都賀のTSUTAYAとセブンイレブンの交差点を国道51号方面へ。
で、500メートルくらい行った右手に、「餃子飯店」というちょっと古めかしいお店がある。最寄の駅は千葉都市モノレールの桜木町かな。都賀からも行けなくもないが、結構遠いかな。これまで何度か通った場所だったが、こんなところにお店があるなんて気付かなかったなぁ。
ここ「餃子飯店」は、なんと創業40年の超老舗店。この辺だとかなり古いお店じゃないかな。聞くところによると、創業以来ラーメンを作っており、味も40年前の味をしっかり守っているとのこと。都賀という地で40年変わらぬ味のラーメン?! これは千葉ラーメン史を語る上でも、是非とも食べておきたい。(ネットで検索しても、このお店の具体的な情報は皆無。ってことで、ネット初!)
お店に入ると、けっこう高齢のご夫婦が働いておられて、常連さんらしきお客さんもいた。お店はテーブル席メインで、なんか昭和の食堂って感じのレトロなお店だった。レトロマニアのkeiとしては、たまらない光景だ。テレビもあった。もちろんメニューも豊富。餃子がメインなんだろうけど、オススメメニューとしてエビ餃子があった。冷やし中華もあった。
今回は、お初ってことで、ラーメンと餃子を注文することにした。
出てきたラーメンは、見るからに懐かしい昔ながらの東京醤油ラーメンだった。ノスタルジックなヴィジュアルに思わず、うっとりしてしまった。量的にはほどほどって感じかな。スープは、・・・やはり昔ながらの醤油ラーメンって感じだけど、結構醤油の味は控えめで、スープの味が結構強めだった。味に(微妙に)複雑さがあって、それなりに色んな素材を使っているんだろうな、ということはうかがえる。わかめが結構のっているせいか、少し磯っぽい香りもする。
チャーシューに、なんか年季を感じたなぁ。すごく小さいチャーシューだったんだけど、味がしっかりついていて、地味ながらも、歴史的な重みを感じた。お肉そのものは決していい部位を使っているようには思えないが、店主さんの「腕」でうまく手入れがされているなぁ、と。
麺が、、、麺が結構よかった。こういうレトロなお店だと、やわやわの麺が出てきたりすることが多いんだけど、こちらの麺はまさに「JUST!」って叫びたくなるくらいに、ちょうどよかった。硬過ぎず柔らか過ぎず。
餃子も、僕の大好きなタイプの餃子で満足だった。こういう武骨な餃子、好きだなぁ。自家製のラー油もゴキゲンだ。ラー油だけ、別皿で出される。自家製で、あまり作っていないためかな。大ぶりな餃子が5つと、量的にも素晴らしかった。
このお店は、現代のラーメンフリークたちには今後もきっと注目されることはないだろうし、その必要もない(行列ができても困りそう)。でも、たしかに多くの人に愛されているお店だと直感した。必要としてくれている人が、少ないけどしっかりといるお店なのだ。創業以来40年、ずっと変わらぬ味を作り続けているご主人には脱帽だ。奥さんの独特な雰囲気もいいなぁ~と思った。(なお、このお店はタバコプカプカ超OKのお店で、店内に敷居などはないので、嫌煙の人にはオススメできないです~)
餃子飯店
千葉県千葉市若葉区桜木町623-4
043-231-0429
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