Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

野郎ラーメン&大ふく屋@海浜幕張 せたが屋グループ大暴れ!

海浜幕張周辺は、ラーメン店的にはデッドゾーン。
人は結構集まる場所なんだけど、これというラーメン店がない地域。
飲食店自体はかなりたくさん集まっているのですが、
ラーメンとなると、、、ふ~むという、不思議な場所なんです。
(船橋市や習志野市は名店がいっぱいあるんですけどね、、、)

さて、そんな海浜幕張に、せたが屋グループが昨年やってきたのです。
しかも、野郎ラーメンと大ふく屋を合体させて一店舗で参入したのです!

見てください。

店舗右手をみると、、、

大ふく屋が!

そして、左を向くと、

野郎ラーメンが!

看板は二つあるけれども、入口は一つ。
もちろん券売機も二店舗共通。
どちらのラーメンも食べられる、という贅沢なコンセプト。

この両店は、共に「株式会社大ふく屋」が経営主体。
この会社は、株式会社せたが屋のグループ会社らしく、
前島さんが取締役顧問になっている会社のようです。
(子会社、なのかな?それとも??)

詳しいことは分かりませんが、前島さんのコンセプトを企業化したお店と言えそうです。
すごいですよね。前島さんって。。。経営者として。。。アイデアマンとして。。。

さて、メニューです。

 

両店舗とも、既に都内で活躍中なので、メニュー自体には驚きはありませんね。
ただ、野郎ラーメン@神田は、まだ未食で、いい機会でした。
大ふく屋は、大大、ふくもり、せたが屋のコンセプトを合体させたお店で、
僕的には、だいたいイメージできる感じでした。

今回は、リピート率の高い「汁なし野郎」と「重厚中華そば」の二種をいただきました。

 

こちらは、まー、誰でも分かると思いますが、
ラーメン二郎のインスパイア系の油そば・和えめん・まぜそばですね。
厳密に言えば、関内二郎発祥の汁なし二郎の模倣系油そばですかね。
生卵がどーんと乗っているところも関内二郎に通じるかな、と。

汁なし、油そばって、だいたいどこも普通に美味しいんですよね。
お好み焼きとかたこ焼きに通じるくらいにどこも美味しい。
なので、こちらの汁なし野郎も、十分に普通に美味しいんです。

ただ、もやしの臭みが出ていたり、肉がぱさぱさしてたりしていて、
気になるところは多々ありました。値段的にも、う~ん、どうなんだろう、という。

一般のお客さん向けの「二郎風油そば」と思えば、そんなに違和感はないですかね。
フリーク的視点で語ってもあんまり意味がなさそうですしね。

多くのお客さんは野郎ラーメン(汁あり)を頼んでいました。
スープはかなりライトで、さっぱり醤油系のスープになっていました。
(二郎チックなラーメンを楽しむ、というのがここの目的かもしれません)

麺はそれほどマニア的なごわごわ麺ではなくて、
そこそこ太い普通の麺でした。
がゆえに、とっても食べやすい麺で、多くの人に受け入れられるタイプの麺でした。

言えば、鶴橋の風月の麺に似たタイプ、という(苦笑)。
見た目的にも、焼きそばチックでしょ☆

こちらは、大ふく屋の『重厚中華そば』です。

いわゆるドロドロ系の濃厚豚骨煮干しラーメンに属するラーメン。
ドロドロ、ジョリジョリ系を一般向けにライトにした感じの一杯です。
濃度、粘度、共に、そこそこ強めのラーメンで、男向けの一杯といえるかな。

ベジポタを謳っていて、そんなに動物系が目立っていないのがウリ、というか。
ドロドロっとしているけど、スープ自体はかなりライトでくどさがない。
なので、感覚的に感じるよりも、そんなにしつこくなくて、重たくないんです。

煮干しの粉なんかも入っていましたが、味的にはそんなにきつくないです。
僕が好んで食べる濃厚豚骨煮干しに比べると、とても優しく、弱い味わいでした。
なので、僕的には、正直、少し物足りなかったです。

でも、こういうフードコート?飲食店街で、こういうラーメンが提供されている、
というのは、結構意外な驚きがある、というか、新鮮に感じました。
(が、また食べたい、という風にはなりませんでした)

***

このお店は、二郎系インスパイアとベジポタ濃厚豚骨煮干しの二本立てで勝負しています。
普通に考えれば、かなりマニアックだとは思うのですが、
お客さんは溢れんばかりに入っていました。すごい客の入りですね。

場所的にもうかる場所なんでしょう。
(でも、出店するにあたって、莫大な先行投資が必要なわけで、、、)

ただ、ここはあくまでも、チェーン系、企業系のラーメン店で、
ラーメンフリークや評論家たちが批評するようなお店ではない、と断言できます。
普通の人が、普通に、食事を楽しむ場所。それ以上でもそれ以下でもない、と。

働く人も、バイトか会社員なんですよね。
ラーメン職人じゃない。そこははっきりと言えるんじゃないかな。。。
(個々人の創造力を駆使して何かを作る、ということはあるんでしょうか?)

…そういうお店ばっかりなんですよね。海浜幕張って。。。
客層もそういう普通の人ばかりなので、これが最善の策となるのでしょう。
誰のためでもなく、また誰ゆえのものでもない、、、
そんな無機質な感じさえします(それがいいという人もたくさんいますが!)

でも、千葉にはもっともっと素敵なお店が一杯あります!
二郎系しかり、濃厚系しかり、千葉で頑張っているお店はいっぱいあります。
一般の人たちにも、是非そういうお店で食べてもらいたいです。
ここで食べた人にこそ、千葉のラーメンをもっと知ってもらいたいです☆

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