先日、二週続けて、四ツ谷の大学で特別講義をしてきました。
四ツ谷ですよー!
四ツ谷といえば…
もう、ここしかないでしょう!!!的な。。。
そうです。
ラーメン大激戦区にあって、唯一無二の存在感を放つ名店、
支那そば屋こうや
です!
1983年創業のお店で、2005年に火事を起こし、閉店。
そして、2011年に移転し、新たな地でこうやラーメンを出し続けているお店です。
「こうや系ラーメン」という言葉もあるくらいで、一つのラーメン文化を切り開いたお店です。
僕自身、こうや系ラーメンが好きで、こうやで修業された方のお店にも行ってきました。
もともとは、1961年に「徒歩徒歩亭」という屋台のお店から出発しています。
今や、「屋台出身」の店主さん自体が少なくなってきていますよね。
貴重な存在だと思います。
(*ちなみに、現在このお店の近くで「徒歩徒歩亭」が営業しています。次のレポを参照!)
それよりなにより、「こうや系ラーメン」の元祖店です。
四ツ谷駅界隈に来たら、まずはここで食べたいところです。
僕も、2011年、オープン当時にここに食べに来て、レポしています!
この看板も健在でした!!
これを見ると、「ああ、こうやに来たんだなぁ」って思います。
こうやのラーメンは、本当に、こうやでしか食べられないんです。
久々の本店ということで、僕のテンションも高くなっていました。
(これを食べた後に、講義があるのに…汗)
メニュー(麺)です。
ラーメンもありますが、お酒も色々と揃っています。
もちろん「中華料理」の「一品もの」もいっぱいあります。
(一品メニューはこの記事の最後に!)
で、ラーメンは、というと、、、
魅力的な「名前」がずらりと並びます。
今回は、「高菜麺」を頂くことにしました。
夏だったら、迷わず涼麺だったのに、、、
さて、いったいどんなラーメンでしょう!?
ジャジャーン!!!
こちらが、今の「こうや」の「高菜麺」であります!!!
いやー、やっぱりやっぱり、見た目からして圧倒されます。
なんで、毎度毎度、こんなに美味しそうに写真が撮れるんだろう!?
こうやのラーメンの「写真うつり」は、世界一かも!?って思いました。
ふくよかで、マイルドで、包み込まれるような深い味わい。
これぞ、「こうや!」っていう味わいのスープでした。
もう、これ以上の「ふくよか」なスープはないだろ!?っていうくらいに。
いわゆる「豚骨系」とも「鶏白湯」とも異なる味わいの不思議な白湯系スープ。
このスープを生み出した、という点において、このお店は凄いと思います。
ふくよかで、まろやか。
まさに、コクまろラーメン。
色々な具材が溶け合って、見事な「統一感」を生み出しているんです。
そこに、このラーメンの本質というか、根本があるように思います。
お見事であります!!
麺は、「これぞ、中華麺!」という感じの麺ですね。
結構、柔らか目かな!?
わりと細い麺で、量も結構あります。
でも、そんなに存在感があるタイプではなく、、、
控えめに、こうやのラーメンのスープを支えている、って感じかな。
で、鶏手羽煮付(100円)ですね。
これもまた、こうやオリジナルの魅力的なサイドトッピングです。
100円ですからね♪
かなり煮込んであって、お肉はもう触れただけで、崩れそうなほど。
味も本格的で、家庭料理のレベルじゃありません。
この手羽だけ、10本くらい買って、酒の肴にしたいところであります。
で、固ゆでの煮玉子です。
こうやに来たら、この固ゆで煮玉子が食べたいところ。
最近は、半熟煮玉子に飽きたのか、固ゆで玉子が食べたくなっています。
なので、めっちゃタイムリーです。
こういう固ゆで煮玉子こそが、煮玉子なんじゃないか、と思うほど。
(でも、どのお店もこういう固ゆで煮玉子になったら、それはそれで、、、、汗)
こうやのラーメンには、固ゆで煮玉子が一番かな、と。
こうやは、ただのラーメン屋さんじゃないんです。
呑み処としても、十分に楽しめるんです。
みんなで来て、酒を呑んで、料理を食べて、〆にラーメンってできるんです。
四ツ谷の美味しい呑み処としても、覚えておきたいお店ですね。
支那そば屋こうや。
四ツ谷界隈では、紛れもなくonly oneにして、number oneのお店かな、と。
この後、講義をしまして、、、
この道の先にある「徒歩徒歩亭」へと向かうkeiでありました。
徒歩徒歩亭は、こうやとは全く違った味のラーメンを出しているんだとかで、、、
いったい、どんな味世界を見せてくれるのでしょうか!?
続く。