僕はそもそも、「駅そば」がとにかく大好きな若者でした。
ラーメンフリークになる前は、外食と言えばほぼほぼ「駅そば」でした。
駅そばのお蕎麦を食べるだけで、心から幸せに感じていました。
駅の構内にある「立ち食いそば屋」を見ると、それだけでワクワクしたものでした。
更に遡ると、小学生時代、西武ライオンズのファンだったときに、西武球場で一番楽しみにしていたのが、球場内で食べられるお蕎麦を食べながら、ライオンズの応援をすることでした。石毛、辻、秋山、清原、デストラーデ(あるいは、テリーやジェリーなど…)。
お金が全くなかった学生時代、駅のホームで食べる200円のかけそばに何度も救われました。
…
50歳手前まで来て、なんかまた「駅そば」に思いを馳せるようになってきました。
ラーメンもいいけど、またそろそろ「駅そば」にロマンを感じたいなぁ‥って。
ラーメンと同じように、駅そばも食べ歩いてみたいなぁって。
で、ず~~~っと気になりつつ、行けていなかった、
日栄軒
に立ち寄ることにしました!
このお店は、東神奈川駅のホーム内にある超老舗の人気駅そば店です。
ホントに小さいお店で、4人入ると、もう食べるスペースがありません💦
お店はこんな感じです。
すっごくレトロというか、昭和風というか、ノスタルジックというか…。
このお店の前に立つと、自分が中学生とか高校生の時代に戻った感じさえします。
こういう駅そば店に、トキメキとロマンを感じていた少年~青年だったので。
しかし!!!
このお店は、そんなノスタルジーに浸るだけのお店ではないのです!!
ここに、ここだけにしかないとんでもない「奇跡のお蕎麦」があるのです。
それが、このメニュー表の中にあります。
駅ホームの階段下にある小さなお店ですが、全国的に知名度のある、
穴子天そば・うどん(650円)
であります!!
この日栄軒の穴子天が、本当に有名なんです。
何で有名か?!って?!?!
それは、この先の記事を見てもらえれば、一目瞭然でしょう。
こちらが、日栄軒のラインナップになりますね。
この券売機の下に、「おすすめメニュー」として穴子天そばが掲示されています。
そう、このお店の名物がその「穴子天そば」なのです。
…
ってことで、、、
ジャジャジャーン!!!!
こちらが、大正7年創業の駅そばで、ここでしか食べられない、
穴子天そば
であります!!
すごくないですか?!?!
この見たこともないような「超巨大ジャンボな穴子天」入りのお蕎麦!!
穴子天、あまりにも大きいので、写真にも納まりきれません。
こんな巨大で特大でジャンボな穴子天が入って、たったの650円!!!
ちょっと、なんか脳内がバグりそうです、、、(;´・ω・)
zoom up!!
スープは、醤油の味がぐわっと迫ってくる関東のそばつゆタイプです。
やわらかなダシの旨みというよりは、醤油がっつり!っていう感じ。
なんか、竹岡のラーメンって、この関東のお蕎麦のスープに近いんじゃ、、、(;・∀・)
お蕎麦はこんな感じです。
駅そばなので、茹で時間もめちゃめちゃ短いです👆
この時間の短さは、普段ラーメンの食べ歩きをしている僕には新鮮な驚きでした。
お蕎麦自体は、駅そばっぽいお蕎麦というか、まさに駅そば!っていう麺になっていました。
これでいいし、これがいいんですね~~\(^o^)/
わかめもいっぱいで、ネギもしっかり入っていて、いい感じです。
で、この巨大な穴子天!!!
ザクザクというよりは、しっとりもっちりタイプの穴子天ですね。
こちらも、すでに揚げてある天ぷらになっていて、しっとり感ばっちりです。
そのままだとちょっと冷たいので、アツアツのおつゆに浸して食べていきます。
お蕎麦のおつゆが「天つゆ代わり」になっていて、ぐいぐい食べられます。
最初は、「こんな巨大な穴子天、食べられるかな?!」と思いましたが、心配ご無用でした。
あれやあれやのうちに、僕の胃袋の中にこの穴子天が入っていきました🤤
いいなぁ~~、贅沢だなぁ~~(n*´ω`*n)
お蕎麦自体も、こんな感じで、しっかりいっぱい入っています。
食べ応えは抜群ですが、おつゆがすっきりさっぱりなので、苦しくなりません。
油分がほとんどないので、罪悪感なく、一気に食べることができます😊
後半戦、卓上にある七味唐辛子を投入!!!
やっぱり最後は、ピリ辛で〆ないとね😊!
巨大穴子天も、最後の最後まで残ってくれるのが嬉しいです。
そして、気づけば、、、
完飲完食!!!!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
噂の巨大な穴子天そば、期待を裏切らない素晴らしい一杯でした。
ホント、よかったなぁ~~~。
これで650円って、ホントにマジであり得ないプライスですよ。
***
というわけで、、、
東神奈川駅ホーム内にある「日栄軒」の実食レポをお届けいたしましたー!!
日栄軒、想像をはるかに超える「永遠に守りたい駅そば」のお店であります。
これからの時代を乗り越えていけるかどうかは、僕ら次第だとも思います。
僕らがこの日栄軒をどれだけ大切にできるかどうか、、、。
時代は変わって、駅ナカの飲食店ってホントに増えました。
それこそ、トレンディーな飲食店も駅ナカにい~~っぱい溢れています。
でも、、、こういう昔ながらの「駅そば店」こそ、最も大事にしなきゃいけない「文化」だとも思います。
僕も、そろそろラーメンだけじゃなくて、それこそ「古巣」の駅そば店をもっともっと追いかけていきたいなぁって思います。お蕎麦だって、日本を誇る「B級グルメ」ですし、Japanese noodleというと、ラーメンだけじゃなくて、蕎麦やうどんもそこに含まれますからね。
そして、ビックリするくらいに巨大な「穴子天」、こちらもまたホント一度味わってもらいたいですね。
お店のカウンター頭上にあるメニュー表です。
たぬきそばや、月見そばも食べてみたいなぁ~~。
天ぷらそばも、きっと美味しいんだろうなぁ~~。
天玉そばなるものもありますね。
いなり2個入り(160円)もサイドメニューにいいかも?!
トッピングも各種揃っています。
自分好みに色々とカスタマイズできそうですね。
定休日は日曜日です!!
営業時間は、平日は6時30分~22時10分まで!
土曜日は、6時30分~21時30分までです。
電車を降りたら、目の前に「日栄軒」があるんです!
古き良き時代のチェーンじゃないローカルな駅そば店。
東神奈川駅に来ても来なくても、ふらっと立ち寄れますよ。
若い人にこそ、こういうレトロな駅そばを楽しんでもらいたいですね~。
本当に駅のホームのど真ん中にあります。
途中下車しても、電車の本数があるので、全然問題ありません!!!
…
穴子ももっともっと食べたいなぁ~。
駅そばをめぐる旅もしたくなってきたなぁ~~。
この本は欲しい!!!!😂