総豊のつけ麺(醤油)を食べた。総豊は先々週来たばかりなので、久々ではないが、かつては毎週1,2回は来てたから、そんなにすぐって感じでもないかな。ホント、昔は事ある毎にここでラーメンを食べていたなぁ~
僕のラーメン人生に欠かせないお店だ。そんな総豊も、もう創業14年。決して新しいお店とはいえない時期に入った。最初は「ちゃんこらーめん」というちゃんこ鍋のようなラーメンが目玉の地域のラーメン屋さんだった(この頃は僕のお父さんが通っていた)。しかし、お店の広さや店内の造りを考慮して、ちゃんこらーめんは中止となってしまった。しばらくは醤油、塩、味噌ラーメンの三本柱で営業を続けた。当時は、わかめが入っていて、味もストレートなゲンコツベースのパンチのあるラーメンだった。
僕が食べ始めた頃はまだ今出ているような真っ黒い煮玉子は作られていなかった。デフォルトでゆで卵四分の一がのっていた。魚介の味もほとんどしなかった。だが、徐々に玉子の色が濃くなり、いつしかとんでもない半熟煮玉子を出すようになっていった。チャーシューはずっと変わらず平べったいやつかな。スープが意外と少ないのも総豊らしさだった。スープの味は徐々に魚介の味が強くなっていったのと同時に、時代に合うように濃くなっていった。
昨年は大変革の年だった。自家製麺の導入、つけ麺の導入という二大変革を行った。つけ麺の導入は、総豊にとって決定的となったように思う。新たなファン層の獲得に大きな影響を与えた。つけ麺なしでもたしかに十分美味しかったが、バリエーションが増えることで、さらにお客さんが集まるようになった(ように思われる)。
醤油のつけ麺は結構久々だったかも。やっぱりすごいつけ麺だなぁと思った。無駄のないシンプルさ、すべてにこだわりを感じる、そんなつけ麺なのだ。濃厚な魚介系豚骨醤油って、今となってはそれほど目新しくはないのだが、総豊のつけ麺はそれでも不思議な新鮮さを感じさせるのだ。
ここのラーメンも大好きだったけど、このつけ麺にもかなり参ってしまった。麺の量も自分の気分で調節することができるし、ちょっと味に飽きたら、自分好みに味をチューニングすることもできる。味の調整は、タイのラーメンに近い感じかな。最後まで飽きずに食べさせる工夫はお見事としかいいようがない。
僕が自信をもってオススメすることができるラーメン屋さん。いつまでも通い続けるんだろうな。ここのラーメン/つけ麺を是非一度食べてみてください!
総豊
千葉県千葉市中央区南町3-18-9
043-266-1935
18:00~翌1:30(LO1:20)
日曜日OFF
*JR蘇我駅(京葉線・外房・内房線)から徒歩約10分。
マルエツのななめ向かいにあります。
オレンジ色の看板が目印。
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