Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

花の季ねぎぼうず@宇都宮 なんと宇都宮駅前にあの伝説の「花の季」がラーメン居酒屋として営業していたんです!

今回、宇都宮に来て、もう衝撃を受けました。

なんとなんとなんとなんと…

90年代以降のラーメンブームを牽引した栃木を誇る超こだわりラーメン店、

花の季

宇都宮駅の西口すぐのところにできていたんです!!

ある程度年齢のいったラーメンフリークさんやラヲタさんなら誰もが知ってるあの「花の季」が!!

花の季については、拙書『学びの実践学』でも結構書かせてもらいました。

創業は1992年と、空前のラーメンブームが起こる少し前のことで、2024年の今、もう創業32年の歴史をもつお店になっています。

このお店は、とんでもなく「こだわり」の強いお店で、ラーメンを作っていて、ラーメンの食材や素材に興味を持ち、自ら自分で小麦やネギまで栽培してしまっている、というとんでもないお店なんです。もちろんここの代表作「バカうまラーメン」は、その名の通り「バカうま」で、全国から花の季のラーメンを食べに来るほどのお店になったんですよね。

その本店は、宇都宮駅からずっと離れたところにあります。僕もはるか昔、2回ほど花の季で食べたことがありますが、ブログを書く前と、かつての269gブログ時代なので、18年くらい昔に食べたきりでした。車のない僕は、「もう、花の季に行くことはないかな」って諦めモードだったんですが、宇都宮駅前にできたと聞いて、もう悲鳴を上げたくなりましたよ。

しかも!!!

この宇都宮西口にある花の季は、ラーメン店なだけでなく、居酒屋さんも兼用しているんだとか。

なので、お店の名前もちょっと変わっています。

花の季ねぎぼうず

という名前のお店なのです!

ネギを自社で育てているので、ネギコンセプトのお店なのかな?!、と。

しかし、花の季が宇都宮駅前でラーメン居酒屋を始めていたとは…(;´∀`)

お店の人に聞くと、もともとねぎぼうずは別の場所で営業していたらしいんですが、2年くらい前にこちらの駅前に移転してきたんですって。

お品書きです!!

ラーメンがメインですが、おつまみものも超充実していますよー!

ラーメン居酒屋なので、酒類もかなり充実しています。

僕も思わず、ハイボールを頼んでしまいました(苦笑)。

黒板もあって、そこに色んなお料理がずらりと並んでいました。

バカうまラーメンの右には「〆のラーメン」なるものもありました。

宇都宮とあって、餃子もしっかりありますね👆

その他、花の季らしく「野菜のおつまみ」も揃っていました。

野菜おつまみに、肉おつまみ、、、

そして、餃子にワンタンにからあげに焼売に…。

こんなお店が自分の生活圏内にあったら、ホントにマジで嬉しいですね😂

ってことで、、、

ジャジャーン!!!

こちらがあの伝説のお店「花の季」の宇都宮西口店で出されている、

バカうまラーメン

です!!

うおおお~~!! 18年ぶりくらいのバカうまラーメンですよー!!

これを前に食べたのって、今の学生が0歳とか1歳の時ってこと?!(ものすごい時間が経ってるんだ…)

はるか昔のこと過ぎて、どういうラーメンだったか、ほとんど覚えていないので、初めて食べる気持ちで、食べていこうと思います。

花の季のラーメンといえば、この真っ黒な味玉!!

これは覚えています。

90年代って、こういう真っ黒に染まった味玉、結構色んなお店で出していましたよね。

たれに長時間付け込んだ、半熟じゃないしっかり固ゆでされた味玉。

そして、この見事に美しいチャーシュー!!

このチャーシューもまた、花の季の自慢のトッピングになりますね。

で、スープを飲むと、、、

「うおおお!! これはまさにまさに90年代のあの味、Wスープの味だ!!!!」

って叫びそうになりました。

かつて「Wスープ」とか「魚介醤油スープ」って言われていたあの味…。

どこかのラーメンに似ているっていう感じじゃなくて、まさに「あの時代の味」って、強く感じるスープになっていました。当時としては、「すごく個性的で斬新なラーメン」って思った記憶がありますが、18年の時を経て改めてこのバカうまラーメンのスープを味わうと、「あの時代の味」という言葉しか浮かんできません。

なんていうか、涙の90年代テイスト…っていう感じ?!

90年代のあの味を知っている人なら、きっと「すごく懐かしい気持ちになる」って言うんじゃないかな!? 青葉とかくじら軒とかあの時代の味…。で、逆に、90年代の味を知らない人がこのスープを味わったら、いったいどう思うんだろう?? 古く感じるのかな? 物足りなく感じるのかな? あるいは、斬新な味に思えるのかな??

何かの味が突出しているわけでも尖っているわけでもなく、全体的なバランスとまとまりのあるスープでした。

そして、麺です!!!

上にも書きましたが、ここの麺、小麦から自家栽培している麺なんですよね。

自家製麺どころの騒ぎじゃない。小麦から作っているんですから、、、(;´∀`)

改めて、ここの麺を食べてみて、本当に感動しましたね。

「本当に優れた素晴らしい麺って、こういう麺だよなぁ」って思いますね。ぷっつんぷっつんで、ぱっつんぱっつんの麺になっていました。

一応、多分、相当の数のラーメンを食べ歩いていて、全国津々浦々色んなお店を日々まわっていますが、この花の季の麺は、その中でも突出しているなぁって改めて思いました💓

そして、チャーシューです!!

脂身もしっかり入ったジューシーで柔らかい完璧なチャーシュー。脂身のところは柔らかくて、赤身のところはパサッとした感じでした。このコントラストがたまりません。

このチャーシューで、🍺や🍶が呑みたい!!って思える味わい。

今風のきどった低温調理チャーシューとかではなく、こちらも90年代のワイルドさを感じる武骨なチャーシューですね。

味玉です!!

こういう色合いの味玉、ホント久しぶりに見たなぁ~~~。

昔はもっともっと「味玉」「煮玉子」「半熟煮玉子」で遊んでたよなぁって思います。

同じ時代だと、新宿にあった「竈」の「くんたま」とか!!(懐かしい…)

あと、柏に当時あった「麺屋こうじ」の生クリーム入りの味玉とか!!😂

今はなんか、味玉へのこだわりってすっかり消えてしまった気もします、、、

中はこんな感じになっています。

こういうの、こういうの!!!

黄身の芯までしっかり火が通っているタイプの味玉であります。

そのまま食べる味玉というより、スープに浸してじっくり味わうタイプの味玉ですね。

なんか、味玉の重みをすごく感じる味玉でした💓

***

というわけで、、、

gooブログに移ってから初となる「花の季」の、しかも宇都宮駅前の「ねぎぼうず」のレポをお届けいたしました。

聴くと、花の季本店のバカうまラーメンと同じ味とのことなので、本店もこの味で出しているんですね。

18年ぶりくらいに食べたバカうまラーメンは、90年代テイストをじわっと感じる涙涙のWスープ系の魚介醤油ラーメンでありました。あっさりとしつつ、マイルドさのある、魚介強めの醤油ラーメン。

僕的には「昔ながらのレトロなラーメン」でもないし、「イマドキのラーメン」でもないし、「最先端のラーメン」でもなく、やっぱり「90年代を感じるラーメン」っていう印象を強く抱きました。

いつかまた、90年代ラーメンのリバイバルも起こりそうですよね?!

季節のメニューも色々と揃っていました。

新じゃがの肉じゃがも食べてみたかったなぁ~~。

花の季ねぎぼうず、ここは知っておいて損はないと思います。

宇都宮駅に来て、宇都宮、栃木を感じるラーメンが食べたいときにここはオススメです。

おそらくですけど、「花の季」こそ、栃木で最も有名でこだわりの強いラーメン店ですから。

栃木県というと、ご当地ラーメンの「佐野ラーメン」がありますが、(少し昔の言葉でいうと)ご当人ラーメンの代表格がこの「花の季」だったと思います。

食べログだと、最新のお店がずらり並ぶ中、20位に入っています
SARAHだと、栃木県ラーメンランキング39位に入っていますね
クックドアの栃木県ラーメンランキングだと86位にランクインしています

こういうランキングって、新しいお店とか流行のお店とかメディア受けするお店とかが次々に入ってくるじゃないですか?! その中で、花の季は独自の路線を突き進みつつ、30年以上の歴史を持ちながら、今も愛され続けているお店なんですね。

青森のくどうの店主さんの言葉で言えば「ラーメンのように、細く長く」。

この花の季もまた、今や栃木県になくてはならないラーメン店になったってことかな?って。

あと、後で気づいたんですが、、、

花の季ねぎぼうずの隣りの隣りに『オリオン餃子』があったんです!

そう、さっき行ったばかりの…

オリオン餃子と花の季の連食も簡単にできるんですね!!😂

場所はこんな感じです。

ホントにホントに宇都宮駅すぐのところにあります!!

改札からだと4分くらいで着席できますね\(^o^)/

栃木のラーメンについてももっともっと詳しくなりたいなぁ…

お、2025年バージョンも出てるんだ?!

やっぱりこの本が欲しいなぁ、、、

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