったい何を意味する絵なんだ?!?!って。
この木には、目らしきもの?があり、花束をもっているように見えます。
少女はこの木の上で安らぎ、木と対話をしているように見えます。
が…
この少女の頭には二本の角が…
そして、なぜこの作品が「欲求」という題名なのか…?!
これは、幸せな日常の一場面なのか、それとも悲壮な非日常の一場面なのか。
善と悪が錯綜しているような、あるいは見る側の精神状況によって善にも悪にもなるような仕掛け絵なのか?!
…
この作品は既に誰かの心をとらえたようで、完売となっていました。
凄い、、、😂
…
でも、僕の心を強くとらえたのは、「別の絵」でした。
その別の絵を見た瞬間、「これこそが、おもちゃと遊びの本質を描く作品だ!」って思いました。
その絵は、保育を日々しているGioco.さんだからこそ描け得た作品だと思い、震えあがりました。
彼女はこれから遥か異国の地に飛び出ようとしています。
日本の保育に疑問をもち、世界の保育を知るために、学ぶために、かの国に飛び立とうとしています。
そんな彼女の想いや思想がつまったその作品に、心奪われました。
…
それだけじゃないんです。
この作品を見て、僕はもうひっくり返りそうになりました。
これ、すべて手書きですよ、、、
これもまた、幼児教育に携わる保育者ゆえの「執念」を感じる作品です。
ギャラリーの人が言っていました。
「これは難しいですよ。失敗できませんからね。一枚の絵ですから…」
と。
その観点でこれを見ると、ホントに凄い…と思いました。
いったいこれをどうやって書いたんだか、、、
絵やイラストについてはまったく分からない僕なので、何とも言えませんが…💦
でも、ただただ圧倒される作品でした。
それ以外にも、いっぱい魅力的な作品が展示されています!!
…
もし、この記事を見て、興味のある人は、是非、この土日に行ってみてください!
あと、幼児教育・保育系の学生や卒業生は是非見に行ってほしいと思います。
保育者でここまで凄い作品を書いている実践者が教え子の中にいるとは、、、
もう、驚きしかありませんでした。
あと、若者らしく、鬼滅の刃のキャラクターにいそうな服装の人物の絵もあって、面白かったかな?!
場所はこんなところです!!
この土日は、Gioco.さんもいるみたいです。
2022年 4月11日(月)~4月17日(日)
11:00~18:00(最終日 17:00まで)
Gioco.さんのツイッターもチェック!
告知です。
— Gioco.4月11日(月)〜4月17日(日)個展「たねをまく」街角ギャラリー どち(西千葉) (@gioconeno) March 19, 2022
Gioco.個展 「たねをまく」
4月11日(月)〜4月17日(日)
11:00〜18:00(最終日 17:00)
街角ギャラリー どち
(西千葉駅から徒歩7分)
初めての個展となります。
悲しい時辛い時、絵を描くことで救われてきました。拙くも、想いはこもっております。
どうぞよろしくお願い致します! pic.twitter.com/4Zfi03FlAB